楽天モバイル（MNO）、転入手続き中のまま進まないときの対処法

楽天モバイル（ドコモ、au回線を使用しているMVNO）や他社から楽天モバイル（自社回線を使用しているMNO）に乗り換え（MNP）たのに「転入手続き中」の状態が続き、開通できないないという問題が発生しています。

この記事は、

といった問題に直面している方向けの記事です。

筆者自身も楽天モバイル（MNO）を契約後、1か月以上も「転入手続き中」の状態が続き非常に苦労したため、情報を共有できたらと考えています。

楽天モバイル（MNO）で「転入手続き中」のまま進まない原因はいくつかあります。

楽天モバイル（MNO）で「転入手続き中」が続く原因

一つずつ詳しく見ていきましょう。

楽天モバイル（MNO）で「転入手続き中」が続く問題の解決方法

転入の受付時間外に転入手続きを行った

楽天モバイル（MNO）では転入の受付時間により転入完了時間が異なります。

21時01分以降に転入手続きを行った場合は、翌日9時30分過ぎまで待ちましょう。

転入手続き後3０分が経過していない

楽天モバイル（MNO）は、転入完了まで、転入手続きの受付から10～30分程度の時間でかかります。

9:00～21:00に手続きを行った場合は、30分は待ちましょう。

21:01～翌日8:59に手続きを行った場合は、翌日に処理が追い付かない可能性の考えられるため、30分以上待ってみるのもよいかもしれません。

システムの問題でMNPに時間がかかっている

MNP予約番号の有効期限が切れている

MNP予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間しかありません。

現在、楽天モバイル（MNO）では申し込みが殺到しているため、SIMカードが届く前、もしくは、転入手続きの最中に有効期限が切れてしまうことがあります。

そのため、MNP予約番号の有効期限が切れた場合は再発行をする必要があります。

MNP予約番号の再発行の方法を解説します。

転入手続き前の場合

転入手続きを行う際、「転入を開始する」ボタンを押したが、MNP予約番号の有効期限切れによるエラーが起きた場合の対処方法です。

この場合、楽天モバイル（MNO）の「my楽天モバイル」から再発行できます。

通常は移行元でMNP予約番号を再発行しますが、楽天モバイルは異常で、移行先で再発行を行います。

筆者はこれに気付かず、MNP予約番号の再発行だけで30分以上費やしてしまったので皆さんは注意してください。

「my楽天モバイル」→[契約プラン]→[各種手続き]→[MNP番号発行]の順で即時に再発行できます。

アンケートに答えて「申し込む」ボタンを押すと、新しい「MNP予約番号」と「有効期限」が表示されるのでメモしましょう。

メモをしたら、「my楽天モバイル」の「申し込み履歴」から取得した「MNP予約番号」と「有効期限」を入力して完了です。

転入手続き中の場合

「転入を開始する」ボタンを押すときはMNP予約番号の有効期限は切れていなかったが、「転入手続き中」にMNP予約番号の有効期限が切れてしまった場合の対処法です。

この場合、「my楽天モバイル」ではMNP予約番号を再発行できません。

電話でカスタマーサポートに電話してMNP予約番号を発行しなければなりません。

また、この場合、MNP予約番号は即日発行することができず、3～4日後（最大1週間程度）にメールで予約番号が届きますが、自動で予約番号が更新されるため、「転入手続き前の場合」のように「MNP予約番号」と「有効期限」を再入力する必要はありません。（カスタマーサポートに問い合わせ済み）

【問い合わせ先】

050-5212-6913

楽天モバイル（MVNO）でスーパーホーダイ、組み合わせプランをご利用中の方は「Viber」アプリを利用すると通話料が無料になります。

30分程度待たされることもよくあるので「Viber」アプリの利用をおススメします。

端末にSIMカードを入れていない

SIMカードと一緒に同封されている「START GUIDE」ではわかりにくい記載されていますが、MNPで乗り換える場合、楽天モバイル（MNO）のSIMカードをスマートフォンに挿して通信を行わないと転入手続きが完了しないようです。（カスタマーサポートに問い合わせて確認済み）

「転入を開始する」ボタンを押したあと、楽天モバイル（MNO）のSIMカードを挿さずに今まで使用していた回線が使えなくなるのを待っていた方は、送られてきた楽天モバイル（MNO）のSIMカードをスマートフォンに挿して通信を行ってください。

楽天モバイル対応の端末を使用していない

楽天モバイル（MNO）で利用できるスマートフォンは限定されています。

必ず公式サイトで楽天回線対応のスマートフォンを利用しているか確認しましょう。

端末の設定を行っていない

APNを確認する

楽天モバイル（MNO）から販売されている端末はAPNが事前に登録されている可能性が高いですが、APNが正しく登録させているか今一度ご確認してください。

機種にもよりますが、「設定」⇒「接続」⇒「モバイルネットワーク」⇒「APN」でAPNの確認・登録が行えます。

APN名	楽天 (rakuten.jp)
APN	rakuten.jp
MCC	440
MNC	11
APNタイプ	default,supl,dun
APNプロトコル	IPv4/IPv6
APNローミングプロトコル	IPv4/IPv6
PDPタイプ	IPv4/IPv6

エリアを確認する

楽天回線（自社回線）が利用できないエリアはパートナーエリアとなり、auの回線を利用します。

パートナーエリアの方はスマートフォンの「ローミング」がONになっているか確認してください。（カスタマーサポートでの提案）

電波の悪い場所にいる場合は、窓側など電波の良い場所に移動しましょう。

筆者が問い合わせた際、筆者の住んでいる場所はパートナーエリアにも関わらず、楽天回線（自社回線）が使える場所に移動して試してくださいと意味不明な提案をされましたが、これは不要だと思います。

再起動・初期化する

端末に問題が起きている可能性もあります。

一度再起動を行いましょう。

それでも、解決しない場合は、初期化しましょう。

データはすべて消去されるため、初期化前にデータのバックパックをおススメします。

SIMカードの初期不良の可能性

ここまでのステップを行ってもアンテナピクト（アンテナマーク）が立たない場合はSIMカードの初期不良が考えられます。

サポートセンターに電話で問い合わせを行いSIMカードの再発行を依頼しましょう。

SIMカードの初期不良がかなり報告されているため、ためらわずに連絡しましょう。

Rakuten Linkを利用すれば通話料が無料です。

現在、スーパーホーダイ、組み合わせプランをご利用中の方は通話料無料な「Viber」で050-5212-6913に電話をしましょう。アナウンス開始後、短縮番号「15」を押してください。

筆者の場合は、約2週間で新しいSIMカードが届きました。

新しいSIMカード端末に挿入して通信できれば、転入手続きは終了です。

これでも、解決しない場合は再度楽天モバイルに問い合わせを行いましょう。