最新折り畳みスマホ「ZTE nubia Flip 5G 」の実機レビュー 掲載中!

【2021年12月】格安SIMの通信速度を22回線で比較

格安SIMの通信速度測定 2021年12月
  • URLをコピーしました!

〈景品表示法に基づく表記〉本記事には広告が含まれています。

あなたに最適な格安SIMがわかります!

Q1

店頭でのサポートは必要ですか?

2021年もあと少しです。

2021年最後の12月は筆者が自腹で契約している22回線の格安SIMの速度を検証し、皆さんに最新の通信速度についてお伝えします。

今月からとdocomoショップで契約可能な for docomoも追加しました。

一部のメディアでは2年ほど前に測定した速度をあたかも最近計測したかのように掲載していますのでご注意下さい。

目次

格安SIMの通信速度測定方法

格安SIMの速度測定方法は以下の通りです。

測定日時 2021年12月28日(火)
  • 朝(10時頃)
  • 昼(13時頃)
  • 夕(16時頃)
  • 夜(20時頃)
測定場所 千葉県松戸市
測定機器

Apple iPhone SE(第2世代)22台

測定方法 速度測定アプリ「Speedtest.net」を用いて、各時間に各1回ずつ下り・上り速度を測定。

今月は5GMARKのでの測定を予定しましたが、測定できない格安SIMが続出したため急遽中止しました。


検証したSIM
回線 格安SIM
docomo



(d)

BIGLOBEモバイル

(d)

(d-1)
(d-2)
(d)
(d)
for docomo

au
1.0

(a)
(a)
(a-1)
SoftBank


(S)
(S)
Rakuten
  • の速度測定は終了しました。

このサイトで紹介する通信速度はあくまでも目安で、場所・時間等の条件により通信速度は大きく異なります。

筆者の計測している場所での通信速度は、docomo回線≒楽天回線>SoftBank回線≒au回線 といった傾向が見られるため、同じ回線同士(など)で比較されるのがよろしいかと思います。

それでは実際に測定した通信速度を紹介します。

格安SIMの時間帯別通信速度測定結果

写真は過去の測定時の様子

Apple iPhone SE2 22台を用いて、時間帯別に計測した各格安SIMの下り(ダウンロード)速度〔Mbps〕、上り(アップロード)速度〔Mbps〕、ping〔ms〕を紹介します。

これ以降、通信速度・応答速度(ping)の単位は基本的に省略します。

有効数字もバラバラですがお許し下さい( ノД`)シクシク…

朝(10時頃)の速度

通信事業者下り上りping
205.1334
5.42.5550
(d)15.56.1133
(d)16.38.0247
18.73.4931
(d-1)17.34.4432
(d-2)5.284.1270
(d)14019.538
(d)15715.635
for docomo183.7337
10.40.5540
1.010.10.2444
12.52.7135
(a)18.14.1352
(a)19.10.3639
(a-1)7.530.2866
8.052.2144
7.692.3233
10.310.619
(S)6.6311.731
(S)287.4730
23.312.628

平日の午前中(10時頃)で速度面において苦戦しているSIMもありますが、(d)と(d)が断トツのダウンロード速度を叩き出しています。

を運営する日本通信と旅行業者のHISによって誕生した格安SIMで、は日本通信の回線を利用していることもあり似たような速度が出やすい傾向にあります。

昼(13時頃)の速度

通信事業者下り上りping
41.15.4538
4.95942
(d)92.79.9429
(d)25.412.540
29.14.2831
(d-1)23.74.0339
(d-2)7.571.7658
(d)70.27.2150
(d)80.29.4838
for docomo1.435.3136
7.690.5439
1.07.290.1644
6.30.1540
(a)5.271.7560
(a)15.30.4744
(a-1)14.20.4645
2.051.6139
2.491.6528
179.5318
(S)1.951.4332
(S)2.871.28124
41.511.129

昼食の時間帯も比較的混みやすい時間帯ですが、午前中よりも速度がでているが多い印象です。

ただ、の速度はかなり気になります。

夕(16時頃)の速度

通信事業者下り上りping
23.44.6338
5.62.8857
(d)16.13.2530
(d)23.16.9138
17.93.5629
(d-1)17.44.530
(d-2)8.361.6973
(d)186.0649
(d)20.13.9829
for docomo1.154.2635
12.50.2639
1.06.811.6646
10.90.333
(a)9.881.258
(a)8.520.250
(a-1)12.80.4959
4.121.9240
3.892.3333
20.23.6622
(S)5.691.14100
(S)17.213.6116
2710.721

学校や仕事が終わり帰路に就く方も出てくる夕方の16時頃。

for docomoが下り速度において唯一苦戦いるように感じます。

夜(20時頃)の速度

通信事業者下り上りping
14.44.6339
4.752.0772
(d)142.931
(d)15.213.339
18.55.8335
(d-1)12.81.8337
(d-2)7.391.37154
(d)19.22.3557
(d)162.9737
for docomo1.954.7537
8.423.3338
1.06.941.2332
12.9331
(a)6.416.8356
(a)11.10.3443
(a-1)4.390.8154
2.141.2543
3.871.5727
4.511.9224
(S)6.231.5643
(S)8.851.0129
26.114.221

食事をしたり、動画を見たりと自由に時間を使いやすい夜の20時頃の測定でも全体的に十分な速度が出ていると感じました。

が想像以上に速く驚きました。

格安SIMの速度 |まとめ

朝・昼・夕・夜の平均速度(Mbps)を求めました。

平均速度の計算方法は{(朝の速度)+(昼の速度)+(夕の速度)+(夜の速度)}÷4と単純な方法を採用しています。

通信事業者下り上りping
24.7254.9637.25
5.1754.12555.25
(d)34.5755.5530.75
(d)2010.182541
21.054.2931.5
(d-1)17.83.734.5
(d-2)7.152.23588.75
(d)61.858.7848.5
(d)68.3258.007534.75
for docomo5.63254.512536.25
9.75251.1739
1.07.7850.822541.5
10.651.5434.75
(a)9.9153.477556.5
(a)13.5050.342544
(a-1)9.730.5156
4.091.747541.5
4.4851.967530.25
13.00256.427520.75
(S)5.1253.957551.5
(S)14.235.8474.75
29.47512.1524.75

今月の結果を見ると(d)と(d)が頭一つ抜けているのがわかります。

ただ、速度の平均値を見てしまうと時間帯ごとの速度のばらつきを把握できないため、箱ひげ図を用いて詳しく見ていきましょう。

箱ひげ図の見方については過去の記事で解説しています。

まずは下り速度についてです。

(d)と(d)は文句の付け所はありません。

はこのところ速度面で苦労している印象で、速度制限をしているのではないかと思ってしまうほど速度が安定して遅いです。

も楽天回線が入るエリアならかなり期待できる値です。

ソフトバンクのメインブランド「」とオンライン専用ブランド「」はMNO(移動体通信事業者)であることを考えるとかなり気になる速度です。

続いて上り速度についてです。

は褒めるしかありません。

au回線は上り速度が出にくいと言われますが、au系は全体的に苦戦しています。

ドコモ回線やソフトバンク回線は時間帯によりかなりバラツキがあります。

各格安SIMの速度についてまとめると以下のようになります。

通信事業者感じたこと
比較的速度は安定しているため20GB/月利用者にぴったり。
先月ごろから速度低下が見られる。
(d)時間帯により速度差がかなりあるため評価が難しい。
(d)計測結果はそれなりの速度が出ているが、実際に使ってみると案外遅いと感じる。
まだまだ十分な速度は出ているが数カ月前と比べると遅くなったように感じる。
(d-1)(d)と同じような感じ。
(d-2)先月(11月)はダントツ1位の速度を誇っていたが、今月はかなりひどい。筆者は夢でも見ていたのかもしれない。
(d)b-mobileを提供する日本通信は世界初のMVNOでかなりの老舗だが、利用者が少ないためか比較的速度が出やすいが、高い。
(d)文句なしの速度。590円/1GB~使えるのでサブで持つのもありです。
for docomo for docomoはドコモショップ等で契約できる格安SIM。測定結果はそこまでひどくないが、速度制限の対象である動画以外でも速度制限が頻繁にかかるのでおススメできない。
auのメインブランドでパケット使い放題プランがあるのは魅力だが、想像以上に速度が遅く筆者も困惑中。
1.0新規受付終了。1.0はauの元オンライン専用ブランドということもあり、と同程度の速度と言えます。
はauのサブブランドですが、1.0と同じくらいの速度は出るため、あまり通信しない方におススメできます。
(a)docomo回線ほどの速度のばらつきはないので悪くはない。端末も安いので新しいスマホが欲しいという方向けです。
(a)上り速度は壊滅的なためか、実際に使っていても不便に感じることがあります。月額料金が安いのがメリット。
(a-1)(a)同様、上り速度が遅く月額料金も高いのであまりおススメはできません。小容量プランは1GB単位で決められる点は嬉しいポイント。
もっと頑張って下さい。データ通信専用3GBプランは990円/月でYahoo!プレミアムや最大半額になるPayPayクーポンまで利用できるコスパ最強モンスター。
もっと頑張って下さい。との差別化がうまくいっていない。
と比べるとかなりマシ。Softbankのサブブランドなのに立場逆転?
(S)速度面ではかなり苦戦。のdocomo回線が頑張っていただけに残念。
(S)なぜか(S)より速度が出てしまう(S)。ただ、値段がかなりネック。
楽天回線エリアなら速度は文句なし。~1GB/月まで月額0円、Rakuten Linkなら通話も無料。サブで使わない理由はない。

おすすめの格安SIMランキング|2021年12月編

最後に、12月の速度測定を踏まえ回線ごと(docomo、au、SoftBank、Rakuten)におすすめの格安SIMを紹介します。

おすすめの格安SIMを選定するにあたり、以下のことを重視しました。

  • 通信速度
  • 通信速度の安定性
  • 回線ごとに比較
  • 月額料金
  • サポート体制

ただ、通信速度を最重要視しておすすめの格安SIMの順位を決定している点はご注意下さい。

docomo回線

通信事業者下り速度料金サポートその他公式サイト
詳細
HISモバイル

1位
非常に速いSpeedtest:1位
(平均:68Mbps)
非常に安い590円/1GB~ 店舗あり月額料金が安いだけでなく、HISの旅行代金やスマホ修理の割引あり。
ahamo

2位
速いSpeedtest:4位
(平均:24Mbps)
非常に安い2,970円/20GB 一応店舗あり docomoの別プランで、20GBの1プランのみ。さらにパケットを使う方は一択。

詳細


3位
速いSpeedtest:3位
(平均:34Mbps)
非常に安い858円/2GB~ 店舗なし 時間帯により速度差が激しい。月額料金・端末代が安い。
bmobile

4位
非常に速いSpeedtest:2位
(平均:61Mbps)
高い1,089円/1GB~ 店舗なし世界初のMVNO。あまり広告を出さないため知名度は低いが快適に利用可能。
 y.u mobile

5位

速いSpeedtest:5位
(平均:21Mbps)
非常に安い1,070円/5GB~店舗なしギガの永久繰り越し対応、スマホ修理費用保険込みで1魅力的。

詳細
BIGLOBE mobile

6位
速いSpeedtest:6位
(平均:20Mbps)
普通1,078円/1GB~
(1年間:550円~)
店舗なし端末や安く購入でき、1年間が月額料金もオトク。
イオンモバイル

(タイプ1)
7位
普通Speedtest:7位
(平均:17Mbps)
普通858円/1GB~ 店舗あり1GB単位でプランの選択が可能。シェアプランもあり。
OCNモバイルONE

8位
遅いSpeedtest:10位
(平均:5.0Mbps)
普通550円/500MB~店舗あり全国のdocomoショップ11月から速度が低下。㊙クーポンで端末代が激安に。

詳細
イオンモバイル


(タイプ2)
9位
普通Speedtest:8位
(平均:7.1Mbps)
若干高い(データ:528円/1GB~) 店舗あり データ専用プラン(通話不可)なので注意
トーンモバイル for docomo
for docomo
10位
遅いSpeedtest:9位
(平均:5.6Mbps)
普通1,100円/使い放題
(動画を除く)
店舗あり全国のdocomoショップ 通信し放題だが、速度制限が非常に厳しい。 for docomo

ドコモ回線においてが堂々の1位となりました。

HISモバイルは速度面・料金・店舗サポートのあらゆる面で優れています。

の別プランであるahamoはドコモが運営しているため安心感があります。

今月から速度検証を開始したトーンモバイル for docomoは残念ながらおススメしにくい格安SIMと言えそうです。

はここ2カ月ほどで速度低下が激しく、おすすめランキングの順位を下げざる負えませんでした。

au回線

通信事業者速度料金サポートその他公式サイト
詳細
UQ mobile


1位
非常に速いSpeedtest:2位
(平均:10Mbps)
若干高い1,628円/3GB~
(自宅セット割:990円~)
店舗ありのサブブランド。自宅セット割が適用可能な場合は一択。
BIGLOBE mobile

2位
非常に速いSpeedtest:1位
(平均:13Mbps)
若干安い1,078円/1GB~
(1年間:550円~)
店舗なし端末や安く購入でき、1年間が月額料金もオトク。11月より速度が改善された。


3位
速いSpeedtest:3位
(平均:9.9Mbps)
非常に安い858円/2GB~ 店舗なし 時間帯により速度差が激しい。月額料金・端末代が安い。
イオンモバイル

(タイプ1)
3位
普通Speedtest:5位
(平均:9.7Mbps)
普通858円/1GB~ 店舗あり1GB単位でプランの選択が可能。シェアプランもあり。
au

4位
普通Speedtest:4位
(平均:9.7Mbps)
非常に高い3,465円/1GB~店舗ありauショップ家族割などで2,178円~利用可能。パケットの使い放題利用者向け。
povo
1.0
番外編
遅いSpeedtest:6位
(平均:7.7Mbps)
非常に安い2,728円/20GB~ 店舗なし新規受付終了

で自宅セット割が適用できる方は一択で、他と比較する必要は基本的にありません。

BIGLOBEモバイル

はこのところ速度が改善している傾向にあります。

本家の1.0は通信し放題プランの影響か速度で苦戦しています。

SoftBank回線

通信事業者速度料金サポートその他公式サイト
詳細
Ymobile

1位
非常に速いSpeedtest:2位
(平均:13Mbps)
若干高い2,178円/3GB~
(家族割など:990円/3GB~)
店舗あり 家族割引サービス・おうち割 光セット(A)適用可能な場合は一択。Yahoo!プレミアムが無料。

詳細
LINEMO


2位
普通Speedtest:4位
(平均:4.4Mbps)
非常に安い990円/3GB~ 店舗なし のオンライン専用ブランド。料金プランがシンプルで安い。

詳細
HISモバイル

3位
非常に速いSpeedtest:1位
(平均:14Mbps)
非常に高い1,078円/100MB~ 店舗あり HISの旅行代金やスマホ修理の割引あり。
SoftBank logo

4位
普通Speedtest:5位
(平均:4.0Mbps)
プラン次第(データ:990円/3GB~)店舗あり データ通信専用3GBプラン(990円/月)でYahoo!プレミアムやPayPay半額クーポン特典付き
bmobile

5位
普通Speedtest:3位
(平均:5.1Mbps)
高い1,089円/1GB~ 店舗なし世界初のMVNO。あまり広告を出さないため知名度は低いが快適に利用可能。

SoftBank回線はよっぽど物好きでない限り、もしくはをおススメします。

で「家族割引サービス」または「おうち割 光セット(A)」が適用可能な場合は、サポート面やサービス面で優れている、適用不可な場合はを選ぶのが良いでしょう。

は速度が優秀である一方、月額料金が非常に高いのでおススメしにくいところです。

はデータ通信専用3GBプラン(990円/月)を契約するならアリです。データプランですがiPhoneにプロファイルをインストール(上級者向け)すれば問題なく利用できる上、Yahoo!プレミアムやPayPay半額クーポン特典まで付いてくるためすぐに元は取れます。

Rakuten回線

通信事業者速度料金サポートその他公式サイト
詳細
楽天モバイル


1位
非常に速いSpeedtest:1位
(平均:29Mbps)
非常に安い0円/1GB~店舗ありRakuten Linkでの通話が無料(一部除く)。1GBまでなら月0円。圏外の場所のあるのでサブ回線として必ず持ちべき。

詳細

はパケットが1GB未満の場合は月0円で利用できる上、Rakuten Linkアプリを利用すれば通話料が無料(ナビダイヤルなどを除く)となるため非常にお得です。

速度の面に関しても、楽天回線が繋がるエリアであれば快適です。

ただ、楽天は移動体通信事業者(MNO)として参入したばかりということもあり、東京23区内でも圏外の場所に1度だけ出くわしたことがあります。

そのため、サブ回線としての利用を強くおススメします。

新規事務手数料0円、月額0円~のを契約しない理由はありません。

楽天モバイルを利用していない方は、今すぐに申し込みましょう。

スマホマホ

最後までご覧いただきありがとうございました。

2021年最後の速度測定結果を紹介しました。

来年以降も測定方法の改善を行いながら毎月測定していきます。

通信速度測定においてのご意見・ご要望がありましたら、当記事下部のコメント欄または@sumahomaho)や @sumahomaho)からご連絡下さい。

よかったらシェアして下さい!
  • URLをコピーしました!

コメント|お気軽にどうぞ♪

コメントする

CAPTCHA


目次