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motorola edge 30 pro 実機 レビュー |電池持ちが悪い、edge 20との違いも比較

motorola edge 30 pro 実機 レビュー
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Q1

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この記事ではmotorolaの最新のハイエンドスマートフォン「motorola edge 30 pro」の実機レビューをお届けします。

edge 30 proは6月3日に日本で発売します。

筆者がedge 30 proを実際に使用して感じたメリット・デメリットや去年発売されたedge 20との違いについても紹介します。

motorola edge 30 proの特徴を簡単にまとめると・・・

  • 最もパワフルなチップセット「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載
  • 約15分で50%以上充電可能な「TurboPower™ 68W」に対応
  • 超広角&マクロ撮影が可能な5,000万画素のカメラを搭載

motorola edge 30 proの評価は下記のとおりです。

総合評価
デザイン
携帯性
ゲーム性能
ディスプレイ
カメラ
電池持ち
スピーカー

早速、詳しく見ていきましょう!!

目次

motorola edge 30 proのサイズ・カラー・デザインをレビュー

edge 30 proedge 20
重量196g163g
163.06163
75.9576
厚さ8.796.99
カラーコスモブルーフロストオニキス
サイズの単位はmm

motorola edge 30 proのカラーはコスモブルーの1色のみです。

edge 30 proの縦横のサイズはedge 20とほぼ同じですが、厚みと重量が一気に増した。

ただ、edge 30 proはedge 20と異なり背面がラウンドエッジ加工されているので案外持ちやすと感じます。

edge 30 proの背面のデザインはすりガラスのようなマットな仕上がりとなっています。

カメラ周りやロゴは光沢感があり、おしゃれです。

edge 30 proの背面は角度によって、エメラルドグリーンのような色合いに見えることもあります。

画像でもわかるように背面はホコリが付着しやすいです(撮影前にエアダスターを使用しています)。

側面についても見ていきましょう。

側面のフレームはプラスチックを採用しているため、チープ感は拒めません。

背面から見て右側面には何もありません。

左側面は上から音量ボタン、電源ボタン(指紋センサー内蔵)です。

上部側面にはマイクがあります。

下部側面には左からスピーカー、マイク、Type-Cポート (USB 3.1互換)、SIMスロットとなっています。

SIMスロットはSIMピンを利用して開閉するタイプで、microSDなどの外部ストレージには対応していません。

motorola edge 30 proは防水・防塵(IP52)にも対応していますが、等級が低いため過度な期待は禁物です。

edge 30 proの防水・防塵性能は「垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない」「粉塵からの保護」といった程度で、特に防水性能は防滴程度とかなり低くなっています。

motorola edge 30 proのディスプレイをレビュー

motorola edge 30 proedge 20
画面サイズ6.7インチ6.7インチ
パネル有機EL
(フラット)
有機EL
(フラット)
解像度FHD+FHD+
リフレッシュレート144Hz144Hz
最大輝度700nits

motorola edge 30 proのディスプレイは、解像度がFHD+の6.7インチ有機ELディスプレイを搭載しています。


motorola edge 30 proのディスプレイの輝度は700nitsで、1300nitsのGalaxy S22と比べると暗く感じます。

炎天下など明るい場所での利用が多い方にはGalaxy S22シリーズをオススメします。

リフレッシュレートの説明



motorola edge 30 proのリフレッシュレートは144Hzとゲーミングスマートフォン並の性能を誇るため、非常に滑らかにディスプレイが更新されます。

電池持ちを重要視する方は、「設定」⇒「ディスプレイ」⇒「リフレッシュレート」で「自動」もしくは「60Hz」に設定するのをオススメします。

motorola edge 30 proの基本性能をレビュー

edge 30 proedge 20
SoCSnapdragon 8 Gen 1Snapdragon 888
メモリ12GB6GB
ストレージ256GB128GB
microSD
eSIM
※ 国内版の性能

motorola edge 30 proのSoC(心臓部)には現時点で最もパワフルなSnapdragon 8 Gen 1を搭載。

同じSoCを搭載したGalaxy S22シリーズではGoogle MapsやTwitterアプリでカクつく現象が起きていましたが、motorola edge 30 proではサクサク動きます。

edge 30 proは一般的なアプリの最適化が他社製品よりも進んでいる印象です。

参考までに、motorola edge 30 proとedge 20の各種ベンチマーク(性能を数値化したもの)の結果を掲載します。

edge 30 proedge 20
AnTuTu928447533962
Geekbench 5
(シングル/マルチ)
1193
3672
768
2749
PCMark1555613602

GalaxyやGoogle Pixelなど他機種のAnTuTuベンチマークとの比較表です。

AnTuTuベンチマーク(V9.2.7)
edge 20
533962
Galaxy S21
638672
Galaxy S20
657485
Pixel 6 Pro
728010
Galaxy S22
800158
motorola edge 30 pro
928447
Galaxy S22 Ultra
931681

motorola edge 30 pro(約9万円)は約12万円のGalaxy S22や約18万円のGalaxy S22 Ultraと同等の基本性能であることが表からわかります。

motorola edge 30 proのカメラ性能をレビュー

edge 30 proedge 20
メイン5,000万画素1億800万画素
超広角5,000万画素1600万画素
深度測位200万画素
望遠800万画素
ズーム倍率
(背面)
0.5~10倍0.5~30倍
インカメラ6000万画素3200万画素

motorola edge 30 proのメインカメラは広角+超広角+深度測位カメラの3眼構成です。

edge 30 proは望遠カメラが非搭載のため、edge 20の広角+超広角+望遠カメラよりも使いにくい印象があります。

プロモデルのスマートフォンとしては残念でなりませんが、ズーム撮影をあまり利用しないユーザーなら気にする必要もないかもしれません。

また、motorola edge 30 proのディスプレイ上部のノッチ内には6000万画素の高画質なインカメラが搭載されました。

まずは実際に撮影した写真を紹介しながら、motorola edge 30 proのズーム性能を見ていきましょう。

motorola edge 30 pro⇒motorola edge 20 pro(motorola edge 軽奢版と表記)の順番で掲載します。

東京・原宿の大通りで各倍率で撮影しました。

0.5倍

motorola edge 20 proでの0.5倍の作例を撮り忘れてしまいました。

edge 30 proは落ち着いた写真に仕上がっています。

AIによる補正も強くないため、使いやすいと感じます。

超広角カメラ撮影時特有の歪みも問題ないでしょう。

1倍(等倍)

等倍もそこまで差はありませんが、若干、彩度が異なります。

2倍

2倍もそこまで大きな差はありません。

4倍

edge 30 proは4倍で撮影するとだいぶ粗さが目立ちます。

10倍

edge 30 proの最大倍率10倍になるとかなり厳しい印象です。

30倍

edge 20の最大倍率30倍でも撮影しましたが、あまり実用的ではなさそうです。

edge 30 proとedge 20のカメラのズーム性能は予想していたほど差はなく、両機種とも0.5~4倍程度での撮影が理想的でしょう。

カメラのズーム性能を求める方には、Galaxy S22 UltraやPixel 6 Proをおすすめします。

その他に等倍で撮影した写真も紹介します。

先程の写真の撮影中に14匹のワンちゃんと散歩されている男性に遭遇し、許可を得て撮影しました。

motorola edge 30 proの方が明るく、現実に近い仕上がりとなっています。

スイーツはどちらが良いでしょうか?

motorola edge 30 proの方が、机などのディテールをしっかり残せているように感じます。

motorola edge 30 proはオレンジ色の花の輪郭が少し潰れています。

こちらの花壇はmotorola edge 30 proの方が不自然な色合いになっています。

ここからはポートレートモード(ボケモード)で撮影した写真の紹介です。

当記事では諸事情によりポートレートモードを用いた人物撮影の作例は用意していません。

motorola edge 30 proで撮影した赤い花は、茎の部分にフォーカスが当たっておりボケています。

青い花は彩度の違いと背景のボケ感が異なります。

黄色の花も似たような写真に仕上がっていますが、motorola edge 20の写真はブレてしまいました。

motorola edge 30 proとmotorola edge 20のカメラの構成が異なるので、motorola edge 30 proのカメラ性能の向上を期待しましたが、そこまで大きな差はないように感じました。

両機種ともミスショットが目立つため、大切な瞬間を撮り逃がす可能性が他機種より高そうです。

motorola edge 30 proの電池持ちをレビュー

edge 30 proedge 20
バッテリー容量4,800mAh4,000mAh
急速充電68W30W
急速充電対応規格TurboPowerTurboPower
ワイヤレス充電◯(15W)
リバース ワイヤレス充電◯(5W)
電池持ち
(PCMark)
5時間40分5時間28分

edge 30 proの電池容量は4,800mAhと同サイズのスマートフォンとしては標準的な容量です。

edge 30 proは最大68Wの急速充電規格「TurboPower」に対応しているため、約15分で50%以上の充電が可能です。

edge 30 proでは最大15Wのワイヤレス充電や他のスマートフォンやイヤホンなどを充電できるリバースワイヤレス充電にも対応しています。

また、ベンチマークアプリ「PC MARK」を用いてedge 30 proの電池持ちを調べました。

motorola edge 30 proの輝度・リフレッシュレート最大(144Hz)と非常に電池が消費しやすい状態でテストを行い、電池残量が100%から20%になるまでの時間を他機種と比較しました。

motorola edge 30 proの電池持ちテストは5時間40分という結果で、バッテリー持ちは非常に悪いと言えます。

edge 20から電池容量は大幅に増量されましたが、電池持ちはさほど改善されていません。

スマートフォンの電池持ちは利用方法やテスト方法により大きく異なります。PC MARKの結果は参考程度に留めてください。

edge 30 proはリフレッシュレート最大の場合、体感では1回の充電で1日ギリギリ使えるか使えないかというレベルのため、ハードユーザーは注意が必要です。

普段利用するときは、「設定」⇒「ディスプレイ」⇒「リフレッシュレート」の項目で144Hzから自動もしくは60Hzに変更することで電池持ちは大幅に改善します。

電池持ちの比較表で他機種と比べて見てください。

バッテリー持ち(100%⇒20%)
Zenfone 8
4時間50分
motorola edge 20
5時間28分
motorola edge 30 pro
5時間40分
Find X2 Pro
5時間55分
Galaxy S20
6時間09分
Galaxy S22
6時間30分
Galaxy S21
6時間34分
Pixel 6 Pro
6時間43分
Galaxy Note20 Ultra
7時間11分
Pixel 6
7時間56分
Galaxy S22 Ultra
8時間01分
moto g100
8時間31分
Galaxy S21 Ultra
10時間56分

motorola edge 30 proの生体認証をレビュー

edge 30 proedge 20
顔認証対応対応
指紋認証対応対応
認証精度を◎・〇・△・×の4段階で評価

motorola edge 30 proの生体認証は静電式の指紋認証と顔認証に対応しています。

motorola edge 30 proの指紋認証の精度・速度は非常に優秀で、これ以上優秀な指紋センサーを搭載しているスマートフォンは思い浮かびません。

実際の指紋認証の様子は動画でご確認ください。

https://twitter.com/sumahomaho/status/1518895916228304896

motorola edge 30 proの顔認証の精度・速度も非常に優秀で、寝っ転がったり、横を向いている状態でも認証に成功することが多いです。

こちらも、顔認証の様子を動画に収めました。

https://twitter.com/sumahomaho/status/1518898263792922625

motorola edge 30 proのスピーカーの音質をレビュー

motorola edge 30 proのスピーカーはステレオスピーカーで、側面下部とディスプレイ上部に搭載されています。

motorola edge 20はモノラルスピーカーのため、edge 30 proの方が音質は上です。

edge 30 proの音質は点数で表すと、4.0点/5点満点です。

edge 30 proとedge 20の録音データを参考にしてみてください。

motorola edge 30 pro
motorola edge 20

フリー音源: We Are One – Vexento (No Copyright Music)
––––––––––––––––––––––––––––––
We Are One by Vexento https://soundcloud.com/vexento
https://www.youtube.com/user/Vexento
Free Download / Stream: http://bit.ly/2PaIKcR
Music promoted by Audio Library https://youtu.be/Ssvu2yncgWU
––––––––––––––––––––––––––––––

edge 30 proはedge 20と比べて、一音一音がはっきり聞こえる、音の強弱があるといった感じです。

低音・高音ともにバランス良く鳴るのでくせもなく使いやすいスピーカーです。

motorola edge 30 proを安く買う方法

motorola edge 30 proは格安SIM(MVNO)で購入するのがお得です。

スクロールできます
モデル価格詳細

12GB/256GB
MNP:54,800円
新規契約:69,800円
端末のみ:実質59,800円
端末単体購入の価格は69,800円で、10,000円ギフト券進呈

8GB/128GB
MNP:51,800円
新規契約:67,800円
端末のみ:実質57,800円
端末単体購入の価格は67,800円で、10,000円ギフト券進呈

12GB/256GB
70,000円㊙クーポン利用で86,500円から16,500円引き

motorola edge 30 proのレビュー|まとめ

最後にmotorola edge 30 proを使ってみて感じた良い点・悪い点と項目別の評価をまとめます。

motorola edge 30 proの良い点と悪い点

motorola edge 30 proの良い点(メリット)と悪い点(デメリット)は以下の通りです。

良い点
悪い点
  • Snapdragon 8 Gen 1を搭載
  • 防水・防塵に対応
  • 指紋・顔認証が優秀
  • ワイヤレス充電対応
  • 144Hzのリフレッシュレート対応
  • ステレオスピーカー搭載
  • デュアルSIM対応
  • カメラ性能がイマイチ
  • edge 20との差が意外に少ない
  • 電池持ちが非常に悪い
  • FeliCa非対応

motorola edge 30 proの項目別評価

motorola edge 30 proの項目別の評価(評判)は以下の通りです。

総合評価
デザイン
携帯性
ゲーム性能
ディスプレイ
カメラ
電池持ち
スピーカー

edge 30 proは基本性能が非常に高いスマートフォンですが、手頃なハイエンドスマートフォンということもあり、荒削りな部分も多いです。

そのため、edge 30 proはゲームユーザーにおすすめしたいスマートフォンです。

ただ、価格(89,800円)を考える、軽いゲームしかしない方やゲームをプレイしない方にはあまりおすすめしません。

一般ユーザーにおすすめしたいスマートフォンは・・・

軽めのゲームをプレイする方であれば61,947円から購入可能なXiaomi 11T Pro

ゲームはしないけど全部入りで長く使えるスマートフォンが欲しいという方には60,988円から購入できるGoole Pixel 6

です。


motorolaは長年、日本でスマートフォンを販売している老舗メーカーです。

グローバルモデルをそのまま販売するのではなく、日本独自機能など日本向けにローカライズした端末を展開すればもう少し評価も違ってきたかと思います。

今後のMotorolaにはさらに期待したいところです。

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