【レビュー】Galaxy Note20 Ultra 5Gの実機レビュー|電池持ち、カメラ性能は?

「Galaxy Note20 Ultra 」は、2020年8月に世界各国で発売が開始したSamsungの最新のハイエンドスマートフォン。

日本でも5Gに対応したGalaxy Note20 Ultra 5Gが、NTTドコモからSC-53A、auからSCG06(発表済み)、楽天モバイルからSM-N986Cとして発売されると言われています。

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au 秋冬モデル 2020年

Galaxy Note20 Ultra 5Gの基本的なスペックは、SoCがSnapdragon 865+/Exynos 990、メモリが8GB/12GB、内蔵ストレージが128GB/256GB/512GBで、最高峰の性能を誇ります。

今回、筆者は、SoCがSnapdragon 865+、メモリが12GB、内蔵ストレージが256GBの香港版のGalaxy Note20 Ultra 5G(SM-N9860)をまめこMOBILE( @Mameko_Mobile)で購入しました。

まめこMOBILEでは、正規代理店から仕入れた香港版を取り扱っており、1年の保証付きです。

それにも関わらず、安くて、ケース・フィルム・うなぎパイ・充電用の変換アダプターまでおまけで付いてきます。

Galaxy Note20 Ultra 5Gを発売当初から使用し、Galaxy Note20 Ultraのレビュー記事を作成しました。

現在、筆者が使用しているGalaxy Note10+、Galaxy S20 5G、Galaxy S20+、Galaxy S20 Ultra LTEと比較しながら、Galaxy Note20 Ultra 5Gの良い点(メリット)・悪い点(デメリット)を中心に紹介していきます。

Galaxy Note20 Ultraを3行でまとめると

  • Snapdragon 865+を搭載し、反応速度9msのSペン対応ノートシリーズ!
  • Galaxy史上最強のトリプルカメラ(108MP+12MP+12MP)!
  • 6.9インチで120Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載!

Galaxy Note20 Ultraのスペック

Galaxy Note20 Ultraのスペック
キャリアauなど
発売日8月28日(香港)
販売価格
(税込)
9,198香港ドル(香港版)
OSAndroid 10
SoCSnapdragon 865+、Exynos 990
サイズ縦: 164.8mm
横:77.2 mm
厚さ:8.1mm
重量208g
ディスプレイ6.9インチ
Dynamic AMOLED 2X(有機EL)
3088 x 1440(Quad HD+)
メモリ8GB/12GB
ストレージ128GB/256GB/512GB
バッテリー4500mAh
カメラ
(背面)
[広角] 108MP(F1.8)
[超広角] 12MP(F2.2)
[望遠] 12MP(F3.0)
(レーザーオートフォーカスセンサー搭載)
※5倍光学ズーム、最大50倍までズーム可能
カメラ
(前面)
10MP(F2.2)
カラーミスティック ブロンズ
ミスティック ブラック
ミスティック ホワイト
生体認証指紋認証(画面内)
顔認証
micro SD
FeliCa×(〇)
急速充電〇(25W)

Galaxy Note20 Ultraのパッケージと付属品

外箱はGalaxy S20シリーズと同様でエコな梱包となっています。

Galaxy S20シリーズから、二重梱包から一重の梱包に変更されました。

箱は黒を基調としたシンプルなデザインを継承しています。

香港版Galaxy Note20 Ultraの封印シールです。

Samsungロゴがないシールやでシールのデザインが異なるものは新品偽装品の可能性があるため、注意が必要です。

海外版(香港版)の付属品は、AKGチューニングマイク付きイヤホン、イヤーチップ、SIM取り出しピン、ACアダプター、USB Type-Cケーブル、クリア(TPU)ケース、取扱説明書、保証書、Samsung Payの紹介冊子です。

国内で販売されるモデル(楽天モバイルを除く)は、ACアダプターが同梱されない可能性が高いでしょう。

Galaxy Note20 Ultraのデザイン・外観をチェック

Galaxy Note20 Ultraは6.9インチの有機ELディスプレイを搭載しています。

Galaxy Note20 Ultraのディスプレイにはすでにフィルムが貼られているので別途購入する必要はありません。

左から順番にGalaxy S20、Galaxy S20+、Galaxy S20 Ultra、Galaxy Note20 Ultra、Galaxy Note10+を並べてみると、Galaxy Note20 Ultraのディスプレイが大きく角ばっていることがわかります。

Galaxy Note20 UltraはGalaxy Note10+以上に縦長で角が出っ張っているため、片手で持つ際、角が手にめり込み痛くなります。

Samsung Galaxy Note20 UltraはXiaomi Mi 10 Ultra(写真左)やOPPO Find X2 Pro(写真右)と比較しても角が出っ張っています。

カラーは、「ミステック ブロンズ」の他に「ミステック ブラック」「ミステック ホワイト」の3色展開ですが、国内ですべてのカラーが投入されるかは現時点で不明です。

auでは「ミステック ブロンズ」「ミステック ブラック」の2色展開であることが発表されています。

今回、筆者が購入したGalaxy Note20 Ultraのカラーは「ミステック ブロンズ」で、「ピンクっぽい」感じる方もいるようです。

背面にも保護用のフィルムは貼られています。

スマモン
Galaxy Note20 Ultraの背面フィルムが変わった!

と感じた方は間違いなくGalaxyオタクです。

Galaxy S20シリーズまではフィルム全体に粘着剤が付いていましたが、今回はサイド部分のみです。

コスト削減かはわかりませんが、見た目が悪くなったように感じます。

「ミステック ブロンズ」カラーの背面はマット加工で非常に上品です。

背面のカラー比較です。

先ほど紹介したディスプレイと同じ順番で、左からGalaxy S20、Galaxy S20+、Galaxy S20 Ultra、Galaxy Note20 Ultra、Galaxy Note10+を並べてみました。

Galaxy Note20 Ultraが唯一マット加工で、Galaxy S20 Ultraと比べると持ちにくくなっています。

背面もXiaomi Mi 10 Ultra(写真左)やOPPO Find X2 Pro(写真右)と比較してみました。

スマホマホ
皆さんはどれが好みですか?

Galaxy Note20 Ultraは端末の厚さが薄くカメラが出っ張っているため存在感はありますが、全体の厚みはGalaxy S20 Ultraの方が厚くなっています。

続いて、Galaxy Note20 Ultraの本体側面を見て行きましょう。

ディスプレイ面から見て右側側面には、電源ボタン、音量ボタンが配置されています。

Galaxy Note10+は右側側面に電源ボタン、音量ボタンが配置されている珍しい機種でしたが、今回改良されました。

左側側面には何も配置されてません。

側面上部には、左からスピーカー、SIMカード・microSDカードスロットがあります。

Note20 Ultraは、IP68の防水・防塵に対応しているため、SIM / microSDカードトレイに防水用パッキンが付いています。

側面上部・下部には写真でわかる通り、フィルムが貼られています。

側面下部には左から、マイク、USB Type-C端子、スピーカー、Sペン収納口が搭載されています。

Galaxy Note20 Ultraの充電速度は最大25Wで非常に遅く、Galaxy S20シリーズの45Wを大幅に下回っています。

好みがわかれますが、Sペンはディスプレイ面から見て左下から出すことになります。

Samsungは電源ボタン&音量ボタンもしくはSペンのどちらを右側に配置するか悩みぬいた決断だったかもしれません。

それはおいといて・・・

非常に残念なのは、Galaxy Note20 UltraのSペンが取り出しにくいということです。

Galaxy Note20 Ultra(左)とGalaxy Note10+(右)のS Pen収納部分を比較してみると、Galaxy Note20 UltraのSペンはほとんど出っ張ていません。

そのためか、Sペンをかなり奥まで押し込まないと出し入れができません。

Galaxy Note20 UltraのSペンを検証

Galaxy Note20 Ultra(写真左)とGalaxy Note10+(写真右)のSペンの見た目に違いはなく、相互利用が可能です。

Galaxy Note20 UltraのSペンは、レイテンシー(遅延)が前モデル「Galaxy Note10+」の42msから9msに改善され、本物のペンのような感覚で描くことが可能になりました。

ただ、実際に使ってみると、Galaxy Note20 UltraとGalaxy Note10+のレイテンシーの差はほとんど体感では感じられません

また、非常に気になるのが発熱時です。

Galaxy Note20 Ultraでゲーム(プロスピA)を2時間ほどプレイしていると、Sペンの反応が悪くなり、タッチ切れのような症状が見られました

念のためGalaxy Note10+でも同様のテストを行いましたが問題はありませんでした。

そのため、Sペン目的でGalaxy Note10+からGalaxy Note20 Ultraに乗り換える必要はないでしょう。

また、Galaxy Note20 Ultraのカメラが出っ張っているため、机上でSペンを使うとガタガタします。

机上でSペンを使う方にもGalaxy Note10+をおすすめします。

Galaxy Note20 Ultraの対応バンド(周波数)

Samsung Galaxy Note20 Ultra(SM-N9860)が対応しているバンド(周波数)は以下の通りです。

世代規格BandSamsung
Galaxy Note20 Ultra
SM-N9860
対応しているキャリア
 

 

5G

 

FR1n77docomo au Softbank
Rakuten
n78docomo au 
n79 docomo
FR2n257 docomo au Softbank
Rakuten
4GFDD-LTE1docomo au Softbank
3docomo Softbank
Rakuten
8Softbank
11au Softbank
18/26au Softbank
19docomo
21docomo
28docomo au Softbank
TDD-LTE

(AXGP含む)

41au
Softbank
42docomo au Softbank
3GW-CDMAdocomo Softbank
Ⅵ/XIXdocomo
Softbank

※日本で利用可能なバンドのみ記載

日本で販売が予定されているキャリアモデル(docomo、au、楽天)の対応バンド(周波数)は、公式発表後にキャリアの公式HPでご確認ください。

Galaxy Note20 Ultraのディスプレイ

先ほども軽く紹介しましたが、Galaxy Note20 Ultraは、Galaxy S20 Ultraと同じである6.9インチで解像度がQHD+の「Dynamic AMOLED 2X infinity-O Display(有機ELディスプレイ)」を搭載しています。

Galaxy Note20 UltraとGalaxy S20シリーズのディスプレイはスペック上は同じです。

Galaxy Note10シリーズ(Note10 Liteを除く)と比べると「Dynamic AMOLED infinity-O Display」からに進化しています。

Galaxy Note20 UltraではNoteシリーズ初となる、高リフレッシュレート(120Hz)に対応し、ディスプレイが滑らかに動きます。

瞬発力を要するゲームをプレイする方には、120Hzのリフレッシュレートに対応したGalaxy Note20 Ultraがおすすめです。

ただし、Galaxy Note20 Ultraのディスプレイは、Galaxy S20 / S20+ / S20 Ultra / Note10+と比べて発色が非常に悪いという大きな問題を抱えています。

この問題は、海外のYouTuberも指摘しています。

いままでのディスプレイは鮮やかでハッキリした色でしたが、Galaxy Note20 Ultraでは全体的に色が薄く、色が引き締まっていません。

イメージはこんな感じです。

   

Galaxy Note20 UltraのSペン&120Hzリフレッシュレート対応により、ディスプレイの発色が悪くなった可能性も考えられます。

「有機ELディスプレイといえばSamsung」とも言われるだけに発色の問題は残念です。

Galaxy Note20 UltraのディスプレイにおいてはSamsungが他社より優位であるとは言えません。

Galaxy Note20 Ultraは、OPPO Find X2 ProやXiaomi Mi 10 Ultraと比較してもディスプレイの発色はそこまで変わりません。

また、Galaxy S20シリーズでは両サイドのエッジがほとんど消滅しましたが、Galaxy Note20 Ultraではエッジディスプレイは健全です。

Galaxy Note20 Ultraの発色問題・エッジの使いにくさ(人による)を考えると、Sペンが不要な方にはGalaxy S20シリーズをおすすめします。

Galaxy Note20 Ultraの電池持ちを検証

Galaxy Note20 Ultraのバッテリー容量は、Galaxy S20+、Xiaomi Mi 10 Pro、Mi 10 Ultraと同じ4,500mAhです。

ディスプレイのリフレッシュレート(画面の滑らかさ、数字が大きいほど滑らか)を120Hz、画面の明るさを最大に設定した状態で、端末の性能を測定できるアプリ「PC Mark」を用いてバッテリー持ちを計測しました。

「PCMark」では、「Webブラウジング」「ビデオの編集」「書き込み」「写真の編集」「データ操作」のテストが行われ、性能を数値化してくれます。

実験は、電池残量が100%の状態から20%未満になるまで5つのテストが繰り返し行われ、バッテリー持ちが測定されます。

結果は以下の通りです。

機種名バッテリー持ちバッテリー容量ディスプレイサイズ
Samsung
Galaxy S20
9時間27分4,000mAh6.2インチ
Samsung
Galaxy Note10+
8時間18分4,300mAh6.8インチ
Xiaomi
Mi 10 Ultra
7時間37分4,500mAh6.67インチ
Samsung
Galaxy Note20 Ultra
7時間11分4,500mAh6.9インチ
Samsung
Galaxy S20+
6時間40分4,500mAh6.7インチ
OPPO
Find X2 Pro
5時間55分4,260mAh6.7インチ

Galaxy Note20 Ultraのバッテリーは7時間11分(100%⇒20%)利用できました。

そのため、Galaxy Note20 Ultraのバッテリー持ちは普通と言えます。

Galaxy Note20 Ultra(120Hz)の電池持ちはGalaxy Note10+(60Hz)より悪いので、電池持ちを気にする場合は60HzでGalaxy Note20 Ultraを利用するのがいいでしょう。

Galaxy Note20 UltraはGalaxy S20+より電池持ちが良いように見えますが、検証に用いたGalaxy S20+は電池持ちの悪いExynos 990搭載機のため、Snapdragon 865を搭載したGalaxy S20+ならGalaxy Note20 Ultraの電池持ちを上回る可能性があります。

Galaxy Note20 Ultraのディスプレイ内指紋認証と顔認証の認証精度・スピード

ディスプレイ内指紋認証

Galaxy Note20 Ultraには安全性が高いとされる超音波式のディスプレイ内指紋認証を採用しています

超音波式の指紋センサーは超音波センサーが超音波を発し、その反射波を読み取って認証しています。

Galaxy Note20 Ultraの指紋認証はGalaxy S10シリーズやGalaxy Note10シリーズと比べると、認証精度・速度ともに優秀であるものの、Galaxy S20シリーズと比べると明らかに劣っています

特に、指が濡れている場合や指紋を登録した向き以外で指紋認証を行う場合に失敗しやすい傾向にあります。

メジャーな端末の指紋認証の速度を順に並べると以下のようになります。

Find X2 Pro ≧ Galaxy S20シリーズ > Galaxy Note20 Ultra ≫ Galaxy Note10+ > Galaxy S10

また、Galaxy Note20 Ultraの指紋認証はガラスフィルムなど厚めのフィルムでは認証できないため注意が必要です。

顔認証

Galaxy Note20 Ultraの顔認証は、セキュリティ面ではそこまで高くない「2D顔認証」を採用しています。

ただ、非常に気になるのは、指紋認証と同様で、Galaxy Note20 Ultraの顔認証速度はGalaxy S20シリーズより明らかに遅いです。

眼鏡をしている方は、「メガネなし」「メガネあり」の2パターンの顔を登録する必要があります。

旧モデルと同様、Galaxy Note20 Ultraでは、顔データを2つ(2人分)を登録することも可能です。

設定画面では「顔認証ロック解除」「ロック画面を維持」「認証速度を向上」「目が開いているときのみ認識」「画面を明るくする」といった項目も設定することができます。

Galaxy Note20 Ultraの性能をチェック

ベンチマークでパフォーマンスを測定

AnTuTu(V8.3.2)

ベンチマークアプリ「AnTuTu」のV8.3.2で測定。

総合スコアは「592,861」
CPUスコアは「167,121」
GPUスコアは「238,737」

Snapdragon 865+搭載機ということもあり高スコアを期待しましたが、残念ながら、 Snapdragon 865を搭載したXiaomi Mi 10 UltraやOPPO Find X2 Pro(609,103点)にすら負けてしまいました。

Geekbench 5

CPU性能を測定できるGeekbench 5も測定をしました。

シングルコアは「976」
マルチコアは「3124」

Galaxy S20 Ultraよりも高いスコアとなっています。

PC Mark for Android

PC Mark for Andoroidのスコアは「12,630」です。

こちらもGalaxy S20 Ultraと比べて約2,000ポイント高くなっています。

Game Boosterでゲームパフォーマンスを向上

Galaxy Note20 Ultraにはゲームモード「Game Booster」が搭載されており、端末の温度やメモリの使用状況を監視し、自動でコントロールしてくれます。

Game Boosterはプレイするゲームの使用パターンを学習します。 そして、ゲームごとにバッテリー使用可能時間、パフォーマンス、温度が適切になるよう最適化されます。

電池残量やゲームプレイ可能時間も表示されます。

Game Boosterがバッテリーの消費量を測定して、残りのバッテリーで起動中のゲームをどれだけプレイできるか概算しています。

ナビゲーションボタンや画面のタッチをロックしたり、画面キャプチャもできます。 また、任意のアプリを4つ(画像ではSamsungブラウザ、YouTube、電話、メッセージ)指定し、即時に起動することもできます。

ゲームを閉じることなく、ちょっとした作業が可能です。

Galaxy Note20 Ultraで実際にPUBGをプレイしてみた

Galaxy Note20 Ultraでモバイル向け3Dゲーム「PUBG」をプレイしました。

グラフィックのクオリティを「HDR」、フレーム設定を「極限」に設定しても、ヌルヌル、サクサクな動作で快適にプレイできます。

Galaxy Note20 Ultraは発熱もほとんどなく、私が今まで購入してきたスマートフォンの中で一番快適にプレイできました。

Galaxy Note20 Ultraのカメラ性能

Galaxy Note20 Ultraのインカメラは、ディスプレイ上部中央に位置するパンチホール内に、1,000万画素のセルフィーカメラが搭載されています。

サブカメラは、自撮り撮影の時や顔認証の時に使用します。

Galaxy Note20 Ultraのメインカメラは、「約10,800万画素(メインカメラ)+約1,200万画素(超広角カメラ)+約4,800万画素(望遠カメラ)」の3眼カメラ構成です。

今まで搭載されていた「深度測位カメラ(ToFカメラ)」は廃止され、代わりに「レーザーAFセンサー」が搭載されました。

ToFカメラの廃止により、Galaxy Note20 UltraではSamsungが提供している物体の長さや大きさを測定できるアプリ「クイック測定」が利用できなくなりました。

出先で物の長さを測るときに利用していた機能だけに残念です。

ToFカメラの廃止による影響の可能性は低いですが、Galaxy S20シリーズ同様、Galaxy Note20 Ultraではオートフォーカスがイマイチです。

特にマクロ撮影の時はピントが合わないことが多いです。

そのため、マクロ撮影を頻繁にする場合は、Galaxy Note20 UltraよりGalaxy Note10+がおススメです。

また、Galaxy Note20 Ultraでは1 回の動画撮影でAI (人工知能) が最大 14 種類の写真や動画を作成するモード「シングルテイク」が改善されました。

Galaxy S20シリーズでは3~10秒(撮影時間の指定不可)の動画が自動で撮影される仕様でしたが、Galaxy Note20 Ultraではユーザーが5~ 15秒(1秒単位)の範囲内で撮影時間を指定できるようになりました。

ズームは、ハイブリッド光学ズームが5倍、AIを用いた超解像度ズーム(デジタルズーム)が最大50倍まで対応しています。

Galaxy S20シリーズ同様、Galaxy Note20 Ultraは8Kでの動画撮影に対応しています。

しかし、8Kでの動画撮影は高解像度で撮影できるというメリットがある一方、「追尾オートフォーカス」や容量を節約できる「HEVC形式での撮影」やシーンごとにコントラストと色が最適化される「HDR10+動画撮影」には非対応というデメリットもあります。

それでは、Galaxy Note20 Ultraで実際に撮影した作例を紹介しながら、カメラの実力を検証していきましょう。

昼景撮影

他機種の作例と同じ場所で撮影しているため見たことがあるという方もいるかもしれません。

Galaxy Note20 Ultraのカメラで昼景を撮影すると、AIの補正により非常に色鮮やかな写真が撮れます。

そのため、インスタ映えする写真がシャッターボタンを押すだけで簡単に撮影できますが、現実とはかけ離れています。

倍率順に作例を見ていきましょう。

超広角

等倍

2倍ズーム

5倍ズーム

10倍ズーム

30倍ズーム

50倍ズーム

夜景を撮影

夜景においてGalaxy S20 Ultraと比較すると、Galaxy Note20 Ultraは白飛びが目立ちました。

超広角

等倍(1倍)

2倍ズーム

5倍ズーム

10倍ズーム

50倍ズーム

最後に夜景モードで撮影した写真を紹介します。

夜景モードなら真っ暗な場所(奥の車はほとんど見えない)でも、まるで日中撮ったかのような写真が撮影できます。

また、Galaxy S20シリーズまでのGalaxyスマートフォンは手動で夜景モードに切り替えないとモードが発動しないことも多かったが、Galaxy Note20 Ultraでは自動で夜景モードが適用されました。

そのため、現実に近い(真っ暗な)写真を撮影する場合はプロモードが必要かもしれません。

月を撮影

Galaxy Note20 Ultraでは手持ちの状態でも50倍ズームを使えば月を撮影できますが、Galaxy S20 Ultraや Xiaomi Mi 10 Ultraにはかないません。

こGalaxy Note20 Ultraで撮影した写真を紹介してきました。

Galaxy Note20 Ultraはカメラがかなり出っ張っており存在感は抜群ですが、カメラ目的の方にはGalaxy S20 UltraやXiaomi Mi 10 Ultraをおすすめします。

今回紹介した写真の多くは他機種でも撮影しています。

気になる方はご覧ください。

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ここからはまとめになります。

Galaxy Note20 Ultraのメリット・良い点

Galaxy Note20 Ultraの良い点・メリットは以下の通りです。

  • 最新のSoC「Snapdragon 865+」を搭載
  • 反応速度9msのSペン対応
  • 120Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載

Galaxy Note20 Ultraのデメリット・悪い点

Galaxy Note20 Ultraの悪い点・デメリットは以下の通りです。

  • Sペンの出し入れがしにくい
  • 発熱時にSペンのタッチ切れが起こる
  • ディスプレイの発色が悪い
  • 端末が大きくて重い
  • カメラ性能はGalaxy S20 Ultraの方が上
  • Galaxy S20シリーズと比べて指紋認証・顔認証の認証速度・精度が悪い

Galaxy Note20 Ultraがおすすめできない人

Galaxy Note20 Ultraは「120Hz駆動のディスプレイ&ペン機能」を求めている以外にはおススメしません。

まとめると・・・

  • カメラ性能を重要視している人
  • 大きくて、重いスマートフォンが苦手な人
  • 電池持ちの良いスマートフォンを求めている人
  • 120Hz駆動の有機ELディスプレイを求めていない人
  • コストパフォーマンスが高いスマートフォンを求めている人
  • 指紋認証・顔認証の認証速度・精度が良いスマートフォンを求めている人
  • Galaxy Note10シリーズやGalaxy S20シリーズを使っている人(120Hz駆動&ペン機能が不要の場合)

Galaxy Note20 Ultraがおすすめな人

Galaxy Note20 Ultraはこんな人におすすめです。

  • 120Hz駆動のディスプレイ&Sペン機能を求めている人

 

●ペン機能が不要な場合 ⇒ Galaxy S20シリーズがおススメ

  1. カメラ重視の方 ⇒ Galaxy S20 Ultra
  2. コンパクトさ重視の方 ⇒ Galaxy S20
  3. バランス重視の方 ⇒ Galaxy S20+(迷ったらコレ)

●ペン機能が必要な場合(120Hz駆動不要) ⇒ Galaxy Note10+がおススメ

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Galaxy Note20 Ultraのレビュー|まとめ

Galaxy Note20 Ultraの実機を用いたレビューを行ってきました。

Galaxy Note20 Ultraはペン機能&120Hz駆動ディスプレイを搭載した代わりのきかないスマートフォンです。

しかし、Galaxy Note20 Ultraは「ペン機能&120Hz駆動ディスプレイ」「高性能なカメラ」を詰めこんだために、中途半端な端末です。

Note20 Ultraはペン機能がメインの端末にも関わらず、ペンのタッチ切れや机上でガタツク問題など致命的な問題があります。

Galaxy Note10+の完成度・満足度が高かったこともあり、バランスの大切さを感じました。

そのため、Galaxy Note20 Ultraではカメラ性能を抑え、Galaxy S20+程度のカメラを搭載した方が良いように感じました。

近年のGalaxyスマートフォンは進化も少なく、Galaxy Noteシリーズはペン機能特化、Galaxy Sシリーズはカメラ特化もしくはバランス重視といったすみわけをしっかり行うときが来たかもしれません。

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