HUAWEI WATCH GT 3 ProはHUAWEI ウェアラブル製品のビジネス向けスマートウォッチ「GTシリーズ」の最上位モデルで、上質なデザイン、プレミアム素材、最強のハードウェア、ロングバッテリーが特長のスマートウォッチです。
この記事では、HUAWEI WATCH GT 3 Proを実際に使用して感じたメリット・デメリットをレビューしていきます。
今回レビューするのは、HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm クラシックモデルです。
HUAWEI WATCH GT3 Proは4機種ラインナップしています。詳細は以下の記事でご確認ください。
HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm クラシックモデルを使った感想をまとめると・・・
HUAWEI WATCH GT 3 Proはデザイン・素材・健康管理機能は完成度が高いが、サードパーティ製アプリがほとんど使えず、決済機能も利用できないのが残念である。全部入りではないため、人を選ぶスマートウォッチである。
筆者が愛用中のApple Watch Series 7 45mmと比較しながらHUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm クラシックモデルを詳しくレビューしていきます。
HUAWEI WATCH GT3 Proの特長をレビュー
HUAWEI WATCH GT3 Pro 46mm クラシックモデルの特長は以下の通りです。
- 伝統を革新するハイエンドデザイン
- 厳選されたプレミアム素材(チタン、サファイアガラス)を採用
- クラシックでビジネスにも最適で豊富な文字盤
- デュアルバンド 5種衛星測位システムを採用
- スポーツや健康に関する100種類以上のモニタリング機能を搭載
- 数は少ないがサードパーティ製アプリが利用可能
- 1週間以上のロングバッテリー、ワイヤレス充電対応
- 心拍数・血中酸素レベルモニタリング機能を搭載
- Bluetooth通話などインテリジェントなライフアシスタント機能を搭載
HUAWEI Watch GT3 Proの同梱物をレビュー
HUAWEI WATCH GT 3 Proは上下に開封するタイプの外箱を採用し、付属品は以下の通りになります。
- HUAWEI WATCH GT3 Pro 46mm クラシックモデル(本体)
- 充電用USB Type A ケーブル
- 冊子(安全に関する注意事項)
付属品は最低限といった感じです。モデルにより同梱品も異なるので注意しましょう。
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HUAWEI WATCH GT 3 Proのデザインをレビュー
HUAWEI WATCH GT 3 Proはデザインや素材にもこだわった、頑丈なスマートウォッチです。本革のレザーを採用していることから、着用感も良好です。
HUAWEI WATCH GT 3 Proの素材・デザイン
HUAWEI WATCH GT3 Pro 46mm クラシックモデルは厳選されたプレミアム素材を使用。46mmシリーズは強度に優れたシームレスなチタンのケース、傷付きにくいサファイアガラス、肌になじむセラミックのリアケースを採用。
HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mmモデルのディスプレイは1.43インチ(466×466ピクセル)のAMORED(有機EL)ディスプレイを搭載。1.9インチ(396×484ピクセル)のApple Watch Series 7 45mmと比べると意外ディスプレイは小さいです。
HUAWEI WATCH GT 3 Proの右側面には回転式の上ボタンと下ボタンが配置されています。それぞれのボタンで可能な操作・機能は以下の通りです。
操作 | 機能 |
---|---|
回転 | グリッドモード:アプリ一覧画面でアプリをズームインおよびズームアウト リストモード:アプリ一覧画面または詳細画面を上下にスワイプ |
押す | 画面をオン ホーム画面からアプリ一覧画面を開く ホーム画面に戻る Bluetoothの着信を消音にする |
長押し | 電源OFF時:電源をつける 電源ON時:再起動/電源オフ画面を開く 12秒以上長押しでウォッチの強制再起動 |
操作 | 機能 |
---|---|
押す | ワークアウトアプリを開く 設定したカスタマイズ済みのアプリを開く |
長押し | 音声アシスタントを起動(HUAWEI製スマートフォンのみ対応) |
左側面にボタン類はありません。
ベルトにはグレーレザ-を採用し、ビジネスシーンでも使いやすい落ち着いたデザインとなっています。
バンドのあまり部分を固定する「定革」「遊革」も備わっており、普通の時計さながらです。
美錠(びじょう)にはHUAWEIのロゴもさり気なく入っています。
小穴も近距離でたくさん開いているため、バンドの長さ調整も簡単です。
HUAWEI WATCH GT 3 Proのバンドは22mmタイプで、フックをスライドすれば簡単に取り外しや交換が可能です。
HUAWEI WATCH GT 3 Proの装着感
HUAWEI WATCH GT3 Pro 46mmはディスプレイはそこまで大きくないものの、ベゼルが一般的な時計のように分厚いため、どうしても大きく見えてしまいます。
しかし、円形のデザインを採用していることから、手首を曲げてもウォッチにぶつかりにくく、快適に使用できます。チタン製回転式リューズもApple Watch Series 7より手首で邪魔になりません。
文字盤は無料・有料問わず、数え切れないほど用意されているため、お好みの文字盤が見つかるはずです。
HUAWEI WATCH GT 3 Proの視認性
炎天下での視認性はイマイチ、輝度最大にしても見にくいと感じます。
夜間(真っ暗)の視認性は良好です。常時表示ディスプレイ機能を利用しているため、見やすくなっています。
HUAWEI WATCH GT 3 Proは室内(日中)での視認性も良好で、Apple Watch Series 7より見やすいと感じます。
HUAWEI WATCH GT 3 Proのペアリング方法をレビュー
HUAWEI WATCH GT 3 Proのペアリング方法を解説します。
回転式の上ボタンを長押しして電源をつけ、言語を選択します。
ペアリングを行うため、HUAWEIのアプリストア「App Gallery」またはその他アプリストアからアプリ「Huaweiヘルス」をダウンロードします。
「QRコードを使用」をタップすれば、ダウンロード先が記載のQRコードが表示され、簡単にダウンロード先に飛べます。
Androidスマートフォンを利用中の方は画像のようにペアリングを行ってください。iPhoneはもう少し簡単です。
Huaweiヘルスアプリでペアリングを行うと、ウォッチ側でペアリングの許可を求めてくるので、「✓」をタップしてペアリング完了です。
ペアリングに失敗するときは、HUAWEI WATCH GT 3 Proとスマートフォンを再起動してから再挑戦してみてください。
筆者もなかなかペアリングができず、苦労しました。
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HUAWEI WATCH GT 3 Proの健康管理に役立つ機能をレビュー
HUAWEI WATCH GT 3 Proは、健康管理のパートナーとして24時間見守ってくれます。スマートフォンなどと連携して使用するHUAWEI Healthアプリでは詳細なデータを見ることができます。
HUAWEI WATCH GT3 Proでは健康管理に役立つ機能が主に8つあります。
- TruSeen™ 5.0+ 心拍数モニタリング
- 血中酸素レベルモニタリング
- ストレスモニタリング
- 呼吸エクササイズ
- 健康に関するタスク管理 (Healthy Living)
- 睡眠モニタリング
- 体表温度測定機能
- 月経管理
HUAWEI公式の「ヘルスケア」アプリで紹介した機能がすべて使えます。
ヘルスケアのタブでは各機能の概要が確認できます。
運動のタブでは、運動のコースやAIによるプランを選択するだけで簡単にエクササイズができます。
発見のタブでは、HUAWEI WATCH GT 3 Proの使い方やカスタマーサービスのアクセス方法が記載されています。
デバイスのタブでは、WATCH GT3 Proの設定が可能で、通知・文字盤・アプリ・音楽等のカスタマイズもできます。
自分のタブでは、過去の記録やプロフィールが確認できます。
デバイスタブでは、HUAWEI Walletが表示されますが、HUAWEI WATCH GT 3 Proは日本国内で支払い機能が使えないようです。
せめて、NFC Pay(クレジットカードのタッチ決済)だけでも使えたら便利になると感じますが、HarmonyOS搭載であることを考えると厳しいかもしれません。
各機能について詳しく解説していきます。
HUAWEI TruSeen™ 5.0+ 心拍数モニタリング
HUAWEI WATCH GT 3 Proは心拍数の測定が可能です。
HUAWEI TruSeen™ 5.0+では、受光感度にかかわるフォトダイオード数が増え、AIアルゴリズムを改良することにより、心拍数モニタリングの精度がアップしました。
Apple Watch Series 7と比較しても測定に失敗していると思われる外れ値がHUAWEI WATCH GT 3 Proではかなり少なく安定して測定できている印象です。ただ、医療機器ではないため、測定値は参考程度にしましょう。
心拍数もリアルタイム測定に対応しています。電池持ちを重視する場合は「スマートモード」を選択できます。
心拍数上昇の警告や心拍数低下の警告を具体的な数値で設定することもできます。
血中酸素レベル測定
HUAWEI WATCH GT 3 Proは血中酸素濃度の測定も可能です。Apple Watch Series 7と同様、血中酸素レベルの常時測定に対応しています。
予め設定した値(75-90%)よりも低くなった場合、本体が振動し、警告を受信します。
もちろん、手動での測定も可能で、10秒ほど静止すれば測ることができます。
HUAWEI TruRelax™ ストレスモニタリング・呼吸エクササイズ
HUAWEI TruRelax™ ストレスモニタリングで1日のストレスレベルをモニタリング。ストレスが高まったときには本体に内蔵された呼吸トレーニングガイドを使って、リラックスして集中できる状態に促します。
ストレスレベルは自動測定にも対応しているため、時間帯別のストレスレベルの割合を知ることができます。ストレスがかかりやすい時間帯を知ることで、ストレスを取り除くための対策が立てやすくなるでしょう。
ストレス軽減のための簡単なアドバイスも表示されます。
健康タスク管理 (Healthy Living) 機能
ウォッチ/「HUAWEI Health」アプリ上で健康管理に関するチェックインを行い、コンプリートさせる機能です。早寝早起きや適度な運動、薬やサプリを飲むこと等、自分の生活に合った時間や目標に合わせてリマインダーを設定して健康意識を高めることができます。
健康目標として個人に最適なプランを以下の6つから選択できます。
- リラクゼーション
- 睡眠の向上
- 日常スケジュールと体重管理
- 免疫力の向上
- 血圧管理
- 自分への挑戦
筆者は「免疫力の向上」プランを試してみましたが、毎日の課題が提示され、すべて達成できるよう努力しやすい仕組みとなっています。私は以下のものが課題として提示されました。
- 起床時間(7時)
- 水分補給(1.5L)
- 呼吸エクササイズ
- アクティビティ(30分)
- 歩数(6,000歩)
- 就寝時間(23時)
HUAWEI TruSleep™ 睡眠モニタリング
HUAWEI TruSleep™ により、深い睡眠・浅い睡眠・レム睡眠・昼寝の4つの異なる睡眠状態を検出。夜間の睡眠とは別に昼寝も検知してくれるのは嬉しいですね。また、「深い睡眠」「浅い睡眠」「レム睡眠」「熟睡時間」「目が覚めた回数」「呼吸の質」の6つの睡眠課題を特定し、200種類以上の睡眠に関するアドバイスなどの情報を提供します。
ただ、HUAWEI WATCH GT 3 ProとApple Watch Series 7で測定した「深い睡眠」「浅い睡眠」「レム睡眠」「覚醒(Apple Watchのみ)」の割合を比較したところ、かなり異なる結果となりました(どちらが正確かはわかりません)。
機種 | 深い睡眠 | 浅い睡眠 | レム睡眠 | 覚醒 |
---|---|---|---|---|
HUAWEI WATCH GT 3 Pro | 31% | 48% | 21% | ー |
Apple Watch Series 7 | 42% | 24% | 29% | 5% |
HUAWEI WATCH GT 3 Proの場合、睡眠時間の検出は手動で行うことができるため、睡眠時間検出はApple Watchより正確になります。
機種 | 睡眠時間検出 |
---|---|
(実際の睡眠時間) | (23:00-6:14) |
HUAWEI WATCH GT 3 Pro | 23:00-6:14 |
Apple Watch Series 7 | 22:31-6:06 |
また、就寝時のいびきや寝言が自動で録音されるため、自身の寝言やいびきを確認することができます。
皆さんはご自身のいびきや寝言を聞いたことはありますか(笑)?
周囲の騒音レベルも自動で記録されており、睡眠の質に影響するか分析がされています。多機能すぎて言葉を失います。
体表温度測定機能
手首の体表温度測定機能を搭載。普段から自分の体表温度を把握することで、変化に気づき細かくケアすることができます。
皮膚温度は自動測定にも対応しています。
月経管理
HUAWEI WATCH GT 3 Proは生理(月経)の管理にも対応。「最近の生理日」「生理の長さ」「生理の周期」を入力することで、生理の予測を自動で行ってくれます。
生理中は経血、生理痛、性行為の有無、身体状態、気分等について簡単にメモができるため、自身の状態を自己分析しやすくなります。
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HUAWEI WATCH GT3 Proのスポーツモニタリング機能をレビュー
HUAWEI WATCH GT3 Proには100種類以上のスポーツモニタリング機能が備わっています。
スポーツモニタリング機能
HUAWEI WATCH GT 3 Proでは、ランニング(屋内・野外)、ウォーキング(屋内・野外)、サイクリング(屋内・野外)、ハイキング、トライアスロン、登山、水泳、スキー、スノーボード、縄跳びなど21種類のワークアウトモードでは詳細なスポーツモニタリングデータを採ることが可能です。カスタムワークアウトモードを合わせると、合計100種類以上のワークアウトから自分の好きなスポーツを選択できます。
また、ランニングにおいてはHUAWEI TruSportに基づき、ランニング能力指数、トレーニング負荷、回復時間、最大酸素摂取量などの詳細情報が示され、デュアルバンド5種衛星測位システムによる正確なGPSをもとにランニングルートを振り返ることができます。
さらに、GPSを用いてランニングやハイキング、登山などのルートを記録するルートバックも便利な機能です。
実際に、夜間にウォーキング(野外)を行ってみました。運動時のウォッチフェイスは画像の通りで、ウォーキングに必要不可欠な情報が大きく表示されており、運動時でも見やすくなっています。休憩するときは一時停止することもできます。
運動の記録は公式アプリ「ヘルスケア」の「運動記録」で確認できます。
チャートの項目(屋外ランニングの場合)ではリアルタイムの心拍数、ペース、ケイデンス、海抜をあとで確認できます。
ルートのタブでは実際に通った場所が地図に表示されます。プレビュー動画(標準速度、15秒の早回し)を保存することも可能です。
ペースのタブでは平均ペース、最速について簡単にまとめられています。
詳細のタブ(画像参照)では、データの概要が確認できます。
防水の利点を活かしたフリーダイビングモード
HUAWEI WATCH GT 3 Proは、IP68と5ATMの防水性能を備えたうえで、さらに200回加圧防水試験に耐え、ダイビングに関する技術標準規格EN13319に準拠して、最大水深30mのフリーダイビングをサポートしています。
フリーダイビングモードでは、潜水速度、深度、潜水時間などのデータをリアルタイムで記録・表示することができ、上達の度合を数値で確認することができます。
測定データをもとに、ダイビング時に危険な状態となったときには、警告の通知も行われます。この機能で水の事故が少しでも減れば嬉しいですね。
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HUAWEI WATCH GT3 Proの通知をレビュー
HUAWEI WATCH GT 3 Proはスマートフォンの通知を反映させることも可能です。
ヘルスケアアプリで「デバイス」⇒「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」⇒「通知」と進み、アプリごとに通知の有無設定することができます。スマートフォン使用時はウォッチに通知しないよう設定することもできます。
試しにGmailで画像の通りメッセージを送ったところ、ウォッチには画像のように送信元と件名しか表示されませんでした。残念ながら、大型ディスプレイ搭載の利点を生かせてません。
HUAWEI WATCH GT 3 ProのBluetooth通話機能やアプリ拡張性をレビュー
HUAWEI WATCH GT3 ProはBluetooth通話に対応しているため、スマートウォッチから電話に応答し、そのまま通話をすることができます。スマートフォンに届いたメッセージ(SMS)を確認することも可能です。
天気予報を見たり、手首の優秀な相棒が様々な機能を担い、情報を提供します。ウォッチに音楽をインポートすることも可能です。
ただ、HUAWEI WATCH GT 3 ProはHarmonyOS搭載のため、AndroidやiOS関連のアプリとの相性は最悪です。
HUAWEI WATCH GT 3 Proはファーウェイ独自のアプリストア「AppGallery」でダウンロード可能なサードパーティ製アプリ36種(画像参照)しか利用できません。さらに、日本語で利用できるアプリとなると6個程度しかありません。2022年9月1日時点。
Apple Watchなら様々なiOSアプリが利用可能ですし、Galaxy Watch4などWear OS搭載のスマートウォッチならAndroid向けアプリストア「Google Play」のアプリも利用できるため、HUAWEI WATCH GT 3 Proはアプリの拡張・カスタマイズ性はかなり低いと言えます。
筆者が音楽視聴で利用するAmazon Music UnlimitedもHUAWEI WATCH GT 3 Proでは音楽再生・停止に対応しておらず、音楽停止時に曲名が通知されるだけです。
HUAWEI WATCH GT3 Proで音楽の操作を希望する場合はWATCH GT3 Proに直接楽曲をインポートして利用するのが現実的です。
HUAWEI WATCH GT 3 Proのストレージ容量は約24GBの空き容量があるため、それなりの曲数は入ります。
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HUAWEI WATCH GT 3 Proのバッテリー周りをレビュー
HUAWEI WATCH GT 3 Proの電池持ち、充電速度について検証しました。
HUAWEI WATCH GT 3 Proの電池持ち
チタンを採用したHUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mmモデルでは一度の充電で最大14日間利用できるとしています。
本当にこんなにバッテリー持ちが良いのか?
と筆者は疑問に感じ、実際にテストしてみました。電池持ちが悪いと評判のApple Watch Series 7とHUAWEI WATCH GT 3 Proで電池持ちを比較しました。
画面の常時表示をONにし、バッテリー消費の激しい環境で検証しています。
ペアリングしたスマホ | Google Pixel 6 Pro |
ディスプレイの輝度 | 約60% |
自動明るさ調節 | オン |
スリープ | 自動 |
画面の点灯 | 5分 |
画面の常時表示 | オン |
- HUAWEI WATCH GT3 Proの検証環境、Apple Watch Series 7も同程度の設定でテストしています。
経過時間 | HUAWEI WATCH GT 3 Pro | Apple Watch Series 7 |
---|---|---|
開始時 | 100% | 100% |
1日 | 93% | 66% |
2日 | 80% | 33% |
2日23時間20分 | ー | 0% |
3日 | 65% | ー |
4日 | 42% | ー |
5日 | 11% | ー |
5日7時間50分 | 0% | ー |
検証の結果、一回のフル充電で、HUAWEI WATCH GT 3 Proは約127時間50分(5日7時間50分)利用でき、Apple Watch Series 7は約71時間20分(2日23時間20分)でした。
予想通りではありますが、HUAWEI WATCH GT 3 Proの電池持ちはApple Watch S7 45mmより優秀であることがわかります。
HUAWEI WATCH GT 3 Proの充電方法
HUAWEI WATCH GT3 Proの充電方法は国際標準規格のQi規格に対応したワイヤレス充電です。前モデルのHUAWEI WATCH GT2 Proと比べ、約30%も充電速度が向上しています。また、10分間の充電で丸一日利用できるとしています。
Qi規格に対応しているため、付属の充電器の他、サードパーティ製の充電器やスマートフォン等でも充電が可能です。
HUAWEI WATCH GT 3 Proは市販のQiに対応したワイヤレス充電器なら基本的には充電可能です。日本の家電メーカー「BALMUDA」から販売されている「BALMUDA Phone ワイヤレス充電器」でも問題なく充電できました。
リバースチャージ(逆充電)に対応したスマートフォン等でもHUAWEI WATCH GT 3 Proは充電できます。充電画面には「皮膚炎を防止するためにウォッチはいつも清潔にしてください。革バンドを水で洗わない」と使用時のアドバイスも表示されます。
接触不良で充電できないときは「接触が悪いです。再調整して充電してください。」と表示されるので、「充電したはずなのに充電できていない」といったことも防止できます。
HUAWEI WATCH GT 3 Proの充電速度
最大18Wの出力に対応した付属の充電クレードル付きUSBケーブルを用いて、充電速度を検証しました。
経過時間 | 電池残量 |
---|---|
0分 | 0% |
5分 | 13% |
10分 | 20% |
15分 | 27% |
20分 | 32% |
25分 | 39% |
30分 | 43% |
35分 | 48% |
40分 | 54% |
45分 | 59% |
50分 | 64% |
55分 | 68% |
60分 | 74% |
65分 | 81% |
70分 | 89% |
75分 | 94% |
80分 | 97% |
85分 | 100% |
検証の結果、HUAWEI WATCH GT 3 Proは約85分(1時間25分)でフル充電できることがわかりました。確かに、約10分の充電時間で約20%充電可能なため、丸一日は使えそうですね。
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HUAWEI WATCH GT 3 ProとApple Watch Series 7の違いを比較
HUAWEI WATCH GT3 ProとApple Watch S7でどちらを購入するか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ディスプレイ面だけでなく、側面からの画像も掲載します。
HUAWEI WATCH GT3 Proの方厚そうです。ボタンが2つ搭載されている点は共通しています。
ここまでHUAWEI WATCH GT3 Pro 46mm クラシックモデルとApple Watch Series 7 45mmを比較してきましたが、表にまとめて整理します。2機種で悩んでいる方は参考にしてください。
ハードウェア性能の近い2機種で比較しています。
画像 | 機種名・スペック |
---|---|
HUAWEI WATCH GT3 Pro 46mm クラシックモデル GPSモデル | |
Apple Watch Series 7 45mm チタニウムケースとレザーリンク GPS+Cellularモデル |
HUAWEI WATCH GT3 Pro | Apple Watch Series 7 | |
---|---|---|
価格 | 47,080円 | 126,800円 |
デザイン | 従来の時計らしい | 近未来的 |
ケース素材 | チタン | チタン |
ディスプレイ ガラス | サファイアガラス | サファイアガラス |
バンド | レザー | & スポーツ | レザー
サイズ | 46mm | 45mm |
通信 | GPS | GPS+Cellular |
心拍数測定 | 対応 | 対応 |
血中酸素濃度測定 | 対応 | 対応 |
体表温度測定 | 対応 | 非対応 |
心電図測定 | 非対応 | 対応 |
防水防塵 | IP68 | IP6X |
アプリ | 36個 | 多数 |
決済 | 非対応 | Apple Pay |
電池持ち | 約127時間50分 | 約71時間20分 |
充電方式 | 国際規格(Qi) | 独自規格 |
機種別にオススメのユーザーをまとめました。
機種 | オススメユーザー |
---|---|
HUAWEI WATCH GT3 Pro | ・価格は重要 ・ウォッチの素材にこだわる ・時計らしいデザインが好き ・電池持ち重視 ・体表温度測定機能を使いたい ・IP68の防水防塵性能が必要 ・Qi対応充電器やスマホで充電したい |
Apple Watch Series 7 | ・ セルラーモデルが必要 ・ 心電図測定機能を利用する ・ 自由にアプリを追加したい ・ ウォッチで決済がしたい |
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HUAWEI WATCH GT3 Proのレビュー|まとめ
最後にHUAWEI WATCH GT 3 Proのレビューを行って気付いたメリット・デメリットをまとめます。
- 素材にこだわっている割に安い
- 時計らしいデザイン
- 電池持ちが良い
- 心拍数・血中酸素濃度・体表温度測定に対応
- 種類が豊富な健康管理機能搭載
- 100種類以上のスポーツモニタリング機能搭載
- IP68の防水・防塵に対応
- 国際規格のQiに対応した充電器・スマホ等で充電可能
- 決済機能非搭載
- 心電図測定機能非搭載
- サードパーティ製アプリがたったの36個
- セルラー機能非搭載
- 通知領域が狭い
HUAWEI WATCH GT 3 Proはウォッチに搭載された機能(心拍数・血中酸素濃度・体表温度測定、健康管理、スポーツモニタリング)、ビルドクオリティー、デザイン、電池持ちを求めている方には間違いなくベストバイの商品です。
しかし、筆者のように決済機能やサードパーティ製アプリをウォッチで操作したい方には向かないデバイスと言えるでしょう。
HUAWEI WATCH GT 3 Proをお得に買う方法
現時点で、HUAWEI WATCH GT 3 Proは購入特典のあるHUAWEI公式サイトでの購入がオススメです。
販路 | 価格 | キャンペーン |
---|---|---|
Amazon | 実質 30,837円 ~ 29,268円 | Amazonブラックフライデーセール 下記を参照 |
HUAWEI公式サイト | 47,080円 | ◎ adidas Running & adidas Training 12ヶ月間プレミアムメンバーシップ(7,400円相当)が無料 ◎ +1円で6カ月間画面破損保証サービス(3,260円相当)かHUAWEI Scale3(4,620円)が購入可能 |
「HUAWEIのスマートウォッチ+対象のadidas商品のセット割
商品ページで配布中の2,041円引きクーポンとも併用可能です。
HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm クラシックモデル 本体価格 | 37,109円 |
クーポン | ー2,041円 |
セット割 | ー3,704円 |
ポイント還元 | ー371円 |
ブラックフライデー ポイント還元 (0.5~5.5%還元) 詳細・エントリー | ー156円 ~ ー1,725円 |
【実質価格】 | 30,837円 ~ 2,9268円 |
「どうせ対象のadidas商品が高いんでしょう?」と思った方もご安心ください。
アディダスの靴下
その他にadidasのシューズやウェアなどもセット割対象品です。
同時に発表されたその他の製品・クーポン情報はコチラ。
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