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スマホマホが選ぶ2019年 ベストスマートフォン┃2019年 あなたが選ぶベストスマートフォン Advent Calendar 2019 企画

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昨日はアル@キャッシュレス生活さんが担当して下さいました。

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今年は、私自身、ASUSのスマートフォンをあまり購入しなかったため、アルさんの記事は非常に参考になりました。

本日は、私、スマホマホ(@sumahomaho)が担当させていただきます。私自身、各メーカーのスマートフォンを比較するのが趣味で、主要なメーカーの機種を購入して日々楽しんでいます。

今年も気付ければ12月となり、今年も残り一月となりました。一年はあっという間ですね。

私の2019年は1月1日にHUAWEI P20 Proを購入して一年がスタートしました。

P20 Proはカメラの性能がとても良く、今まで写真をあまり撮らない私を、カメラ好き(スマホ限定)にしてくれた思い出の機種です。

この頃から各社がカメラ機能に力を入れ始め、スマートフォンのカメラも大分進化しました。1台に搭載されるカメラの数も増え、このまま行くと10眼カメラ搭載のスマホも当たり前なんて時代が来るかもしれません。(さすがにないか…)

スマートフォンのカメラにおいて大きく進化した一年でしたが、スマートフォンメーカーの情勢が大きく変わる一年でもありました。

私の大好きだったスマートフォンメーカーのhtcも一気に世界シャアを落とし、残念ながら日本では新機種が出なくなりました。

日本のスマートフォン市場においても大きな変化が見られる一年でした。

一つ目は、Apple一強の時代ではなくなってきたということです。またまだ、iPhoneの勢いはあるものの、安くて性能の良いAndroid端末が増えてきたことにより以前よりAppleは苦戦しているように思えます。

二つ目は、日本のスマートフォンメーカーにおけるシェアの変化です。

2019年はメーカーによりハッキリと明暗が分かれました。

大きくシェアを落としたのは、Xperiaシリーズを展開しているSONYです。頻繁に新機種は出すものの、ここ最近は、マイナーチェンジ程度にしか進化していないように感じます。SONYは今以上にカメラに特化したスマートフォンやSIMフリー端末の販売に期待したいところです。SONYのスマートフォンは端末価格が高いことも悪循環に陥っているように感じます。

SHARPは鴻海に買収されて以降、販売台数が急増しました。「軽さ」で勝負している「AQUOS zero」シリーズで個性を出すだけでなく、ミドルレンジモデルの「AQUOS sense」シリーズで大成功を収めています。先月には、DSDV+おサイフケータイ対応のSIMフリースマートフォン「AQUOS sense3」が発売されるなど、ユーザーが求めている製品を世に送り出しています。

また、中国メーカーの存在感が増した一年でもありました。

HUAWEIは、米国による制裁の影響が懸念されていましたが、人気NO.1のSIMフリースマートフォン「HUAWEI P30 lite」などコストパフォーマンスの高い端末が多く、現在も人気は衰えません。

OPPOは、税込4万円以下でおサイフケータイ、DSDV、Snapdragon710搭載している「OPPO Reno A」が爆発的な人気となっています。指原莉乃さんをCMで採用することでOPPOの知名度も一気に向上しました。

また、明日、12月9日(月)には同じく中国メーカーのXiaomiがついに日本に進出します。

今年は、年末までガジェット好きをワクワクさせてくれますね♪

三つ目は、過剰な端末割引に対する規制が入ったということです。

私自身、今まで、MNP(他社からの乗り換え)を利用してスマートフォンを安く購入してきました。その当時は、規制後、どうなってしまうのか全く想像がつきませんでした。

しかし、規制後の状況を見ていると、頻繁にスマートフォンを購入する方にとっては良い方向に向いたように感じます。

理由は二つあります。

一つ目は、端末の価値が下がりにくくなったからです。そのため、私自身、安心して発売直後にスマートフォンを躊躇なく購入することができるようになりました。今まではMNPで安売りが行われると一気に端末の価値が下がってしまう現象が良く見られ、不安でした。

二つ目は、端末の本体代金が下がったからです。12月6日(金)にSoftBankから発売されたLG G8X ThinQは、Snapdragon 855、RAM6GB、ROM64GB、FeliCa搭載、デュアルスクリーン同封ながら、約5.5万円と以前では考えられないような価格設定で発売されました。いままでですと、端末代が10万円を超える機種も当たり前でした。私の記憶では、ここ数年、キャリアから販売されているハイエンドのSoCを搭載したスマートフォンで5万円代(発売時の価格)の端末は聞いたことがありません。(端末購入サポートなどによる割引は除外しています。)

以上が2019年のスマートフォン市場における主な出来事です。

前置きがかなり長くなってしまいましたが、ついに、スマホマホの『2019年ベストスマーフォン』をご紹介致します!!

目次

2019年にスマホマホが購入したスマートフォン

私が2019年に購入したスマートフォンは以下の52機種です。

単純計算では、一週間で約1台のスマートフォンを購入していることになります。

まだ、12月の上旬ですので台数は増える可能性があります。

メーカー 機種名
Apple iPhone7 Plus
iPhone XR
iPhone X
iPhone 11
ASUS ZenFone6
Google Pixel3 
Pixel3 XL(G013C)
HUAWEI P20 Pro(HW-01K)
nova lite 3
P20 lite au版
Mate 20 X(EVR-L29)
Mate 20 Pro SoftBank版
Mate 20 lite
nova lite 3(UQ版)
P30 lite
Lenovo Windows Phone(503LV)
LG Android One X5
V30+(L-01K)
JOJO(L-02K)
LG G8X ThinQ(901LG)
OnePlus OnePlus 7T
OPPO R15 Pro
R17 Neo(UQ版)
Find X
Reno 10x Zoom 
AX7
Reno A
Reno A 128GB 
Reno Ace
Samsung Galaxy S8 (SC-02J))
Galaxy S9 (SC-02K))
Galaxy Note8(SC-01K))
Galaxy S10(SC-03L)
Galaxy S10+(SC-04L)
Galaxy S10+(SCV42)
Galaxy S10 5G
Galaxy Note9(SCV40)
Galaxy A30(SCV43-u)
Galaxy Fold(SCV44)
Galaxy Note10+(SC-01M)
Galaxy Note10+(SCV45)
SHARP IS03
AQUOS R(SHV39)
AQUOS zero(801SH)
SONY Xperia XZs(602SO)
Xperia XZ2(702SO)
Xperia XZ3(SOV39)
Xiaomi mi mix 2s
Mi9
Black Shark2
Mi Note 10 
ZTE M(Z-01K)

※メーカー名は50音順

欲しいスマートフォンは軒並み購入しましたが、Apple iPhone 11、HUAWEI P30 Pro、Mate 30 Pro、Xiaomi Mi Mix3は現在でも気になっているスマートフォンです。

今年購入したスマートフォンを一覧表にまとめると「HUAWEI」「OPPO」「Samsung」の機種に偏っていました。

一年を思い返せば、この三社は私の中で、非常にホットなメーカーでした。

スマホマホが選ぶ2019年スマートフォン

まず始めに選考基準についてご説明致します。

・価格(コストパフォーマンス)
・性能(価格に見合っている性能かどうか)
・発熱や電池持ちなどスマホマホ独自の実験データ

上記に記載した通り、スペックだけでなく、価格や実際の使用感を考慮に入れてベストスマートフォンを選出しました。

ずばり

私、スマホマホが選ぶ2019年のベストスマートフォンは

OPPO Reno A

です。

最後の最後までGalaxy Note10+とかなり悩みました。Galaxy Note10+がNO.2です。

OPPO Reno A のスペック一覧表

  OPPO Reno A (CPH1983)
通信キャリア SIMフリー
発売日 2019年10月1日
OS Android 9 Color OS 6
SoC Snapdragon™ 710
サイズ 158.4×75.4×7.8mm
重量 169.5g
ディスプレイ 6.4インチ 有機EL FHD+ (2,340×1,080)
メモリ 6GB
ストレージ 64GB
バッテリー 3,600mAh
カメラ(背面) 1600万画素+ 200万画素
カメラ(前面) 2500万画素
カラー ブラック グリーン
生体認証 指紋認証(画面内) 顔認証
micro SD
おサイフケータイ

※楽天モバイルから販売されているOPPO Reno A 128GBは、ストレージが128GBとなっています。

私がOPPO Reno Aをベストスマートフォンに選んだ理由

私がOPPO Reno Aを選んだ理由は大きく分けて4つあります。

OPPO Reno Aはコスパ最強

OPPO Reno Aは、SoCにSnapdragon 710、メモリ6GB、ストレージ64GB(楽天モバイル版は128GB)とハイエンドモデルに近いスペックでありながら、39,780円(税込)と税込でも4万円以下で購入できます。

また、ヤフーショッピングなどのショッピングモールのキャンペーンをうまく利用することにより格安SIMの契約なしでも約27,000円で購入することがあります。

OPPO Reno AはDSDV対応

DSDVとは「Dual SIM Dual VoLTE」の略で、1台のスマートフォンに2枚のSIMカードを入れ、両方のSIMカードで同時に待受し、通話・通信が片方ずつ可能な状態のことをいいます。

近年ではOPPOに限らず、Apple(国内版はeSIM+物理SIM)、ASUS、HUAWEI、SHARPなど多くのメーカーからDSDV対応のスマートフォンが販売されています。

スマートフォンがDSDVに対応しているとSIMカードが2枚挿せるため、持ち歩くスマートフォンを減らすことができます。

SIMカードは2枚も必要ないと思われる方もいるかもしれません。安心してください。私も以前はそのように考えていました。

しかし、異なるキャリアのSIMカードを2枚入れることで以下のメリットを得られます。

DSDVのメリット
  • 繋がりにくい、繋がらない時でも対応可能
  • 一社が通信障害を起こしても問題ない

私の実体験を一つご紹介致します。

今年は政府主導によるキャッシュレス・消費者還元事業の影響もあり、『QRコード決済』が大きく話題となる一年でもありました。

この機会にQRコード決済を使い始めた方も多くいるでしょう。普段はあまり考えることはないと思いますが、前提として、QR・バーコード決済は、通信ができる状態でなければないりません。

昨年の12月、SoftBankの大規模な通信障害がありました。ちょうど私は家族と買い物をしている最中でした。私はDSDV対応機種のOPPO R15 Proを使用していたため、問題なくPayPayが利用できましたが、家族はDSDV対応機種は使っていなかったため、PayPayでの支払いができず非常に困っていました。

このようなケースはそこまで多くある訳ではありませんが、自分自身で対策することが可能です。

一番のメリットは、電波の悪い場所で違うSIMカードに変えることができることです。わざわざSIMカードを差し替える必要がないため、非常に重宝します。

ただし、SIMカードを2枚刺すため、電池持ちが悪くなるというデメリットもあります。

OPPO Reno Aはおサイフケータイ(FeliCa)に対応

OPPO Reno Aはおサイフケータイに対応しているのも大きな特長です。

QR・バーコード決済の普及により、おサイフケータイ(FeliCa)の使用頻度は減っているかもしれません。

確かに私自身もおサイフケータイの利用する頻度は減りました。

しかし、ほぼ毎日電車やバスに乗るため、どうしてもモバイルSuicaは手放せません。

今年の10月からは、JR東日本の鉄道でSuicaを利用するとJREポイントが貯まるサービスが開始しました。還元率は、カード型Suicaが0.5%に対して、モバイルSuicaは2%と4倍もの開きがあります。そのため、モバイルSuicaが手放せない方もいるでしょう。

そして、先ほど紹介したDSDVとおサイフケータイの両方に対応しているスマートフォンとなると、今までほとんど存在しませんでした。今でも、OPPO R15 Pro(終売)、Apple iPhoneシリーズ(e-SIM+物理SIMのため理想的ではない)、11月27日に発売したばかりのAQUOS sense3(SH-M12、SIMフリー版)程度しか思い浮かびません。

さらに、スペックがそれなりに高く、安価な端末となるとOPPO Reno Aしかありません。

OPPO Reno Aはカメラもすごい

OPPO Reno Aは想像以上にカメラも凄いです。

以前使用していた、DVDV+おサイフケータイに対応したOPPO R15 Proのカメラは「カメラフォン」と謳っておきながら、イマイチでした。特に夜景はひどいです。

たまたま、湯島天神前で変わった雲を見たときに撮影した写真です。晴天の日の昼間に撮影した写真は少し暗いもののそれなりには綺麗に撮影ができます。

夜景です。後ろのライトがかなり白飛びしています。ピンボケもしているでしょうか。

亀有駅前

今回は同社のスペックの近い機種として約一年前に発売されたOPPO R15 Proを上げました。一年前の段階で、OPPOのカメラは他社と比べてそこまで良くはありませんでした

しかし、日本でOPPO Reno 10x Zoomが発売し、私のOPPOのカメラに対する見方が一気に変わりました

Reno AはReno 10x Zoomと同じくRenoシリーズとして発売されました。

Reno Aの端末代は10x Zoomの半額以下です。しかし、実際に両機種を使用してみると、価格ほどの差は感じられませんでした。もちろん、ズームを使うと差は明白です。

それでは、OPPO Reno AとReno 10x Zoomの作例を見てみましょう。

神田明神の写真です。以前、Twitterでこちらの写真を上げて反響があったため、見たことがある方も多いかもしれません。

【日中】OPPO Reno Aで撮影した写真

神田明神

【日中】OPPO Reno 10x Zoomで撮影した写真

神田明神

以前、こちらの画像をTwitterに上げて、Reno Aで撮影会した写真を当てるクイズを行いました。

しかし、回答は五分五分に分かれてしまいました。そのように考えると、一般人が2機種の写真を見分けのが困難なほどReno Aのカメラは優秀と言っても過言ではないでしょう。

続いて夜間に撮影した写真もご紹介致します。

【夜間】OPPO Reno Aで撮影した写真

OPPO Reno A
東京大学 赤門

【夜間】OPPO Reno 10x Zoomで撮影した写真

東京大学 赤門

夜間の撮影においては2機種で明白な差が出ました。

Reno Aは門も模様がボケてしまっています。右上にあるビルも再現できていません。色合いは意外にも異様な感じで出ており、味があります。

Reno 10x Zoomは、明るく、クッキリ撮れており、合格点でしょう。

このように、2機種で撮影した写真を比較してきました。

Reno Aのカメラは、価格が2倍以上のReno 10x Zoomには勝てないものの、かなり健闘していると感じました。

OPPO Reno Aのダメなところ

先日、LG G8X ThinQのイベントに参加した際、山根博士(@hkyamane)は『完璧なスマートフォンは存在しない』とおっしゃっていました。

私もその通りだと思っており、どれだけ「良い点」が「悪い点」を上回っているかでそのスマートフォンの評価が決まると考えています。

OPPO Reno Aにもダメなところ・悪い点は存在します。

一番気になる点は、OPPOのスマートフォンにColorOSが搭載されていることです。

ColorOSはOPPOがAndroid OS をカスタマイズして開発したカスタムROMです。

OPPO以外のスマートフォンを使ってきた方は、慣れるまで時間がかかるかもしれません。ColorOSは省電力に力を入れているため、使用していないアプリは自動で終了されます。そのため、GmailやLINEなどの通知が来ないという現象に見舞われてます。もちろん、設定を変更することで通知は問題なく来るようにはなりますが、設定が細かく非常にわかりにくいです。

かなり長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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明日はそき(@soki822)さんの担当です。お楽しみに!!

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