ワンダフルチャージ(超急速充電)対応のミッドハイ向けスマートフォン「OPPO Reno10 Pro 5G(オッポ リノテン プロ ファイブジー)」をメーカーさんからお借りできたのでレビューしていきます。
「OPPO Reno10 Pro 5G」は「ワンダフルチャージ」というコンセプトを掲げ、急速充電や大容量バッテリー、長寿命バッテリー、優れたカメラ機能、高級感あふれるデザイン、高性能ディスプレイなど、多彩な機能を提供するスマートフォンです。
OPPO Reno10 Pro 5Gの特長
OPPO Reno10 Pro 5Gの最大の特長は、約28分で100%充電できる急速充電機能です。バッテリーの長寿命化も実現し、4年間の使用でも購入時の性能を維持します。
さらに、高品質なカメラ機能と多彩なカメラモードを備え、高精細ディスプレイ、高性能プロセッサ、拡張可能なRAMなど、スマートフォンとしてのバランスの良いスペックも提供します。
また、端末保証サービス「OPPO Care」を提供し、万が一の故障に備えて安心感を提供します。
OPPO Reno10 Pro 5Gは、ユーザーの日常生活を便利で楽しいものにする多彩な機能を提供するスマートフォンです。
特長・性能・価格・セール情報・発売日・キャンペーンについては別記事でまとめていますのでご確認下さい。
OPPO Reno10 Pro 5Gのメリット・デメリット
OPPO Reno10 Pro 5Gは、大型の6.7インチ有機ディスプレイ、Snapdragon 788 5GのSoC、8GBのメモリー、128GBの内蔵ストレージ、トリプルカメラ、IP54の防水・防塵、FeliCaと全部入りでありながら、美しく、価格が手頃な点が魅力的です。
OPPO Reno10 Pro 5Gを実際に使用して気づいたメリット、デメリットは以下の通りです。
この記事ではOPPO Reno10 Pro 5Gをライバル機であるGoogle Pixel 7aと比較しながらレビューしていきます。
OPPO Reno10 Pro 5Gのサイズをレビュー
OPPO Reno10 Pro 5G | Google Pixel 7a | |
---|---|---|
重量 | 185g | 193.5g |
縦 | 163mm | 152mm |
横 | 75mm | 72.9mm |
厚さ | 7.9mm | 9.0mm |
OPPO Reno10 Pro 5Gの重量は185gで今日のスマートフォンとしては比較的軽量な部類になります、横幅は75mmとPixel 7aより長いものの、厚みが7.9mmしかないので、手が小さい方でも片手操作が可能なサイズ感です。
OPPO Reno10 Pro 5Gのディスプレイをレビュー
OPPO Reno10 Pro 5G | Google Pixel 7a | |
---|---|---|
画面サイズ | 6.7インチ | 6.1インチ |
パネル | 有機EL | 有機EL |
解像度 | FHD+ | FHD+ |
リフレシュレート | 120Hz | 90Hz |
最大輝度 | 不明 | 不明 |
OPPO Reno10 Pro 5Gのディスプレイは約6.7インチFHD+の有機ELディスプレイを採用し、最大120Hzのリフレッシュレートに対応します。
モードは最適なモードが自動される「自動」、最大120Hzとなる「高」、最大120Hzとなる「低」から選択可能です。
ハイエンド機種並の120Hzのリフレッシュレートに対応しているため、繊細で滑らかな視覚体験をもたらし、スムーズな使い心地を実現しています。
有機ELを採用しているため、視野角が広く、ディスプレイを斜めからでも問題なく見れます。
OPPO Reno10 Pro 5Gでは「画面色モード」が搭載されており、ディスプレイの彩度や色温度を自由にカスタマイズできます。
画面色モードは「ブリリアント」「ナチュラル」の他に、Pro Modeの「シネマティック」「鮮やか」が選択可能です。
バーをスライドさせれば、自由に画面の色温度を変更することもできます。
OPPO Reno10 Pro 5Gのカラー・デザインをレビュー
OPPO Reno10 Pro 5Gのカラーはグロッシーパープル・シルバーグレーの全2色で、本記事ではグロッシーパープルをお借りしてレビューしています。
両色ともにSoftBank、SIMフリー版から販売されています。
OPPO Reno10 Pro 5Gの本体側面について見て行きます。
OPPO Reno10 Pro 5Gの背面から見て、左側側面には電源ボタン・音量ボタンがあります。
カメラ部分の厚みは5円玉よりあります。
右側側面にはなにもありません。
側面下部には左からスピーカー、USB-C端子、マイク、SIMスロットが搭載されています。
側面上部にはマイクがあります。
OPPO Reno10 Pro 5Gの基本性能をレビュー
OPPO Reno10 Pro 5G | Google Pixel 7a | |
---|---|---|
SoC | Snapdragon 778 5G | Google Tensor G2 |
メモリ | 8GB (最大12GBに拡張可) | 8GB |
ストレージ | 256GB | 128GB |
microSD | 非対応 | 非対応 |
eSIM | 〇 | ○ |
スロット | SIM1 SIM2 | SIM1 |
防水・防塵 | IP54 | IP67 |
FeliCa | 〇 | 〇 |
OPPO Reno10 Pro 5GはSoCにミドルレンジクラスのSnapdragon 778 5G(性能:)を採用しています。
スマートフォンの性能を数値化できるベンチマーク3種(AnTuTu、Geekbench 5、PCMark)でスコアを計測しました。
数字が大きいほど性能が高いと言えます。
OPPO Reno10 Pro | Google Pixel 7a | |
---|---|---|
AnTuTu | 581736 | 848151 |
Geekbench 5 (シングル/マルチ) | 921 2759 | 1457 3713 |
PCMark | 8655 | 10611 |
ベンチマークの結果からも、OPPO Reno10 Pro 5Gはミドルレンジモデルとはいえ、性能はそこまで高いとはいえません。
普段使いで困る場面は多くありませんが、カメラ撮影後の処理がもたつく印象です。
また、ゲームをプレイ予定の方は購入すべきではない端末といえます。
OPPO Reno10 Pro 5Gのカメラ性能をレビュー
OPPO Reno10 Pro 5G | Google Pixel 7a | |
---|---|---|
メイン | 5,000万画素(f/1.8) | 6,400万画素(f/1.89) |
超広角 | 800万画素(f/2.2) | 1,300万画素(f/2.2) |
望遠 | 3,200万画素(f/2.0) 光学2倍 | ー |
ズーム倍率 | 0.6~20倍 | 0.5~8倍 |
インカメラ | 3,200万画素(f/2.4) | 6,400万画素万画素(f/1.89) |
OPPO Reno10 Pro 5Gのアウトカメラはメイン(広角)+超広角+望遠の3眼カメラ構成です。
特にメインカメラは一世代前のハイエンドモデルで採用されていたSONY IMX890を搭載しており、キレイな写真の撮影が可能です。
実際の作例を確認しても、ミドルレンジモデルのスマートフォンとしては上々のカメラ品質を保っている印象です。
OPPO Reno10 Pro 5G(上)、Google Pixel 7a(下)の2機種で撮り比べています。
OPPO Reno10 Pro 5Gで食べ物を撮影
近くのお団子専門店のだんごです。2機種の違いは好みの問題でしょうか?
続いて、たこ焼きの撮影です。OPPO Reno10 Pro 5Gの方が明るく、美味しそうに見えますね。
トルコ料理のケバブの写真です。
OPPO Reno10 Pro 5Gの方が明るく、美味しそうに見えますね。
一方で、ケバブサンドはGoogle Pixel 7aの方がケバブ肉の色が美味しそうです。
一方で、ミニハンバーガーもGoogle Pixel 7aの方が食べたくなるような色味ですね。
OPPO Reno10 Pro 5Gのズーム撮影
OPPO Reno10 Pro 5Gのズーム性能をみていきましょう。
OPPO Reno10 Pro 5GはGoogle Pixel 7aより全体的に彩度が高く、業界でもカメラの評判が良いPixel 7aに対抗できる品質に仕上がっていると感じます。
0.6倍
1倍
2倍
5倍
8倍
10倍・20倍
OPPO Reno10 Pro 5Gの夜間撮影
夜間も撮影してみましたが、照明のある場面ではGoogle Pixel 7aの強さが際立っています。
0.6倍
OPPO Reno10 Pro 5Gの超広角カメラは蛍光灯の撮影が苦手な印象です。
1倍
OPPO Reno10 Pro 5Gの広角カメラはさすがといったところ、超広角で苦手だった蛍光灯の撮影も難なくこなします。
クリスマスのイルミネーションです。一番奥の雪だるまは白飛びしていますが、それ以外はGoogle Pixel 7aに劣らず想像以上に優秀な印象です。
非常に暗い場所では、ナイトモードを利用することをオススメします。
(作例にあるようなシーンでは通常モードで十分です。)
また、ノッチ上部の左端に3,200万画素(f/2.4)のインカメラが搭載されています。
OPPOのカメラはほどよく盛ってくれるため、自撮り撮影にももってこいです。
OPPO Reno10 Pro 5Gのカメラの良い点(メリット)・悪い点(デメリット)をまとめます。
OPPO Reno10 Pro 5Gの電池持ちをレビュー
OPPO Reno10 Pro 5G | Google Pixel 7a | |
---|---|---|
バッテリー容量 | 4,600mAh | 4,385mAh |
急速充電 | ◎ (最大80W) | ○ (最大18W) |
急速充電対応規格 | SUPERVOOC | PD |
ワイヤレス充電 | × | ◯ |
リバース ワイヤレス充電 | × | ◯ |
OPPO Reno10 Pro 5Gの電池容量は4,600mAhとミドルレンジモデルとしては標準的な電池容量です。
先程紹介したベンチマークアプリ「PCMark」を用いた電池持ちテストを行ったところ、テストの測定結果は8時間4分でした。
OPPO Reno10 Pro 5Gの電池持ちは良いことがわかりました。
参考までに他機種のデータも掲載します。
他機種と比較してもOPPO Reno10 Pro 5Gの電池持ちはそこそこ優秀であることがわかります。
しかも、OPPO Reno10 Pro 5Gは充電速度も速くストレスはありません。
OPPO Reno10 Pro 5Gの充電速度をレビュー
OPPO Reno10 Pro 5Gは、印象的な急速充電機能である80W SUPERVOOCフラッシュチャージを搭載しています。
この機能によりわずか28分でバッテリーを2%から100%まで充電できますが、付属の専用充電器が必要です。
筆者が電池残量が0%から100%まで充電してみたところ、約29分36秒でほぼ公称値通りでした。
経過時間[分] | 電池残量[%] |
---|---|
5分 | 21% |
10分 | 43% |
15分 | 確認忘れ |
20分 | 76% |
25分 | 92% |
29分36秒 | 100% |
実際の充電の様子はTikTokの動画をご確認ください。
急速充電機能により、隙間時間を有効に活用し、バッテリー残量や充電時間に悩まされることなく、効率的に時間を使うことができます。
さらに、OPPO独自のBHE(Battery Health Engine)技術により、バッテリーの寿命を長く保つことができます。
この技術により、通常のバッテリーと比較して約2倍の4年間、購入時の使用感を維持することが可能です。
OPPO Reno10 Pro 5Gの生体認証をレビュー
OPPO Reno10 Pro 5G | Google Pixel 7a | |
---|---|---|
顔認証 | 対応 | 対応 |
指紋認証 | 対応 (画面内) | 対応 (背面) |
OPPO Reno10 Pro 5Gの生体認証は画面内指紋認証と顔認証に対応しています。
OPPO Reno10 Pro 5Gの顔認証の速度は非常に爆速でストレスはありませんが、マスク着用時はほとんど認証しません。
顔認証速度は動画でご確認下さい。
OPPO Reno10 Pro 5Gの顔認証のレビュー
— スマホマホ (@sumahomaho) November 15, 2023
満足度︰★★★★☆
速 度︰★★★★★
精 度︰★★★★☆
認証速度は爆速ですが、マスク着用時はほぼ認証しません。#OPPO #Reno10Pro5G pic.twitter.com/6xGENBFd5u
顔認証の設定も細かく行えます。
OPPO Reno10 Pro 5Gの指紋認証の速度も非常に高速で、日常使いでストレスはありません。
指紋認証の認証スピードも動画でご確認ください。
OPPO Reno10 Pro 5Gの光学式画面内指紋認証 認証速度
— スマホマホ (@sumahomaho) November 15, 2023
満足度︰★★★★☆
速 度︰★★★★★
精 度︰★★★☆☆
認証速度には不満ありませんが、指が濡れている場合や湿っている場合は認証エラーになることがあります。 pic.twitter.com/grPKdyPdSM
OPPO Reno10 Pro 5Gの指紋認証の速度は優秀で手が濡れているとき以外は基本的に問題なく認証することができます。
OPPO Reno10 Pro 5Gのバンド・SIMカード対応状況をレビュー
OPPO Reno10 Pro 5Gの対応バンド(周波数)とSIMカードの対応状況を紹介します。
OPPO Reno10 Pro 5Gで対応しているバンド(日本国内で利用中のバンドのみ)と対応キャリアを表でまとめました。
SIMフリーモデル(公開市場版、オープンマーケット版)、SoftBankモデルともに対応バンドは共通です。
docomo
世代 | Band | |
---|---|---|
5G | n78 n79 n257 | ○ × × |
4G | 1 3 19/26 21 28 42 | ○ ○ ○ × ○ ○ |
3G | Ⅰ Ⅵ/XIX | ○ ○ |
docomoの5Gでメインに使わせれているn79が非対応のため、ドコモ回線でOPPO Reno10 Pro 5Gを利用することは推奨しません。
OPPO Reno10 Pro 5Gを利用したい場合はau回線、SoftBank回線、楽天回線のいずれかに乗り換えることをオススメします。
au
世代 | Band | |
---|---|---|
5G | n3 n28 n77 n78 n257 | ○ ○ ○ ○ × |
4G | 1 3 11 18/26 28 42 | ○ ○ × ○ ○ ○ |
au回線で利用する場合は、SIMフリー・SoftBankモデルのどちらを購入しても問題ありません。
SoftBank
世代 | Band | |
---|---|---|
5G | n3 n28 n77 n257 | ○ ○ ○ × |
4G | 1 3 8 11 28 41 42 | ○ ○ ○ × ○ ○ ○ |
3G | Ⅰ Ⅷ | ○ ○ |
SoftBank回線で利用する場合は、SIMフリー・SoftBankモデルのどちらを購入しても問題ありません。
楽天モバイル
世代 | Band | |
---|---|---|
5G | n77 n257 | ○ × |
4G | 3 (18/26) | ○ ○ |
楽天回線で利用する場合は、SIMフリー・SoftBankモデルのどちらを購入しても問題ありません。
第1位:楽天モバイル
Rakuten Linkで通話無料!
OPPO Reno10 Pro 5Gを安く買う方法
OPPO Reno10 Pro 5Gを安く買う方法をまとめました。
個人的にはSoftBank正規代理店のスマホ乗り換え.comでの購入一択です。
販路 | 販売価格 | キャンペーン |
---|---|---|
MNO | ||
スマホ乗り換え.com (SoftBank正規代理店) | 実質24円 さらに 1万CB付き | 新トクするサポート適用で1~24回 1円/月 ⇒総額24円 さらに、1万円キャッシュバック付き |
SoftBank | 80,640円 | 【分割価格】 1~24回:917円/月 25~48回:2,443円/月 新トクするサポート適用で1~24回 917円/月 ⇒総額22,008円 |
公式オンラインストア | ||
OPPO公式オンラインショップ | 86,800円 | ー |
OPPO公式楽天市場店 | 86,800円 | OPPO Band 2プレゼント さらにSPU分ポイント進呈 |
OPPO公式Yahoo!ショッピング店 | 86,800円 | OPPO Band 2プレゼント さらにポイント進呈 |
MVNO(格安SIM) | ||
IIJmio | MNP:49,800円 端末単体:実質61,800円~ | 通常価格:69,800円 端末単体購入時は66,800円、機種変更なら5,000円分のe-GIFT券進呈 |
mineo | 77,800円 | |
ECサイト | ||
Amazon.co.jp | 75,909円 789pt進呈 | 3000円OFFクーポン利用 |
ECカレント ひかりTVショッピング | 販路による | ー |
量販店 | ||
エディオン ケーズデンキ 上新電機 ビックカメラグルー プ ヤマダデンキ ヨドバシカメラ | 販路による | ー |
販売価格、割引キャンペーン等の詳しい情報は以下の記事でまとめています。
OPPO Reno10 Pro 5Gのレビュー|まとめ
最後にOPPO Reno10 Pro 5Gのレビューを行って気づいたメリット(良い点)・デメリット(悪い点)をまとめました。
- 美しく輝く筐体と質感でありながらm,軽量で持ちやすい
- 4,600mAhの大容量バッテリーで電池持ち良好
- 約29分でフル充電可能な超急速充電に対応
- 広角カメラ(メインカメラ)使用時の撮影品質が良い
- IP54の防水・防塵に対応
- 画面内指紋認証・顔認証を搭載
- FeliCa(おサイフケータイ® 機能)対応
- 3.5mmのイヤホンジャック搭載
- モノラルスピーカー
- 販路が狭い
このレビューがOPPO Reno10 Pro 5G購入時の参考になれば幸いです。
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