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Xiaomi 12T Pro レビュー | 悪くはないが、Pixel 7 Proに完敗

Xiaomi 12T Pro レビュー
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Q1

店頭でのサポートは必要ですか?

Xiaomi 12T Proはシャオミ(Xiaomi)が2022年12月16日に発売したハイエンドのAndroidスマートフォンです。

120Wの超急速充電「神ジューデン」で話題のスマホで、SoftBankモデル・SIMフリーモデル(公開市場モデル)が用意されています。

この記事ではXiaomi 12T Proを実際に長期間使用してみて感じたメリット・デメリットをお伝えします。

約25分でフル充電可能な最大120Wの超急速充電「神ジューデン」に対応
120Hz駆動対応で大画面の6.7インチ有機ELディスプレイ搭載
5,000mAhの大容量バッテリー搭載で、電池持ちが良好

精度の良い画面内指紋認証・顔認証
大音量のデュアルスピーカー搭載で動画視聴・音楽鑑賞が捗る
おサイフケータイ・IP53の防水防塵に対応
2億画素カメラ搭載で細部まで綺麗に撮影可能
デュアルSIM(eSIM+物理SIM)に対応
熱対策バッチリでゲームプレイも快適
付属品が豊富ですぐに使える
夜景撮影が得意

価格が11万円~と高い
望遠カメラ非搭載
画面内指紋認証センサーがかなり下部にあり使いにくい
カメラ部分のデザインがイマイチ
本体サイズがデカくて重い
ワイヤレス充電非対応
イヤホンジャック非搭載
microSDカード非対応

Xiaomi 12T ProをGoogle Pixel 7 ProやXiaomi 12S Ultra(国内未発売)と比較しながら紹介します。

目次

Xiaomi 12T Proの概要

Xiaomi 12T Proの特長やスペックをまとめました。

特徴

Xiaomi 12T Proの特長
  • たった19分でフル充電可能な「神ジューデン」に対応
  • 5,000mAhの大容量バッテリー搭載
  • 2億画素カメラ搭載で繊細かつ鮮やかな写真の撮影が可能
  • 最高峰のフラッグシップチップ「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載
  • 680億色以上の表現が可能な120Hz駆動のAMOLEDディスプレイ

スペック表

スクロールできます
デザインサイズ:約76mm×163mm×8.8mm
重 量:約205g
カラー:ブルー、ブラック
カメラ広角カメラ:約2億画素
超広角カメラ:約800万画素
マクロカメラ:約200万画素
フロントカメラ:約2000万画素
ディスプレイDolby Vision(R)、HDR10+に対応
2712 x 1220 / 約6.7インチCrystalRes有機EL (AMOLED)
リフレッシュレート最大120Hz
タッチサンプリングレート最大480Hz
CPUSnapdragon(R) 8+ Gen1 / TSMC 4nm / 最大3.2GHz
Qualcomm(R) AdrenoTM GPU
Snapdragon X65 5Gモデム-RFシステム
第7世代クアルコム(R)AIエンジン
LPDDR5 + UFS 3.1ストレージ
ROM + RAM256GB+8GB
OSMIUI13(Android12 ベース)
防水・防塵IPX3/IP5X
バッテリー
チャージ
5,000mAhバッテリー
120Wハイパーチャージ(急速充電)
オーディオデュアルスピーカー
SOUND BY Harman Kardon / Dolby Atmos(R)
接続Wi-Fi: 2.4GHz/5GHz, 802.11 a/b/g/n/ac/ax
SIM(nanoSIM/eSIM)
NFC/FeliCa対応
Bluetooth 5.2
対応バンド5G NR: n1/n3/n28/n41/n77/n78
LTE-FDD: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/28
LTE-TDD: 38/39/40/41/42
生体認証画面内指紋認証 / AI顔認証

よくある質問

Xiaomi 12T Proの購入前に気になるアレコレをまとめました。

Xiaomi 12T ProとGoogle Pixel 7 Proはどっちがいい?

迷っている方にはGoogle Pixel 7 Proをオススメします。充電速度を気にする方やゲームユーザーにはXiaomi 12T Proを勧めますが、これらに該当しない場合はGoogle Pixel 7 Proのほうが無難でしょう。

機種オススメの用途
Xiaomi 12T Pro・充電速度
・ゲーム
Google Pixel 7 Pro・カメラ
・レコーダーなどの独自機能
Xiaomi 11T ProとXiaomi 12T Proはどっちがいい?

迷っている方にはXiaomi 11T Proをオススメします。Xiaomi 12T ProはXiaomi 11T Proから確実に進化していますが、4万円の価格差ほどの性能差はないと感じます。(セール次第で状況は変わります。)

Xiaomi 12T Proにケースは付属する?

はい、透明で柔らかい素材のTPUケースが付属します。

Xiaomi 12T Proにフィルムは貼られている?

はい、ペラペラのPETフィルムが貼付済みです。

Xiaomi 12T Proの付属品をレビュー

Xiaomi 12T Proは120W対応充電器などが同封されているため、外箱は大きめです。

Xiaomi 12T Proの付属品は非常に豪華です。すぐに使うことができます。

Xiaomi 12T Proの付属品
  • USB Type-Cケーブル
  • ACアダプタ
  • 保証に関するお知らせ
  • クイックスタートガイド
  • ソフトケース
  • SIM取り出し用ピン
  • 保護フィルム

保護フィルムは既にディスプレイに貼付済みです。

Xiaomi 12T Proのサイズをレビュー

左からXiaomi 12T Pro、Pixel 7 Pro、Xiaomi 12S Ultra
Xiaomi 12T ProPixel 7 ProXiaomi 12S Ultra
重量205g212g225g
163162.9163.17
7676.674.97
厚さ8.88.99.06
サイズの単位はmm

Xiaomi 12T Proの重量は205gと他社のハイエンドスマートフォンと比べて軽量です。

Xiaomi 12T Proの横幅は76mmあるため、かなり持ちにくいと感じます。

Xiaomi 12T Proのディスプレイをレビュー

左からXiaomi 12T Pro、Pixel 7 Pro、Xiaomi 12S Ultra
Xiaomi 12T ProPixel 7 ProXiaomi 12S Ultra
画面サイズ6.7 インチ6.7インチ6.73インチ
パネル有機EL
(フラット)
有機EL
(エッジ)
有機EL
(エッジ)
解像度1.5K
(1,220×2,712)
QHD+
(1,440 x 3,120)
2K
(1,440×3,200)
リフレシュレート120Hz120Hz120Hz
最大輝度900nits1,500nits1,500nits

Xiaomi 12T Proのディスプレイは、解像度が1.5K(1,220×2,712)で、大画面な6.7インチの有機ELディスプレイを採用しています。

スクロール時の滑らかさなどに影響するリフレッシュレートは最大120Hzに対応、ヌルヌルサクサク画面が推移します。

リフレッシュレートの説明

Xiaomi 12T Proのディスプレイは687億色を表現可能な12bitカラーに対応しているため、非常に発色が良く鮮やかなディスプレイと感じます。

ディスプレイの輝度(明るさ)は900nitsで炎天下でも見えますが、ハイエンドモデルとしては残念な性能です。

強い直射日光下で使用する場合、ディスプレイが変色して見えることがあります。

競合のPixel 7 Proと比較してもXiaomi 12T Proのディスプレイ性能は解像度・輝度といった面で劣っています。

Xiaomi 12T Proのカラー・デザインをレビュー

Xiaomi 12T Proのカラーは、ブルー、ブラックの2色展開です。

SoftBankモデル、公開市場モデル(SIMフリー)とも両カラーが販売されています。

Xiaomi 12T ProXiaomi12TPro カラー
ブラックブルー
SoftBank
SIMフリー

海外で販売中のシルバーカラーがないのは残念です。

FeliCaロゴ搭載などにより日本専用パネルを採用していることが影響していると考えられます。

Google・ASUSなどを見習いFeliCaロゴを省略すれば、海外版のパネルが流用できるでしょう。

今回はブルーカラーのXiaomi 12T Proをレビューしています。

背面はマットでサラサラとした触り心地です。

角度により色合いが変化し、美しいです。

ただ、背面は指紋やホコリが付きやすいと感じます。

続いて側面のデザインを見ていきましょう。

背面から見て左側面には音量ボタン・電源ボタンがあります。

カメラの出っ張りもかなり目立ちます。

右側面にはなにもありません。

側面下部には左からスピーカー、マイク、USB-C端子、SIMスロットが搭載されています。

SIMは物理SIM1枚+eSIMの構成です。SIMカードについての詳細は後述しています。

側面上部にはスピーカー、マイク、赤外線があります。

音質に関しては最高クラスとまではいかないものの、動画鑑賞・ゲームなど日常生活では十分に使えるレベルです。

Xiaomi 12T Proのオススメのケース

今回紹介するケースは以下のような方にオススメです。

  • カメラ部分を保護するケースが欲しい
  • 付属のケースが汚れてしまい買い替えたい

今回紹介するのはAmazonで販売されている透明の柔らかい素材でできたTPUケースで、ストラップに対応しています。

カメラ部分をしっかり保護できます。

スクロールできます

側面もしっかり保護できます。

Xiaomi 12T Proの基本性能をレビュー

Xiaomi 12T ProPixel 7 ProXiaomi 12S Ultra
SoCSnapdragon 8+ Gen 1Google Tensor G2Snapdragon 8+ Gen 1
メモリ12GB12GB8GB
12GB
ストレージ128GB(※1)
256GB(※2)
128GB
256GB
256GB
512GB
microSD×
eSIM×
スロット物理SIM
eSIM
microSD
物理SIM
eSIM
SIM1
SIM2
防水・防塵防水(IPX5/IPX8)
防塵(IP6X)
IP68IP68
FeliCa×

(※1)SIMフリーモデル
(※2)ソフトバンクモデル

Xiaomi 12T Proでは、最高の処理性能と優れた電力消費効率を兼ね備えたSoC「Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載、Zenfone 9でも採用されています。

Snapdragon 8+ Gen1の性能は5段階評価で(4.8/5点)とします。

個人的にはiPhone 14 Proシリーズに搭載されているA16 Bionicがナンバーワンだと認識しています。

Xiaomi 12T Proは防水・防塵・FeliCaと全部入りのスマートフォンで、これらの機能を求めている方は選択肢の一つになるでしょう。

ただし、防水防塵性能はIP53と等級が低いため、注意が必要です。

防塵防水
等級保護の程度等級保護の程度
IP0□保護なしIP□0水の浸入に対して特には保護されていない
IP1□手の接近からの保護IP□1垂直に落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない
IP2□指の接近からの保護IP□2垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない
IP3□工具の先端からの保護IP□3垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない
IP4□ワイヤーなどからの保護IP□4いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない
IP5□粉塵からの保護IP□5いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない
IP6□完全な防塵構造IP□6いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない
IP□7規程の圧力、時間で水中に沒しても水が浸入しない
IP□8水面下での使用が可能

また、SoftBankモデル、SIMフリーモデルともに物理SIM+eSIMのデュアルSIM構成で、サブ回線や仕事用の運用にも役立ちます。

海外版の物理SIM+物理SIMから変更されてしまった点は個人的に残念です。

海外版の仕様をそのまま採用すれば、コストカットもできそうな気がします(ソフトバンクの意向かもしれません)。

ベンチマーク

スマートフォンの性能を数値化してくれるベンチマークアプリ3種類でスコアを計測し、他機種と比較しました。

スクロールできます
AnTuTuGeekbench 5PCMark
Xiaomi 12T Pro
Pixel 7 Pro
Xiaomi 12S Ultra

スコアを表にまとめると以下のようになります。基本的には数字が大きいほど性能は高いと言えます。

Xiaomi 12T ProPixel 7 ProXiaomi 12S Ultra
AnTuTu10447677893931065278
Geekbench 5
(シングル/マルチ)
1288
4181
1022
3079
1340
4245
PCMark134341192013850

他社のスマートフォンとGeekbench 5のマルチスコアを比較してみると以下の通りです。

Geekbench 5(マルチ)
iPhone 14 Pro
5523
ROG Phone 6 Pro
4399
Xiaomi 12S Ultra
4245
Xiaomi 12T Pro
4181
AQUOS R7
3438
Xperia 1 IV
3412
Pixel 7 Pro
3079

iPhone 14 Proの性能には圧倒されますね。ゲームユーザーなどは基本性能を重視する必要があるため、Pixel 7 Proでなく、Xiaomi 12T ProやROG Phone 6シリーズをオススメします。

ゲーム性能

Xiaomi 12T Proで各ゲームをプレイし、快適度を調査した結果、全てのゲームで非常に快適にプレイできることが判明しました。

ゲーム性能評価

ゲーム性能は以下の5段階で評価しています。

非常に快適快適普通不快非常に不快
スクロールできます
ゲーム名快適度詳細
原神非常に快適画質:最高
フレームレート:30
PUBGモバイル非常に快適グラフィック:UHD、ウルトラ
クオリティ:極限
ポケモンGO非常に快適
プロスピA非常に快適画質:高画質
フレームレート:60fps
遠距離のモデル:高画質

Xiaomi 12T Proのカメラ性能をレビュー

Xiaomi 12T ProPixel 7 ProXiaomi 12S Ultra
メイン2億画素5,000万画素5,000万画素
超広角800万画素1,200万画素4,800万画素
望遠4,800万画素4,800万画素
マクロ200万画素
ズーム倍率
(背面)
0.6~10倍0.5~30倍
光学5倍
0.5~120倍
光学5倍
インカメラ2,000万画素1,080万画素3,200万画素

Xiaomi 12T Proは、メインに2億画素の広角レンズ、800万画素の超広角レンズ、200万画素のマクロレンズの3眼構成となっています。

各レンズの主な役割と評価は以下の通りです。

スクロールできます
カメラ評価主な用途
広角レンズ
(2億画素)
良い等倍(1倍)、ズーム撮影時に使用するカメラ
超広角レンズ
(800万画素)
普通集合写真撮影時など広範囲を撮影する時に使用するカメラ
マクロレンズ
(マクロレンズ)
悪い花の花粉など超近距離も被写体を撮影する際に使用カメラ
評価

カメラ性能は以下の5段階で評価しています。

非常に良い良い普通悪い非常に悪い

メインの2億画素カメラは1/1.22インチの大型センサーで、OIS(光学式手振れ補正)も搭載。

f値は1.69と低く、明るく撮影することができ、夜景撮影時など光が少ない時に本領を発揮します。

また、2億画素で撮影する場合はカメラアプリで設定を変更する必要があります。

カメラアプリ⇒「もっと見る」のタブ⇒ウルトラHD⇒200MPと辿りましょう。

200MPで撮影した作例を掲載します(画像をクリックすると拡大できます)。

アップロードの際にデータ容量が圧縮されています。

元データの容量は通常モードが8.50MB、200MPモードが57.86MBとなっています。

200MPモードは細部まで綺麗に撮影できますが、すべての写真を200MPで撮影するとストレージ(128GB、256GB)がすぐにいっぱいになってしまうため、注意が必要です。

インカメラは2,000万画素の単眼構成です。

動画は8K、4K、FHD(1080p)、HD(720p)の解像度で撮影が可能です。

また、モード別の撮影可能倍率は以下の通りです。

モード
解像度
超広角カメラ
8MP
IMX355
広角カメラ
200MP OIS
HP1
マクロカメラ
2MP
GC02M1
インカメラ
20MP
IMX596
写真通常0.6~0.9倍1~10倍1~2倍1倍
夜景モード
動画8K24fps1~6倍
4K60fps
30fps
FHD60fps1倍
30fps0.6~0.9倍
HD30fps1~2倍

そんなXiaomi 12T Proのカメラ性能をPixel 7 ProやXiaomi 12S Ultraの作例と比較しながら紹介します。

タブを切り替えて機種ごとの写真をご覧ください。

Xiaomi 12T Proで花を撮影するとコントラストは高めですが、綺麗に撮影できています。

食べ物

Xiaomi 12T Proは食レポに向いているカメラといえるでしょう。大型センサー搭載の影響で奥のほうがボケてしまうのは残念です。

昼景・ズーム性能

Xiaomi 12T Proのズームは5倍程度になるとかなり粗さが目立ちますが、低倍率なら綺麗に撮影してくれます。

ただ、超広角カメラ(0.6倍の写真)で撮影すると彩度が高めに出る点は気になります。

【0.6倍】

【1倍】

【2倍】

【5倍】

【10倍】

【30倍】 Pixel 7 Proのみ

【100倍】 Xiaomi 12S Ultraのみ

夜景・ズーム性能

夜間撮影はカメラ性能が試されますが、Xiaomi 12T Proは夜間撮影に強い印象です。

フォーカスがしっかりと定まり、全体的に解像感のある写真に仕上がっています。

また、フレアやゴーストも比較的抑えられています。

【0.6倍】

【1倍】

【2倍】

【5倍】

Pixel 7 Proの写真がボケています。

【10倍】

【30倍】 Pixel 7 Proのみ

Xiaomi 12T Proのアウトカメラの良い点(メリット)・悪い点(デメリット)をまとめます。

・解像感の高い写真が撮影できる
・フォーカスがしっかり合い、正確に撮影できる
・夜間撮影に強い

・大型センサー搭載の影響で近距離の被写体がボケやすい
・望遠カメラ非搭載で遠方の撮影に向かない

Xiaomi 12T Proのバッテリー周りをレビュー

Xiaomi 12T ProPixel 7 ProXiaomi 12S Ultra
バッテリー容量5,000mAh5,000mAh4,860mAh
急速充電◯(120W)◯(23W)◯(67W)
充電時間約24分(※)約100分
ワイヤレス充電
(※)実測値

Xiaomi 12T Proのバッテリー容量は標準的な5,000mAhで、今回検証に用いているPixel 7 Proと同容量です。

充電速度

Xiaomi 12T Proは「神ジューデン」として話題の最大120Wの急速充電に対応しています。

付属の「120W Xiaomiハイパーチャージ」を用いることで、2~100%までの充電がたったの19分(最短)で行えるとのことです。

スマ男

朝寝坊した時や急用で外出する際に役立つ機能だね!

当サイトでも実際に付属の最大120W対応充電器で0%⇒100%までの充電時間を検証していました。

検証の結果、Xiaomi 12T Proは約24分で充電可能で、最大67W対応のXiaomi 12S Ultraの充電時間は約46分でした(120W対応充電器使用)。

測定ログは以下の通りです。

充電時間Xiaomi 12T ProXiaomi 12S Ultra
5分21%16%
10分46%33%
15分67%47%
20分87%59%
24分100%
25分71%
30分82%
35分90%
40分96%
45分99%
46分100%

たったの10分でXiaomi 12T Proは46%も充電できる点はやはり驚異です。

カフェなどで短時間充電したいときに活用できるでしょう。

電池持ち

先ほど性能紹介の項目で登場したベンチマークアプリ「PCMark」を用いて、Xiaomi 12T Proのバッテリー持ちテストを実施しました。

Xiaomi 12T Proのバッテリー持ち時間は6時間56分で、Xiaomi 12T Proの電池持ちは普通といえます。

PCMarkでの電池持ちテストではディスプレイの輝度最大・リフレッシュレート最大(120Hz)の状態で電池残量が100%⇒20%までの時間を測定しています。

参考までに他機種との比較データを掲載します。

バッテリー持ち(100%⇒20%)
Galaxy S22
6時間30分
Pixel 7 Pro
6時間35分
AQUOS R7
6時間56分
Xiaomi 12T Pro
7時間13分
Xiaomi 12S Ultra
7時間42分
Galaxy S22 Ultra
8時間01分
Zenfone 9
8時間21分
Nothing Phone (1)
8時間44分

Xiaomi 12T Proのバッテリー持ちは今日のハイエンドスマートフォンとしては平均的であることがわかります。

また、YouTube動画連続再生テストでもバッテリー持ちを調査しました。

YouTube動画を3時間連続で流し続け、減少した累計の電池使用率(%)を1時間ごとに集計しました。

機種\経過時間1h2h3h
Xiaomi 12T Pro6%11%16%
Xiaomi 12S Ultra7%11%17%
AQUOS R74%8%13%
iPhone 14 Pro8%15%23%
Zenfone 93%9%15%
ROG Phone 66%11%16%
ROG Phone 6 Pro6%12%17%
Xperia 5 IV9%21%34%
Xperia 1 Ⅳ11%25%43%
Pixel 7 Pro6%12%18%

YouTube動画再生テストでは、Xiaomi 12T Proの電池持ちは良いという結果が出ました。

電池持ちの良い順にグラフにまとめました。

YouTube動画 電池消費率テスト[3h]
AQUOS R7
13%
Zenfone 9
15%
Xiaomi 12T Pro
16%
ROG Phone 6
16%
Xiaomi 12S Ultra
17%
ROG Phone 6 Pro
17%
Pixel 7 Pro
18%
iPhone 14 Pro
23%
Xperia 5 IV
34%
Xperia 1 Ⅳ
43%

Xiaomi 12T Proの生体認証をレビュー

Xiaomi 12T ProPixel 7 ProXiaomi 12S Ultra
顔認証対応対応対応
指紋認証対応対応対応
認証精度を◎・〇・△・×の4段階で評価

Xiaomi 12T Proの生体認証は、顔認証・画面内指紋認証のデュアル対応です。

Xiaomi 12T Proの顔認証は広範囲での認証が可能で、認証速度も非常に優秀です。

セキュリティ面では若干不安ですが、マスク着用時も顔認証が使えます。

実際の認証速度は動画でご確認ください。

Xiaomi 12T Proの指紋認証は、認証精度・速度ともに非常に良好です。

認証の様子は動画でご確認ください。

ただ、Xiaomi 12T Proの指紋センサーはかなり下部に位置しているため、筆者のように指が短い人(※)は認証時にバランスを崩しやすいかもしれません。

  • 筆者の親指の長さは約5.8cm(付け根の関節⇒指先)です。

Xiaomi 12T Proのバンド・SIMカード対応状況をレビュー

Xiaomi 12T Proで利用可能なバンド・周波数(日本国内で利用中のバンドに限る)・対応キャリア・オススメの格安SIMをまとめました。

表の見方

S:SoftBankモデル
SIM:SIMフリーモデル(公開市場モデル、オープンマーケットモデル)

赤字で示したバンドは対応している方が好ましいです。

Xiaomi 12T ProはSoftBankモデル・SIMフリーモデルともに国内で利用可能な周波数は共通となっています。

国内未利用の「4G(FDD-LTE)Band 20」はSIMフリーモデルが対応、SoftBankモデルが対応状況不明となっています。それ以外のバンドは共通です。

Xiaomi 12T Proは比較的対応バンドが広く、au、SoftBank、楽天モバイルのキャリアやそれらの格安SIMで快適に利用できますが、ドコモで利用する場合は注意が必要です。

docomo

世代BandSIMフリー版
SoftBank版
5Gn78
n79

n257


4G1
3
19
/26
21
28
42


◯/✕


3G
Ⅵ/XIX

◯/◯
オススメの格安SIM(docomo回線)

第1位:

爆速!5分通話無料&月20GBで2,970円!

第2位:

スマホセットが激安!月550円~!

第3位:

月290円~と業界最安値級!

au

世代BandSIMフリー版
SoftBank版
5Gn3
n28
n77
n78
n257




4G1
3

11
18/26
28
42



◯/✕

オススメの格安SIM(au回線)

第1位:

爆速!店頭サポート対応で安心!

第2位:

スマホセットが激安!2GBで月850円~!

第3位:

基本料金0円!使うだけギガをチャージ!

SoftBank

世代BandSIMフリー版
SoftBank版
5Gn3
n28
n77
n257



4G1
3
8

11
28
42





3G

オススメの格安SIM(SoftBank回線)

第1位:

SoftBankと同品質!3GBで月990円!

第2位:

スマホが安い!店頭サポート対応で安心!

楽天モバイル

世代BandSIMフリー版
SoftBank版
5Gn77
n257

4G3
(18/26)

(◯/✕)
オススメの格安SIM(Rakuten回線)

第1位:

基本料金1,078円~!Rakuten Linkで通話無料!

Xiaomi 12T Proを安く買う方法

Xiaomi 12T Pro 販路

Xiaomi 12T Proの販路は以下の通りです。

モデル区分販路
SoftBank版MNOSoftBank
SIMフリー版MVNO
ECサイトAmazon
ECカレント
NTTぷらら
ソフトバンクセレクション
murauchi.com
楽天市場
楽天ブックス
エクスプライス
Xiaomi 公式サイト (Mi.com)
量販店エディオン
ケーズデンキ
上新電機
ノジマ
ビックカメラ
ヤマダ電機
ヨドバシカメラ

Xiaomi 12T Proを安くて、オトクに購入できる販路をまとめました(価格は全て税込)。

モデル
型番
ROM容量
通常価格
販路キャンペーン
SoftBank版】
A201XM

256GB
143,280円

SoftBank公式サイト
新トクするサポートで実質94,680円
5~22歳はスマホおトク割で10,080円引き

ソフトバンク正規代理店
【期間限定】実質24円
新トクするサポート適用
SIMフリー版】
22081212R

128GB
109,800円
他社乗換(MNP):79,800円
機種変更:実質88,820円(※)
新規:98,820円
(※)10,000円ギフト券進呈
他社乗換(MNP):80,395円
新規:94,695円
機種変更:97,995円
中古・未使用品の白ロムがオトク

特に、MVNO(格安SIM)経由の購入がお得です。

では他社からの乗り換えで109,800円(希望小売価格)のXiaomi 12T Proが79,800円、機種変更で実質88,820円となります。

筆者はXiaomi 12T Proをの機種変更で購入しました。

Xiaomi 12T Proのレビュー|まとめ

最後にXiaomi 12T Proのレビューを行って気づいた良い点(メリット)・悪い点(デメリット)をまとめます。

Xiaomi 12T Pro
総合評価
( 4 )
メリット
  • 約25分でフル充電可能な最大120Wの超急速充電「神ジューデン」に対応
  • 120Hz駆動対応で大画面の6.7インチ有機ELディスプレイ
  • 5,000mAhの大容量バッテリーを搭載で、電池持ちが良好
  • 精度の良い画面内指紋認証・顔認証
  • 大音量のデュアルスピーカー搭載で動画視聴・音楽鑑賞が捗る
  • おサイフケータイ・IP53の防水防塵に対応
  • 2億画素カメラ搭載で細部まで綺麗に撮影可能
  • デュアルSIM(eSIM+物理SIM)対応
  • 熱対策バッチリでゲームプレイも快適
  • 付属品が豊富ですぐに使える
  • 夜景の撮影が素晴らしい
デメリット
  • 価格が11万円~と高い
  • 望遠カメラ非搭載
  • 画面内指紋認証センサーがかなり下部にあり使いにくい
  • 本体サイズがデカくて重い
  • カメラ部分のデザインがイマイチ
  • ワイヤレス充電に非対応
  • イヤホンジャック非搭載
  • microSDカード非対応
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