HUAWEI FreeBuds Pro 2はHUAWEI(ファーウェイ)の完全ワイヤレスイヤホン FreeBudsシリーズの最上位モデル(プレミアムモデル)の完全ワイヤレスイヤホン(TWS)で、音質や機能に妥協したくないという方にオススメのイヤホンです。
「気軽に音楽を聴ければ良い」という方には4千円で購入可能なHUAWEI FreeBuds SEがおすすめです。
この記事では、HUAWEI FreeBuds Pro 2を実際に長期間使用して感じたメリット・デメリットをレビューしていきます。
結論からお伝えすると・・・
オーディオメーカーでないHUAWEIがここまで高音質で操作性も素晴らしいHUAWEI FreeBuds Pro 2を作れることに驚きを隠せません。価格は2.6万円ほどしますが、十分安いとさえ感じてしまう完成度で、完全ワイヤレスイヤホンは妥協したくないという方に強くオススメできる商品です。
HUAWEI FreeBuds Pro 2について、筆者が愛用中のSONY WF-1000XM4と比較しながら詳しくレビューしていきます。
HUAWEI FreeBuds Pro 2の特長をレビュー
- デュアルドライバーユニット搭載の音響システムを採用
- 4マグネットダイナミックドライバー搭載
- 業界初のマイクロ平面振動板ドライバーを搭載したTWS
- フランスの高級音響機器ブランド「Devialet」とHUAWEIが共同開発した音質チューニング
- 業界初のトリプルマイクによるノイズキャンセリング機能搭載
- 2台のデバイスと同時接続可能なマルチポイント機能に対応
- Hi-Res Wireless Audio認証、LDAC対応
- 装着状態や個人差に応じた音質補正が可能なアダプティブイヤーマッチングEQに対応
- IP54の耐水耐塵に対応
- 最大30時間の連続音楽再生が可能なロングバッテリー
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HUAWEI FreeBuds Pro 2の付属品・デザインをレビュー
HUAWEI FreeBuds Pro 2は上下に開封するタイプの箱に梱包されており、付属品は以下のものが同梱されています。
- イヤーチップ(S・M・Lサイズ)
- 充電用USB Type C ケーブル(USB-C & USB-A)
- クイックスタートガイド
- WARRANTY CARD(保証書)
- イヤーチップのMサイズはイヤホン本体に装着済みです。
イヤピースのデザインは画像のように特殊な形状をしているため、サードパーティ製のイヤピースの使用は難しそうです。
それにしても、イヤホン本体の光沢がすごく、周りの物が反射してますね(汗)
イヤホンの左右はイヤホン本体内側の「L」「R」で判別可能です。
HUAWEI FreeBuds Pro 2のカラーはシルバーブルー、シルバーフロスト、セラミックホワイトの3色が用意されていますが、シルバーフロストはAmazon限定モデルとなっています。
実際の色味は画像のように光沢感があります。ピカピカと反射するのが嫌いな方はセラミックホワイトを選ぶのが良いかもしれません。
HUAWEI FreeBuds Pro 2は軽量化にも努めています。イヤホン本体はそれぞれ約5.8g、充電ケースは約52.1gで合わせてもわずか約63.7gしかありません。
FreeBuds Pro 2は前モデルのFreeBuds Proより重さが13%軽量化され、サイズも11%コンパクトになっています。
イヤホン本体がケースから取り出しずらいと最初は感じますが、コツをつかめば簡単に取り出せるようになります。
イヤホン収納部分の中央には接続状況やイヤホンの電池残量を表示するLEDライトが配置されています。
充電ケース側面下部には、充電ケースの電池残量や充電状況表示用のLEDがあります。
HUAWEI FreeBuds Pro 2のデザインはシンプルでコンパクト。耳に直接当たる部分は小型化されているため、長時間の視聴でも疲れにくいです。
筆者が愛用中のSONY WF-1000XM4は耳の圧迫感が凄く長時間の利用も躊躇します。
FreeBuds Pro 2はステック部分に重要な部品を配置しているため、装着時の安定性にもつながっています。電車乗車時など、「耳から落ちないかな?」といった不安も無くなりました。
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HUAWEI FreeBuds Pro 2の音質をレビュー
HUAWEI FreeBuds Pro 2は中低音域を担当するダイナミックドライバーと高音域を担当するマイクロ平面振動板ドライバーの2つのドライバーユニットを搭載。
11mmのダイナミックドライバーは4つのマグネットを搭載しており、強力なマグネットにより駆動力が強化され、迫力のある重低音を鳴らしてくれます。
マイクロ平面振動板ドライバーは、HUAWEI FreeBuds Pro 2が完全ワイヤレスイヤホンとしては初めて採用。再生周波数帯域は14Hzから48kHzまでと広く、迫力のある低音に加え、音楽をより解像度高く再現することができます。
ただ、人間の知覚範囲(約20Hz~20kHz)を大きく超えるため、そこまで気にする必要はないでしょう。
FreeBuds Pro 2は様々なEQにより常に最適な音質を提供。通常のワイヤレスイヤホンは外耳道(耳介の中心から鼓膜までの器官)/装着状態のみの補正が中心ですが、HUAWEI FreeBuds Pro 2は音量の補正にまで対応しています。
アダプティブイヤーマッチングEQ(AEM EQ)は自動で機能し、イヤホン装着時にイヤホンの音を出口側に配置されたマイクロホンが外耳道内の音響状況を検出。耳の形(外耳道)や装着状態に応じた最高のリスニング環境を提供します。
アダプティブボリュームEQ(AVM EQ)はユーザーが音量を上げたり下げたりする際に機能し、異なる音量でも一貫した音質を実現。人間の耳は音量が大きいときと小さいときで、高音・中音・低音のバランスが違って聴こえます。AVM EQは元の音源の意図に対して、聴こえる音が正しいバランスとなるよう、自動でそれぞれの帯域のエネルギーをイヤホンが自動で調整してくれます。
Bluetoothコーデックは高音質のLDACに対応し、ハイレゾの認証を取得。最大ビットレートは990kbps、サンプリングレートとビット深度は最大96 kHz / 24bitで、ハイレゾ相当の音の量で、音の繊細さや奥行き、ディテールを感じ取ることができます。
LDACはデフォルトでオフになっているので注意が必要です。LDACで再生するためにはLDAC対応機種でHUAWEI AI Lifeアプリと接続し、サウンド効果からスマートHDモードをオンにする必要があります。
HUAWEI AI Life
posted withアプリーチ
ただ、Android 13搭載のスマートフォン(現時点ではGoogle Pixelシリーズのみ)ではLDACの有効化ができなそうです。
画像はAndroid 13のGoogle Pixel 6 Proのスクリーンショット。「スマートHDモード」をオンにする項目が存在しません。
Android 13のGoogle Pixelシリーズを利用中の方は、Android 12以下でLDACに対応したAndroidスマホで有効化しなければなりません。一度LDACを有効化すれば、Android 13のスマホでも利用できます。
Android 13にアップデートする場合は、事前にAndroid 12の状態でLDACを有効化しておきましょう。
一度LDACを有効化しておけば、Android OSのメジャーアップデートを行ってもLDACは無効化されません。
この件に関してファーウェイ・ジャパンに問い合わせを行いました(機種名、OS等の条件を提示)が、「端末側がLDACに対応している必要がある」と回答があるだけで、筆者が求める回答は得られませんでした。(筆者が利用中のGoogle Pixel 6 / 6 ProはLDACに対応)
HUAWEIはフランスの高級音響機器ブランドであるDevialetと音質チューニングの面で協業をし、オリジナルの音源が持つ感動の再現を目指しました。Devialetとの共同制作のサウンドはAI Lifeアプリの「サウンド効果」で「デフォルト」を選択する必要があります。「低音強調」「高音強調」「音声」等は非対応です。
サウンド効果は「+」ボタンから独自にカスタマイズすることもできますが、こちらもDevialet共同制作サウンドは非対応なので注意しましょう。
FreeBuds Pro 2の音質評価
FreeBuds Pro 2で実際に聴いた感想は・・・
高音域は量感が若干多めですが、音の伸びがよく、聞いていて気持ち良いです。
中音域は非常にバランスが良く、ボーカルも近すぎず、遠すぎずで距離感がちょうど良いと感じます。
低音域は量感が少なめですが、しっかり出ています。個人差はあると思いますが、筆者にとってSONY WF-1000XM4の低音は少し強すぎると感じていたのでFreeBuds Pro 2はちょうど良いです。
HUAWEI FreeBuds Pro 2は解像度も比較的高く、繊細な音を届けてくれます。
筆者がHUAWEI FreeBuds Pro 2を使って感じた音質の評価は以下の通りです。
HUAWEI FreeBuds Pro 2は良くも悪くもバランスのとれた音質を実現しているため、万人受けの良い音でしょう。ただ、平面振動板ドライバーを採用の影響かはわかりませんが、少し独特な音だと感じる方がいるかも知れません(筆者は1日で慣れました)。
FreeBuds Pro 2のノイズキャンセリング性能
HUAWEI FreeBuds Pro 2は業界初のトリプルマイクによるアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載。2つのフィードフォワード、1つのフィードバックの高感度マイクがより正確な環境音と耳元の音の状況をリアルタイムで分析し、逆音波を発生させてノイズキャンセリングします。ノイズ除去の効果は前モデルのFreeBuds Proを超えており、騒がしい場所や混雑した環境でも、自分の世界に没頭することが可能です。50 Hz~3000 Hzでの周波数帯域のノイズキャンセリングを実現しており、FreeBuds Proと比較して平均ノイズキャンセリング効果が15%向上しています。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能は「くつろぎ」「標準」「ウルトラ」の他に自動モードの「ダイナミック」から選択可能です。各モードの特長は以下の通りです。
モード | 特長 |
---|---|
ダイナミック | 周囲の状況に併せてノイズキャンセリングモードを自動で選択します。 |
くつろぎ | 図書館などノイズの少ない場所でエアコンやパソコンなどのノイズを低減します。 |
標準 | カフェなどざわざわした空間でもノイズを除去し、プライベートな空間を演出します。 |
ウルトラ | 公共交通機関利用時など非常にうるさい場所での低周波ノイズを大幅に低減します。 |
HUAWEI FreeBuds Pro 2のノイズキャンセリング性能は非常に良いと感じます。エアコンの音やPCのファンの音、キーボードのタッチ音程度なら綺麗に消えます。同価格帯のTWSの中ではトップクラスのノイキャン性能です。
SONY WF-1000XM4と比較して、FreeBuds Pro 2のノイズキャンセリングは長時間視聴しても耳が疲れにくいのも特長です。
FreeBuds Pro 2の外音取り込み性能・通話品質
HUAWEI FreeBuds Pro 2は外部音取り込み(アウェアネス)モードにも対応しており、かなり自然に周囲の音を拾ってくれるため、合格点です。アウェアネスモードは「通常モード」と「音声モード」が搭載されていますが、両モードでそこまで差はありません。音声モードを使うとノイズが気になります。
ひらけた場所なら外部音取り込みはしっかり機能し、人の声や救急車の音を聞き取ることができます。しかし、自宅の部屋を介した会話など壁を挟むと一気に効果が弱くなります。SONY WF-1000XM4の外部音取り込みの方が全体的に音がハッキリ大きく聞こえる印象です。
また、トリプルマイク、骨伝導センサー、そしてファーウェイが独自開発したディープラーニングの一種であるディープニューラルネットワーク(DNN)ノイズリダクションアルゴリズムが相互作用し、最適化された通話ノイズリダクションを実現します。飲食店・バー・繁華街などの騒がしい環境でも通話相手にはまるで静かな会議室で話しているかのようなクリアな音声を届けます。
実際に道路沿いの自宅で使用してみると、かなり騒音などのノイズは低減していますが、人の声は機械音のようで違和感がありました。
マイク内部に備えられた新メッシュ機構により、耐風性能が向上。風速と風向に基づいて、3 つのマイクからダイナミックに使用するマイクを選択するというHUAWEI独自の風ノイズ低減技術を使用しています。
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HUAWEI FreeBuds Pro 2の接続安定性・操作性・アプリをレビュー
HUAWEI FreeBuds Pro 2の接続安定性や専用アプリ「HUAWEI AI Life」の操作性をレビューします。
FreeBuds Pro 2の接続安定性
HUAWEI FreeBuds Pro 2はBluetooth 5.2に対応し、安定した接続を実現しています。
超安定したケーブルレス・低消費電力接続により、音楽、ゲーム、映画で安定した臨場感あふれるオーディオ体験が可能です。
接続の安定性はトップクラスで、頻繁に部屋を移動したり、不安定となりやすい冷蔵庫・電子レンジ周辺での利用も全く途切れることなく利用できるため、ストレスになりません。SONY WF-1000XM4は電子レンジ・冷蔵庫周辺だと高確率でブツブツ途切れるため、FreeBuds Pro2のほうが優秀です。
FreeBuds Pro 2の専用アプリ「HUAWEI AI Life」の操作性
FreeBuds Pro 2専用アプリ「AI Life」で設定できるのは主に以下の8つです。
- ジェスチャー(タッチ操作)
- マルチポイント
- ノイズコントロール(ノイズキャンセリング、アウェアネス、オフ) 【解説済み】
- サウンド効果、音質 【解説済み】
- イヤホンの検索
- イヤーチップの適合テスト
- イヤホンのアップデート
- 設定(装着検出、低オーディオ遅延)
HUAWEI FreeBuds Pro 2のタッチ操作(ジェスチャー)は主に「ピンチ」「ピンチして維持(長押し)」「スワイプ」の3種類で、FreeBuds Pro 2専用アプリ「HUAWEI AI Life」を用いることで自由にカスタマイズすることができます。
ピンチ | ピンチして維持(長押し) | スワイプ |
---|---|---|
イヤホン側面を1度つまむ | イヤホン側面をつまみ続ける | イヤホン側面を上下にスワイプ |
HUAWEI FreeBuds Pro 2のタッチ操作では以下のことが割り当てられます。タブを切り替えてご覧ください。
着信/通話中、その他の時間(音楽視聴)のそれぞれで以下のようにタッチ操作が割り振られます。
着信/通話中 | 1回ピンチ:電話に応答/終了、なし 2回ピンチ:着信を拒否、なし |
その他の時間 | 1回ピンチ:音楽の再生/一時停止、なし 2回ピンチ:次の曲を再生、なし 3回ピンチ:前の曲を再生、なし |
HUAWEI FreeBuds Pro 2はマルチポイント対応のため、スマートフォンやパソコンなどで同時に2台まで接続でき、テレワーク時代に非常に役立ちます。
マルチポイントは、Android、iOS(iPhone含む)、Windows、Macに対応しています。
非常に便利な機能なため、マルチポイント対応でHUAWEI FreeBuds Pro 2を選ぶ方もいるでしょう。
デュアル接続時の優先デバイスを予め設定することもできます。
EMUI 10.0以上のファーウェイスマートフォン、タブレットで利用する場合はポップアップペアリング機能が利用できます。
まれに、マルチポイント接続中の端末を変更するときに「ザザッ」といった大きなノイズ音が鳴りビックリすることがあります。
HUAWEI FreeBuds Pro 2はイヤホン紛失時に捜索することも可能です。
イヤホンが端末の近くにある場合は、イヤホンで大音量を鳴らして見つけやすくしてくれます。
ただ、イヤホンが端末と接続されているときのみしか利用できないため、利用シーンは限定的でしょう。
FreeBuds Pro 2本体のアップデートもアプリで行えます。
設定では「装着検知」「低オーディオ遅延」のオン、オフが可能です。
装着検出を利用すれば、イヤホンを外したときに、音楽を一時停止、もしくは、再生デバイスの切り替えができます。再度イヤホンを装着した際に自動で再開します。
低オーディオ遅延は、ネットワークが混雑しやすい電車や空港のような場所で音楽が途切れにくくなります。この機能はイヤホンが切断されると無効になるため、イヤホンを使うたびに設定でオンにする必要があります。
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HUAWEI FreeBuds Pro 2のバッテリー周りをレビュー
HUAWEI FreeBuds Pro 2のバッテリー持ち、充電速度についてレビューします。スタミナはTWSを利用する際に重要な要素と筆者は考えています。
HUAWEI FreeBuds Pro 2の電池持ち
HUAWEI FreeBuds Pro 2はノイズキャンセリングオフの状態で、イヤホン単体で6.5時間、充電ケース利用で30時間利用できるとしています。
筆者も実際に音楽再生で検証をしてみたところ、イヤホン単体での電池持ちは右のイヤホンが4時間10分、左のイヤホンが4時間16分でした。
経過時間 | 電池残量 イヤホン(左) | 電池残量 イヤホン(右) |
---|---|---|
開始時 | 100% | 100% |
1時間後 | 87% | 85% |
2時間後 | 68% | 67% |
3時間後 | 40% | 36% |
4時間後 | 5% | 4% |
4時間10分後 | 3% | 0% |
4時間16分後 | 0% | 0% |
HUAWEI FreeBuds Pro 2でアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を利用すると電池持ちはさらに悪化します。HUAWEIはイヤホン単体で4時間、充電ケース利用で18時間利用できるとしていますが、筆者が先ほどと同条件のテストを行ったところ、イヤホン単体での電池持ちは右のイヤホンが2時間28分、左のイヤホンが2時間37分とかなり厳しい結果がでました。
ANC機能利用予定で連続で長時間視聴する方は、かなり注意が必要です。
また、HUAWEI FreeBuds Pro 2は電池残量が10%に低下すると「プンポーン」といった効果音で一度だけ流れ、充電するよう促されます。
FreeBuds SEは電池残量表示が5%単位でしたが、FreeBuds Pro 2は1%単位です。
HUAWEI FreeBuds Pro 2の充電方法・充電速度
HUAWEI FreeBuds Pro 2のイヤホン充電ケースは有線充電(USB Type-C)、ワイヤレス充電(Qi規格対応)に対応しています。充電ケース(イヤホン未挿入時)の充電時間は、有線で約1時間、無線で約2時間となっています。
有線充電はUSB Type-Cを採用しているため、Andoid端末や上位モデルのiPadを利用中の方はケーブルの使いまわしが可能で、外出時も持ち歩く充電器が増えずにすみます。
ワイヤレス充電は国際標準規格のQi規格に対応しているため、リバースチャージ(逆充電)に対応したスマートフォンでもHUAWEI FreeBuds Pro 2を充電できます。
もちろん、一般的なワイヤレス充電器も問題なく利用できます。今回検証したのは家電メーカーのBALMUDAから販売されている「BALMUDA Phone ワイヤレス充電器」です。
充電ケースでのイヤホン本体の充電時間も計測したところ、左右とも30分以内で充電できることが判明しました。イヤホン単体での電池持ちはあまり良くありませんが、イヤホンは15分の充電で60%以上充電できるため、こまめに充電できる方ならそこまで不便さは感じないでしょう。
なお、イヤホンを1回フル充電行った充電ケースは電池残量が100%⇒92%までしか減少しないため、充電ケースで何度も充電ができます。
充電時間 | 電池残量 イヤホン(左) | 電池残量 イヤホン(右) |
---|---|---|
開始時 | 0% | 0% |
5分後 | 17% | 16% |
10分後 | 40% | 40% |
15分後 | 64% | 62% |
20分後 | 78% | 75% |
25分後 | 88% | 86% |
30分後 | 100% | 100% |
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HUAWEI FreeBuds Pro 2とSONY WF-1000XM4を比較
HUAWEI FreeBuds Pro 2と筆者が愛用中のSONY WF-1000XM4を項目別に比較してみました。SONY WF-1000XM4と迷っている方は参考にしてみてください。
項目 | HUAWEI FreeBuds Pro 2 | SONY WF-1000XM4 |
---|---|---|
音質 | 4.8 中音: 4.8 低音: 4.4 | 高音: 4.6 中音: 4.6 低音: 4.8 | 高音:
ノイズキャンセリング | 4.7 | 4.8 |
外音取り込み | 4.3 | 4.7 |
マイク性能 | 4.2 | 4.6 |
装着感 | 4.9 | 1.5 |
アプリの利便性 | 4.8 | 3.0 |
ペアリング時間 | 4.6 | 2.5 |
接続の安定性 | 4.8 | 3.0 |
ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 |
マルチポイント | 対応 | 非対応 |
SONY WF-1000XM4は音質・ノイズキャンセリング・外音取り込みととにかく音にこだわりたいという方にオススメです。
HUAWEI FreeBuds Pro 2は音質も妥協したくないけど、装着感・利便性・マルチポイントを重視する方におすすめです。
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HUAWEI FreeBuds Pro 2のレビュー|まとめ
最後に、HUAWEI FreeBuds Pro 2のレビューを行って気付いたメリット・デメリットをまとめます。
- 低音が控えめだが、中音・高音は伸びが良く気持ち良い
- 音量に合わせて音質が最適化されるので聴きやすい
- ノイズキャンセリング性能が最強クラス
- 装着感が良好で長時間の利用でも疲れにくい
- マルチポイント接続対応で2台のデバイスと同時接続が可能
- コントロール操作の誤作動が少なく、細かくカスタマイズ可能
- ワイヤレス充電に対応
- イヤホン本体の電池持ちが悪い
- 外部音取り込み機能の効きが悪いことがある
- マルチポイントで端末切替時にノイズが入ることがある
- 一部のAndroid 13搭載端末でLDACが利用できない(解決策あり)
- カラーによっては反射や指紋が気になる
HUAWEI FreeBuds Pro 2をお得に買う方法
HUAWEI FreeBuds Pro 2をお得に購入する方法を紹介します。現在はHUAWEI公式サイトでの購入がオススメです。
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---|---|---|
HUAWEI公式サイト | ⇒24,120円 | 10%OFFクーポン【APROSE815】利用時の価格 当サイト経由でないとクーポンは利用できません。 |
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