この記事ではPITAKAから販売されているカーボン製のiPhone 14シリーズ用ケース「PITAKA MagEZ Case 3」をレビューします。
PITAKAは2015年11月に中国の深センに設立された企業です。「よりスマートで持続可能な方法で製品エコシステムを構築し、最高級の素材を使用および再利用することにより、私たちの生活を簡素化する。」ことを目標に、エコリビング、エコプロダクション、エコ開発に取り組み、アラミド繊維で作られたスマートフォンやタブレットなどのアクセサリーを世に送り出しています。
PITAKA MagEZ Case 3は、超極薄(0.95mm)・超軽量(約17.3g)でありながら、Magsafeにも対応したアラミド繊維のケースです。
iPhone 14 Pro用のPITAKA MagEZ Case 3を使用して感じた良い点(メリット)・悪い点(デメリット)をレビューしていきます。
PITAKA MagEZ Case 3 iPhone 14シリーズ用の特徴
PITAKA MagEZ Case 3 iPhone 14シリーズ用の特徴は以下の通りです。
- アラミド繊維製のiPhone 14シリーズ用ケース
- 約17.3gと超軽量
- 約0.95mmと超極薄
- Magsafeに対応
- ワイヤレス充電対応
iPhone 14シリーズ用のPITAKAのケースは今回紹介する「MagEZ Case 3」の他に、より保護性能を強化した「MagEZ Case Pro 3」もラインナップされています。
この2製品の違いを表にまとめました。
製品名 製品画像 | MagEZ Case 3 | MagEZ Case Pro 3 |
価格 | 7,699円 または 8,999円 | 8,999円 |
カラー | 5色 | 1色 |
MagSafe | 対応 | 対応 |
厚さ | 0.95~1.05mm | 1.6mm |
重さ | 17.3~22.3g | 31~38g |
保護性 | 通常保護 | 全面保護 |
素材 | 600Dアラミド繊維 または 1500Dアラミド繊維 | 1500Dアラミド繊維 & TPU |
対応機種 | iPhone 14 Pro Max iPhone 14 Pro iPhone 14 Plus iPhone 14 | iPhone 14 Pro Max iPhone 14 Pro iPhone 14 Plus iPhone 14 |
MagEZ Case Pro 3はMagEZ Case 3より、重さ・厚みはあるものの保護性能を重視したい方にオススメのケースです。
また、MagEZ Case 3のカラーは以下の5色展開で、モデルにより価格も異なります。
1500D 黒/グレーツイル柄 | 7,699円 |
1500D 黒/ブルーツイル柄 | 7,699円 |
600D 黒/グレーツイル柄 | 7,699円 |
600D ラプソディー | 8,999円 |
600D 序曲 | 8,999円 |
ところで、「600Dと1500Dの違いって何よ?」と思われた方もしっかり解説しますのでご安心ください。
PITAKA MagEZ Case 3は画像にあるアラミド繊維の糸を織り込んで作られており、600Dと1500Dの違いは糸の太さです。
600Dの方が1500Dより繊維が細いため、10%薄く、9%軽くなっています。 アラミド繊維は超軽量にもかかわらず、耐久性・耐衝撃性に優れています。 Dはデニールの略でアラミド糸の線密度を示しています。 デニール数が低いアラミド繊維の生地はよりソフトなため、織る難易度が上がります。
一番右のケースがより細い繊維を採用した600Dのケース、右・真ん中のケースが1500Dです。このように見比べれば、違いも一目瞭然です。
PITAKA MagEZ Case 3 iPhone 14シリーズ用のレビュー
この記事では、提供して頂いた「PITAKA MagEZ Case 3 600D ラプソディー iPhone 14 Pro用」をレビューします。実際にiPhone 14 Proに装着し、使用感もレポートします。
付属品
MagEZ Case 3は白を基調としたシンプルな紙製の箱に入っています。
背面には商品の特長などが記載されています。
MagEZ Case 3のパッケージは100%分解可能なバガス再生包装材料を採用し、環境に配慮しているようです。
付属品は至ってシンプル。ケース、ケースの着脱方法が記載されたプリント、Thank Youと書かれた封筒のみです。
封筒の中には製品カタログが入っています。他の製品もPITAKAで揃えたいといった方は確認するといいでしょう。
デザイン・重さ
PITAKA MagEZ Case 3 600D ラプソディーは、黒がベースで縦のカラフルなストライプがワンポイントに入っており、オシャレな印象を与えてくれます。
ストライプ部分を拡大してみると間隔はまばらで、印刷ではなく、アラミド糸を織り込んでいることがわかります。
MagEZ Case 3は、ボディアーマー、スーパーカー、飛行機、宇宙船、F2マシンなどにも利用される素材「アラミド繊維」を採用しており、鋼の5倍の強度を持ちながら約1/5の軽量化を実現しています。
MagEZ Case 3はアラミド繊維で織り込んだアラミドクロスを真空成型し、ケースの形にします。
その後、コーティングやエッジの処理などおよそ30ものプロセスを要します。
また、真空成型と3Dデザインによりサラサラとした手触りのある特殊な3層コーティング仕上げを行っています。
MagEZ Case 3は薄さを実現しながら、Magsafeにも対応。PITAKAの特許技術(MagSafe SlimBoard™技術)であるMagSafe対応リングマグネットとアラミド繊維の一体成型を採用。
前モデルのMagEZ Case 2から33%薄型化され、27%軽量化されています。
MagEZ Case 3の重量を実際に測ってみたところ、18.2g(公称値の17.3gより若干重い)と非常に軽量です。
それにも関わらず、磁気最強のN52SH磁石を採用するなどし、充電性能も大幅に向上させました。
MagEZ Case 3はMagSafeアクセサリーとPitaka MagSafe対応アクセサリーに対応します。
PITAKA製品では PITAKA ワイヤレス充電器 車載スマホホルダー「MagEZ Car Mount Pro」、PITAKA 4in1 ワイヤレス 充電器「MagEZ Slider+Power Dongle」、PITAKA MagSafe対応 カードケース「MagEZ Card Sleeve 3」で利用可能です。
カメラの保護には航空用の金属のカメラガードを採用しています。また、製造番号のような記号も確認できました。
装着感・使用感
続いて、MagEZ Case 3をiPhone 14 Proに装着した際の装着感・使用感をレビューします。
同梱されている説明書にも記載はありますが、MagEZ Case 3を装着する際は端末の上部から挿入します。
取り出す際はカメラ側の側面から行います。
MagEZ Case 3はiPhone 14 Proにピッタリ装着できます。
ケースの手に馴染むようなコーティングによりグリップ感も良好、iPhone 14シリーズをしっかり持つことができます。
カメラレンズよりケースが高くなっているので、机上に置くときも安心です。
MagEZ Case 3はブラック系のケースが多いため、iPhone 14シリーズ本体も濃いカラーの方が一体感が出ると感じます。
MagEZ Case 3は非常に薄いため、ディスプレイ側から見てもほとんど気になりません。まるで、ケースを付けていないようです。
側面も見ていきましょう。
背面から見て、右側面です。マナーモード切り替えボタン、音量ボタンは覆われていないため、押しやすくなっています。
左側面の電源ボタンも同様です。
側面上部にボタン等はありませんが、かなり側面が露出しています。
上部と同様に下部も大きくくり抜かれているため、充電ケーブルと干渉することはなさそうです。
ディスプレイに保護ガラスフィルムを装着していますが、こちらも干渉せずに使えています。
側面は大きく開いているため、ボタン・充電ポートのアクセスが簡単にできます。しかし、ディスプレイ側の側面の保護性能には不安があります。
保護性能重視の方は先ほど紹介したMagEZ Case Pro 3が良いでしょう。
PITAKA MagEZ Case 3 iPhone 14シリーズ用のレビュー | まとめ
最後に、PITAKA MagEZ Case 3 iPhone 14シリーズ用を実際に使用して感じた良い点(メリット)、悪い点(デメリット)をまとめます。
- アラミド繊維製で美しいデザインのiPhone 14シリーズ用ケース
- 約17.3gと超軽量
- 約0.95mmと超極薄
- Magsafeの無線充電に対応
- 価格が高い
- 側面の保護性能が低い
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