この記事ではGalaxy S23のレビューをお伝えします。
Galaxy S23はSamsungが2023年2月2日に開催されたグローバル発表会「Galaxy Unpacked」で発表されたばかりの最新ハイエンドスマートフォンです。iPhone 14とサイズ感が非常に近く、多くのユーザーにおすすめできるモデルとなっています。
筆者がGalaxy S23を実際に短期間使用して感じたメリット・デメリットを旧モデルのGalaxy S22と比較しながらレビューしています。
Galaxy S23のサイズ・カラーをレビュー
Galaxy S23 | Galaxy S22 | |
---|---|---|
重量 | 168g | 168g |
縦 | 146.3 | 146 |
横 | 70.9 | 71 |
厚さ | 7.6 | 7.6 |
カラー | ラベンダー クリーム ファントムブラック グリーン ライム グラファイト | ピンク ゴールド ファントム ブラック ファントム ホワイト |
Galaxy S23はGalaxy Sシリーズの3モデル「Galaxy S23」「Galaxy S23+」「Galaxy S23 Ultra」の中で一番コンパクトで片手操作しやすいモデルです。
表の通り、Galaxy S23のサイズ・重量はGalaxy S22からほとんど変わりません。
Galaxy S23のカラーは全6色。通常カラーはラベンダー、クリーム、ファントムブラック、グリーンで、オンライン限定カラーがライム、グラファイトとなっています。日本国内ではdocomo、auから通常カラーの中から厳選されて販売される可能性が高いでしょう。
また、Galaxy S23と日本未発売が濃厚なGalaxy S23+のサイズ差はかなりあります。
Galaxy S23のデザインをレビュー
Galaxy S23の背面のデザインはGalaxy S22から継承されている部分も多くありますが、カメラ部分のデザインは一新され、一体感が増しました。最上位モデルのUltraのデザインと統一されました。
側面は角張ったデザインやサイズはiPhone 14を連想させます。
背面から見て右側面には何もありません。
左側面は上から音量ボタン、電源ボタンです。
上部側面にはマイクがあります(画像は側面のフィルムが剥がれかけています)。
下部側面には左からスピーカー、USB-Cコネクター、マイク、SIMスロットとなっています。
SIMスロットはSIMピンを利用して開閉するタイプです。
microSDなどの外部ストレージには非対応です。
Galaxy S23は防水・防塵(IPX5/IPX8・IP6X)にも対応し、急な雨や水まわりでも安心です。
Galaxy S23のディスプレイをレビュー
Galaxy S23 | Galaxy S22 | |
---|---|---|
画面サイズ | 6.1インチ | 6.1インチ |
パネル | 有機EL (フラット) | 有機EL (フラット) |
解像度 | FHD+ | FHD+ |
リフレッシュレート | 48~120Hz | 48~120Hz |
最大輝度 | 1750nits | 1300nit |
Galaxy S23のディスプレイは6.1インチのDynamic AMOLED(有機EL)ディスプレイを採用、ディスプレイのアスペクト比は19.5:9のため、iPhone 14シリーズと全く同じサイズです。
そのため、非常に親近感が湧きます。
Galaxy S23のディスプレイ解像度はFHD+でGalaxy S22と同様です。
リフレッシュレートは48~120Hzの可変式でゲームなどを快適にプレイできるだけでなく、省電力にも貢献します。
Galaxy S23ディスプレイの最大輝度は1750nitsで、Galaxy S22の1300nitから大幅に向上しました。炎天下での眩しい場所でも見やすいでしょう。
Galaxy S23の基本性能をレビュー
Galaxy S23 | Galaxy S22 | |
---|---|---|
SoC | Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy | Snapdragon 8 Gen 1 |
メモリ | 8GB | 8GB |
ストレージ | 128GB 256GB 512GB | 256GB |
microSD | × | × |
eSIM | ? | × |
Galaxy S23のチップセット(SoC)には現時点で最高峰のSnapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyを搭載。SamsungとQualcommが協力し、Galaxyスマートフォンに最適化されたSoCです。
一般的なSnapdragon® 8 Gen 2と比べて少しだけ性能が高くなっています。
Galaxy S23のベンチマークスコアは端末が届き次第、検証します。
Galaxy S23 | Galaxy S22 | |
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AnTuTu | 800158 | |
Geekbench 5 (シングル/マルチ) | 1198 3241 | |
PCMark | 13508 |
旧モデルのGalaxyのAnTuTuベンチマークも掲載します。
上位モデルのGalaxy S23 Ultraのレビュー記事はこちら!!
Galaxy S23のカメラ性能をレビュー
Galaxy S23 | Galaxy S22 | |
---|---|---|
メイン | 5,000万画素 | 5,000万画素 |
超広角 | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
望遠 | 1,000万画素 | 1,000万画素 |
ズーム倍率 (背面) | ー | 0.6~30倍 |
インカメラ | 1,200万画素 | 1,000万画素 |
Galaxy S23のメインカメラは広角+超広角+望遠の3眼構成で、Galaxy S22と仕様は同じです。
Galaxy S23は3倍の光学ズームに対応し、劣化のない写真が撮影できます。
また、最大30倍のデジタルズームにも対応し、遠く離れた場所の撮影を手助けしてくれます。
インカメラは1,200万画素で、自撮り撮影や本人確認等に役立ちます。
作例はGalaxy S22のレビュー記事をご覧ください。
Galaxy S23の電池持ちをレビュー
Galaxy S23 | Galaxy S22 | |
---|---|---|
バッテリー容量 | 3,900mAh | 3,700mAh |
急速充電 | 25W | 25W |
急速充電対応規格 | USB-PD | USB-PD |
ワイヤレス充電 | ◯ | ◯ |
リバース ワイヤレス充電 | ◯ | ◯ |
電池持ち (PCMark) | 6時間30分 |
Galaxy S23のバッテリー容量は3,900mAh、バッテリー持ちで悪評高いGalaxy S22の3,700mAhから微増していますが、Zenfone 9の4,300mAhは欲しいところ。
ただ、Galaxy S23の電池容量増大により、電池持ちは改善している可能性が高いでしょう。
輝度・リフレッシュレート最大の状態で、電池残量が100%から20%になるまでの時間を比較するバッテリーテストも端末が届き次第検証いたします。他機種と比較しています。
旧モデルのGalaxyの電池持ちは以下の通りです。
Galaxy S23の生体認証をレビュー
Galaxy S23 | Galaxy S22 | |
---|---|---|
顔認証 | 対応 | 対応 |
指紋認証 | 対応 | 対応 |
Galaxy S23の生体認証は超音波式の画面内指紋認証と顔認証に対応しています。
旧モデルのGalaxy S22では、顔認証、指紋認証ともに精度・速度が優秀であったため、Galaxy S23でも同等以上のレベルが期待できるでしょう。
Galaxy S23を安く買う方法
Galaxy S23を安く、お得に購入する方法をまとめました。
モデル | 販路 | 価格 |
---|---|---|
国内モデル | docomo | 136,620円 |
au | 136,330円 | |
楽天モバイル | 147,700円 | |
海外モデル | 要問合せ | |
イオシス | 109,800円~ | |
Expansys | 106,091円~ | |
Etoren | 130,300円~ |
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Galaxy S23のレビュー|まとめ
最後にGalaxy S23を短期間使用して感じた良い点・悪い点をまとめます。
- カメラのズーム性能が優秀
- さらに明るく綺麗になったディスプレイ
- iPhone 14とほぼ同じサイズ
- 防水・防塵に対応
- 旧モデルとの性能差が少ない
- 円安等の影響で価格が高い
Galaxy S23は完成度が高く、Androidを代表するスマートフォンといえるでしょう。
性能・機能を重視する方はGalaxy S23、価格重視の方にはPixel 7をオススメします。
カメラ・Sペン機能にこだわりがある方は、最上位モデルのGalaxy S23 Ultraも検討してみてください。
コメント|お気軽にどうぞ♪
コメント一覧 (2件)
S23のインカメラは12MPですよ
ご指摘の通り、誤植を確認いたしました。
お詫びするとともに修正させていただきました。