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【2022年9月】格安SIMの速度を15回線で比較|y.u mobile、楽天モバイルの速度が回復傾向に

格安SIMの速度測定 2022年9月
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あなたに最適な格安SIMがわかります!

Q1

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このブログでは、筆者が利用中の格安SIM(9月は15回線)の通信速度を毎月検証し、最新の速度の傾向を皆さんにお伝えしています。

こんな悩みをお持ちの方にオススメの記事です。

スマホマホ

割引が終了して月額料金が高くなるから他社に乗り換えたいな。速度も不満だから、速い格安SIMが知りたいな。

スマ男

今使っている格安SIMがここ最近遅くなってきたから他社に乗り換えたいけど、どこがいいんだろう?

悩んでいる人

最近、通信障害が多いからサブ回線が欲しいな。どの格安SIMが安くて速いんだろう?

この記事を一読すれば、2022年9月の速い格安SIMがわかります。皆さんに最適な格安SIMが見つかり、速度面でストレスフリーで生活できることを目指し、レビューしています。

目次

格安SIMの通信速度測定方法

格安SIMの速度測定方法は以下の通りです。

測定日時 2022年9月3日(木)
  • 朝(8時30分頃)
  • 昼(12時30分頃)
  • 夕(17時30分頃)
  • 夜(20時30分頃)

※ 今月から朝・夜の測定時間が変更となっています。

測定場所 千葉県松戸市
測定機器

Apple iPhone SE(第2世代)15台

測定方法

速度測定アプリ「5GMARK」を用いて各時間帯に各1回ずつ下り・上り速度などを測定。


検証したSIM
回線 格安SIM
docomo



(d)

(d)
(d)

au
1.0
2.0

(a)
SoftBank


Rakuten

通信速度は測定環境・方法により大きく異なるため、このサイトで測定した速度はあくまでも目安としてください。筆者の測定場所では、docomo回線≧楽天回線>au回線≒SoftBank回線という傾向があるため、同じ回線同士で比較しましょう。

写真は過去の測定時の様子

当サイトでは5GMARK(アプリ)を用いて格安SIMの速度測定を行っています。

通常の速度測定アプリではダウンロード速度〔Mbps〕、アップロード速度〔Mbps〕、ping〔ms〕しか測定できませんが、5GMARKを用いることで通信速度のほかに、動画(YouTube)の読み込み時間〔s〕やブラウジング時の読み込み時間〔s〕の測定が可能で、これらの結果を踏まえた総合点が(スコア)が提示されます。

5GMARK (3G/4G/5G speed test)

5GMARK (3G/4G/5G speed test)

posted withアプリーチ

5GMARKのスコアが高いほど多くの場面で快適に使える可能性が高いです。

通信速度ping〔ms〕
ダウンロード速度〔Mbps〕
アップロード速度〔Mbps〕
動画動画の読み込み時間〔s〕
ブラウジング6サイトの読み込み時間〔s〕

Google
Wikipedia
WhatsApp
Facebook
Twitter
YouTube

動画の読み込み時間〔s〕やWebサイトの読み込み時間〔s〕が「-」表記の場合は読み込みが遅く、測定不可(タイムオーバー)であることを表します。「-」表記がある場合は、そもそも通信速度が遅いだけでなく、動画視聴時など一部の機能利用時に速度制限を行っている可能性もあるので選ぶ際は注意しましょう。

朝(8時30分頃)の速度

朝(8時30分頃)の測定結果です。

docomo回線は全体的に速度が出ている印象です。

au回線はpovo2.0、UQ mobile以外は十分な速度が出ています。

SoftBank回線はいずれもMNOの回線ですが、全体的にぱっとしません。

楽天モバイルは安定した速度が出ています。

詳細の測定データは表の通りです。

スクロールできます
通信事業者スコアping下り速度上り速度動画WEB
ahamo171474128.053.5411.9
OCNモバイルONE125006620.413.1912.3
IIJmio(d)135174019.0010.420.71.7
y.u mobile1173415916.287.260.41.7
b-mobile(d)167324026.34.111.31.7
HISモバイル(d)154653924.23.541.41.5
au103866015.44.411.21.7
povo1.0122515819.632.380.71.8
povo2.04117506.214.171.22.2
UQ mobile76455011.166.022.22.1
IIJmio(a)1235319218.367.80.82.4
SoftBank4517456.426.656.52.1
LINEMO6418415.8011.622.91.7
Y!mobile5163405.897.042.61.9
楽天モバイル141895223.033.831.21.9

昼(12時30分頃)の速度

昼時(12時30分頃)は速度差が出やすい時間帯です。

docomo回線はahamo、OCNモバイルONE、y.u mobileは絶好調ですが、それ以外の格安SIM(MVNO)はかなり苦戦しています。

au回線はau(メインブランド)がかなり苦戦しています。

SoftBank回線はSoftBank(メインブランド)のみ突出しており、LINEMO、Y!mobileは似たような速度となっています。

楽天モバイルは午前中よりも速度が出ています。

詳細の測定データは表の通りです。

スクロールできます
通信事業者スコアping下り速度上り速度動画WEB
ahamo316686049.029.220.61.8
OCNモバイルONE154246224.204.870.72.1
IIJmio(d)17931464.151.2410.93.9
y.u mobile2167215937.45.010.43
b-mobile(d)1967601.077.9726.04.1
HISモバイル(d)15661481.054.5814.02.9
au161266031.371.233.01.9
povo1.03916587.170.264.72.2
povo2.04832587.194.195.21.8
UQ mobile5625497.814.623.01.8
IIJmio(a)34001046.660.375.72.5
SoftBank148575623.413.41.91.5
LINEMO6653417.569.324.01.8
Y!mobile6606407.629.582.91.9
楽天モバイル207884229.6911.321.21.6

夕(17時30分頃)の速度

仕事・学校終わりで自由な時間も増えてくる夕方、17時30分頃。

docomo回線はb-mobile(d)、HISモバイル(d)以外は比較的安定した速度が出ています。b-mobile、HISモバイルは290円から利用できるため魅力的ですが、混雑時の速度は遅いので注意が必要です。

au回線はpovo2.0がブッチギリの速度を叩き出していますが、その他はかなり苦戦しています。

ソフトバンク回線はいずれも似たような速度です。

楽天モバイルはスコアで1万点は切らず、比較的安定しています。

詳細の測定データは表の通りです。

スクロールできます
通信事業者スコアping下り速度上り速度動画WEB
ahamo345966854.827.70.51.8
OCNモバイルONE167294126.824.990.62.3
IIJmio(d)756312714.661.571.74.2
y.u mobile279274146.012.130.31.8
b-mobile(d)1618612.234.6828.04.6
HISモバイル(d)1819601.675.74203.9
au6054588.993.702.21.6
povo1.03986515.753.775.12.0
povo2.0230985537.653.700.91.8
UQ mobile3870516.391.343.61.7
IIJmio(a)3827615.972.863.42.2
SoftBank7639749.858.7262
LINEMO6515405.3614.585.22.1
Y!mobile6159416.759.973.82
楽天モバイル139034722.223.872.31.7

夜(20時30分頃)の速度

夜(20時30分頃)は、趣味に時間を割いたり、家族と過ごす方も多いのではないでしょうか。

docomo回線は全体的に速度が出ています。

au回線はpovo1.0。au回線は時間帯により速度差が激しく判断が難しいですね。

SoftBank回線はLINEMOが一人勝ちです。

楽天モバイルは珍しくスコアが1万点切り。ここ最近の速度低下が気になります。

詳細の測定データは表の通りです。

スクロールできます
通信事業者スコアping下り速度上り速度動画WEB
ahamo164926025.924.411.7
OCNモバイルONE140606023.771.860.92.1
IIJmio(d)135174019.0010.420.71.7
y.u mobile2146715933.895.440.51.7
b-mobile(d)190266828.877.010.91.8
HISモバイル(d)91895014.621.821.31.6
au5887508.985.873.53.1
povo1.0130575021.321.980.81.9
povo2.02106683.201.12.02.0
UQ mobile6135559.654.6129.02.2
IIJmio(a)834819011.587.750.92.9
SoftBank2623981.965.862.21.9
LINEMO8690417.7618.452.82.9
Y!mobile3558485.502.073.72.1
楽天モバイル84195010.229.362.01.8

2022年8月の格安SIMの速度 |まとめ

ここまで、時間帯別に速度について紹介してきましたが、最後に、5GMARKスコア〔点〕、ping〔ms〕、下り速度〔Mbps〕、上り速度〔Mbps〕、動画読み込み時間〔s〕、WEB読み込み時間〔s〕の平均値を求めました。

docomo回線なら、ahamo、y.u mobile、OCNモバイルONEを選ぶのが良いでしょう。

au回線、SoftBank回線は時間帯により速度に波があるため、どこが最速とは言い難い状況です。

楽天回線は十分速いですが、若干の速度低下が見られるため、しばらく様子見が必要そうです。楽天モバイルの0円運用が終了にともなうユーザー減少が速度にどの程度影響するのか今後も注目です。

詳細の測定データは表の通りです。

スクロールできます
通信事業者スコアping下り速度上り速度動画WEB
ahamo24975.7557.2539.45256.2150.7751.8
OCNモバイルONE14678.2557.2523.83.72750.802.2
IIJmio(d)9097.588.2514.20255.91253.502.875
y.u mobile20700129.533.3954.960.402.05
b-mobile(d)9835.7557.2514.61755.942514.053.05
HISモバイル(d)7009.7574.2510.3853.929.1752.475
au9613.2557.0016.1853.80252.482.075
povo1.08302.554.2513.46752.09752.8251.975
povo2.08538.2557.7513.56253.292.3251.95
UQ mobile5818.7551.258.75254.14759.451.95
IIJmio(a)6982136.7510.64254.6952.702.5
SoftBank740968.2510.416.15754.151.875
LINEMO706940.756.6213.49253.7252.125
Y!mobile5371.542.256.447.173.251.975
楽天モバイル14324.7547.7521.297.0951.681.75

5GMARKのスコアの平均値で比較してしまうと時間帯ごとの速度差が考慮されないため、箱ひげ図を作成しました。箱ひげ図を見ることで全時間帯で安定している格安SIMがわかります。

箱ひげ図の見方については過去の記事で解説しています。

時間帯別の5GMARKのスコアを箱ひげ図にまとめました。



下り速度(ダウンロード速度)についても箱ひげ図を用意しました。5GMARKスコアと下り速度(ダウンロード速度)は比例しやすいため、似たような箱ひげ図となります。

povo2.0が時間帯により速度差が激しく、良くも悪くもLINEMOは時間帯による速度差が少ないことがわかります。

また、ahamo、y.u mobile、楽天モバイルの平均速度が速いこともわかります。

最後に、9月の速度測定を行って感じたこと、速度の傾向について格安SIMごとにまとめます。

スクロールできます
通信事業者感じたこと
docomoと同品質で速度は超速いが、ショッピングモールなど人が集まる場所などで非常に遅いことがあるので注意は必要。海外渡航者にもオススメ。月20GB程度利用する方でないと割高になる。
NTT系のため、速度は比較的速い。docomo回線で20GBは必要ないという方にはオススメ。
(d)昼時を中心に混雑時の速度は遅め。スマートフォンとのセット購入や月額料金が激安で、MVNO大手の安心感もある。
docomo回線において、速度はahamoに次いで2番目に速い。月5GB近く使う方やU-NEXTを利用する方にオススメ。スマホ修理保険が無料付帯するのも嬉しい。楽天モバイルからの乗り換えで月額料金が最大4ヶ月無料キャンペーン実施中
(d)昼時の速度は激遅。月290円~と激安で使えるが、サブでの利用を推奨。
(d)b-mobileの回線を借りているため、こちらも昼時の速度は激遅。日本通信と違い、旅行やスマホ修理などの特典があるため魅力的。
速度は並な割に月額料金は高め。使い放題プランが必須な方にはオススメ。
1.0【ノーコメント】新規受付終了のプランのため検証用です。
2.0速度が比較的速く基本料0円で利用できるのでプリペイド式が好きな方にはオススメ。
今月は速度で苦戦。数年前と比べるとユーザーも増え、速度は低下傾向。
(a)UQ mobileより速度が出ており、スマホセット購入や月額料金が激安なのでおすすめ。
MNOのメインブランドの割に速度は普通。ガラケー利用者なら、5分以内の通話+通信量月5GBの「スマホデビュープラン」が990円で使えるのでオススメ。
筆者のメイン回線。速度はY!mobileと同程度。3GBプランは990円/月だが、乗り換え(MNP)なら基本料半年間実質無料で超お得。
速度はLINEMOと同程度。家族割や光セット割が利用できる場合はLINEMOではなく、Y!mobileがおすすめ。
楽天回線のエリアの方なら速度は文句ないが、地下などでは圏外になる場所が他社より若干多いので注意。通話無料(Rakuten Link利用時)、店頭サポート・キャリアメール対応で月1,078円から利用できるのは魅力的。

この記事を読んでも乗り換え希望の格安SIMが決められない方、料金プランを詳しく知りたい方は以下の記事も併せて確認してみてください。

スマホマホ

最後までご覧いただきありがとうございました。

今月はahamo、y.u mobile、楽天モバイルの速度が優秀でした。

y.u mobileはここ最近速度低下が見られましたが、改善してきた印象です。

通信速度測定においてのご意見・ご要望がありましたら、当記事下部のコメント欄または@sumahomaho)や (@sumahomaho

格安SIM選びに悩んでいる方もお気軽にコメント欄よりご質問ください。

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