HUAWEI WATCH Budsは中国のファーウェイが開発・販売を手掛ける、ワイヤレスイヤホンの収納が可能なスマートウォッチです。
この記事では、HUAWEI WATCH Budsを実際に使用して感じたメリット・デメリットをレビューしていきます。
HUAWEI WATCH Budsを使った感想をまとめると・・・
HUAWEI WATCH Budsはワイヤレスイヤホン内蔵型のスマートウォッチで、他人とは被りたくないという方や荷物を最小限にしたいという方にオススメの製品です。ただし、最高品質を求める方にはあまりオススメできません。
筆者が愛用中のHUAWEI WATCH GT 3 Proと比較しながら、HUAWEI WATCH Budsのレビューを行います。
HUAWEI WATCH Budsの特長をレビュー
HUAWEI WATCH Budsの特長は以下の通りです。
- イヤホンとスマートウォッチがセット
- 美しいケースボタンとリューズ
- コンパクトながら高性能なTWSイヤホン
- AIによる通話時のノイズキャンセリング機能搭載
ファーウェイは革新的技術の研究を続け、これまで蓄積してきた技術の集大成として、画期的なデザインの「HUAWEI WATCH Buds」を開発しました。
超小型の高性能の完全ワイヤレスイヤホンをスマートウォッチの中にすっぽり収納させた1台2役の変態的な製品です。
HUAWEI WATCH BudsはTWSイヤホンを内蔵したモデルながら、ウォッチのケースボタン・リューズなどのデザインにも隙がありません。
内蔵の高性能イヤホンはノイズキャンセリング機能も搭載、外出時などにサックっと使えて便利です。
HUAWEI WATCH Budsは、モノ好きの方・イヤホンを良く紛失しやすい方にオススメの製品です。
HUAWEI WATCH Budsの付属品をレビュー
HUAWEI WATCH Budsは高級感のある梱包箱を採用しています。
付属品は以下のものが入っています。
- 専用充電器(USB-A接続)
- 交換用イヤピース(S・Lサイズ、Mサイズは装着済み)
- 保証書・説明書
HUAWEI WATCH Budsのデザインをレビュー
HUAWEI WATCH Budsのデザインを見ていきましょう。
HUAWEI WATCH Budsの素材・デザイン
HUAWEI WATCH Budsはデザインや耐久性にもこだわったスマートウォッチです。
300℃で焼成した頑丈なウォッチケースに埋め込まれた3Dラウンドガラスのディスプレイはクラシックなデザインでありながら耐久性にも優れています。
ケースボタンとリューズには高級時計にも用いられる、クルードパリ加工(ピラミッドのような鋲が710個ほど細かく格子模様に並ぶ加工)が施されており、宝飾品のような精巧な造りとなっています。
HUAWEI WATCH BudsはHUAWEI WATCH GT 3 Proと横から比較してみると厚みが気になります。
Google Pixel Watchも同様の傾向がありますが、厚みのあるスマートウォッチは装着時に不快感を感じます。
左側面にボタン類はありません。
ベルトにはレザー風の素材が採用サれているため、ビジネスシーンでも使いやすい落ち着いたデザインとなっています。
ただ、HUAWEI WATCH GT 3 Proのレザーベルトよりもチープ感がありました。
HUAWEI WATCH BudsのバンドはHUAWEI WATCH GT 3 Proと共通の22mmタイプを採用、フックをスライドすれば簡単に取り外しや交換が可能です。
バンドのあまり部分を固定する定革・遊革もあり、バンドが外れにくくなっています。
HUAWEI WATCH Budsの美錠は光沢のある仕上げで、HUAWEIロゴもあります。
小穴が近距離でたくさん開いているため、バンドの長さ調整も容易です。
HUAWEI WATCH Budsの装着感
HUAWEI WATCH Budsのディスプレイサイズは47mmで、HUAWEI WATCH GT 3 Proより1mm大きくなっています。
たしかに、並べてみると、HUAWEI WATCH Budsの方が大きく感じます。
デザインはスタイリッシュでマット加工が施されたHUAWEI WATCH GT 3 Proの方がしっくりきます。
異なる画角から見ると、HUAWEI WATCH BudsとHUAWEI WATCH GT 3 Proの厚みやバンドの質感の違いもわかりやすいでしょう。
HUAWEI WATCH Budsのイヤホンをレビュー
HUAWEI WATCH Budsのイヤホンのレビューです。
結論から言うと、想像以上に高機能です。
HUAWEI WATCH Budsのイヤホンの取り出し・装着感・サイズ
HUAWEI WATCH Budsのイヤホンは、ウォッチ前面のボタン(ギザギザした部分)を押して蓋を開け、取り出します。
イヤホンは蓋の部分にマグネットで張り付いているため、取り出しが容易です。
イヤホンを戻すときは蓋に装着する、または、本体に直接しまえばOKです。
イヤホンの左右は関係ないので、余計なことを考えなくていい点は嬉しい仕様です。
イヤホンは本体に戻しても使用時は取り出しやすいよう、蓋に張り付いてくれるので非常に便利です。
もちろん、蓋に貼り付けて戻すことも可能です。
ウォッチの取り出しや戻しは迅速に行いましょう。15秒ほど蓋を開けっ放しにすると、ディスプレイ表示とバイブレーションで知らせてくれます。
HUAWEI WATCH Budsのイヤホンのサイズ・装着感
HUAWEI WATCH Budsのイヤホンはスマートウォッチ内蔵タイプのため、イヤホンのサイズは21.8mmX10.3mmX10.3mmと非常にコンパクトです。
重さもわずか4g(片側)です。
ガム(クロレッツ)とほとんど同じサイズです。
HUAWEI FreeBuds Pro 2(写真右)と比較すると、HUAWEI WATCH Budsイヤホン本体の小ささはより際立ちます。
HUAWEI WATCH Budsのイヤホンの音質・使用感
イヤホンにはアダプティブ・イヤーマッチング・テクノロジー(AEM EQ)が採用されており、左右のイヤホンは同じ形なので、左右を気にせず使うことが可能です。
ウォッチ本体でイヤホンの左右を自動で判別してくれる機能も搭載されています。
軽くてコンパクトなイヤホンにも関わらず、イヤホン内部には4つのマグネットと平面振動板ドライバーが搭載されているため、幅広い音域で高い解像度を実現しています。
音源により近く、クリアで歪みの少ない音を実現しています。
流石に、音質面でHUAWEI FreeBuds Pro 2には敵わないものの、このサイズでパワフルな音を鳴らしてくれることに驚きました。
ユーザーの耳の形や装着状態、音量を自動的に検出して、耳から入ってくる音をリアルタイムに最適化します。
EQの設定では好みの音質に変えることが可能です。
HUAWEI WATCH Budsは、イヤホン本体だけでなく、耳介や耳の前の部分に触れるだけでタッチ操作が可能です(いい意味でヤバすぎです)。
具体的には、ダブルタップで電話に出る・切る、音楽を再生する・一時停止、トリプルタップでノイズキャンセリング機能のオン・オフ、またこのような操作はアプリでもカスタマイズできます。
さらに、さらに、HUAWEI WATCH Budsのイヤホンは、ノイズキャンセリング機能搭載です。
そこまで強力ではありませんが、アクティブノイズキャンセリング機能をオンにすれば、周囲のノイズを低減し、快適なノイズキャンセリング体験を楽しめます。
外部音取り込みモードでは音楽を聴きながらも周囲の音が聞こえるため、周囲の音を把握したり、会話をすることができます。
また、AIによる通話時のノイズリダクション機能により、よりクリアな通話体験をもたらします。
HUAWEI WATCH Buds用アプリ「Huawei Health(ヘルスケア)」でもEQ設定、タッチ操作の割り当て、ノイズコントロールなどの設定が可能です。
アプリではその他に、HUAWEI WATCH Budsの電池残量の確認、文字盤の変更、健康モニタリング機能の確認などが行なえます。
また、HUAWEI WATCH Budsには骨伝導センサーとデュアルマイクおよびディープニューラルネットワークによる通話時のノイズリダクションアルゴリズムが搭載されており、周囲のノイズを抑え、あなたの声色を識別・強化してくれるため、通話がよりクリアになります。
着信時、イヤホンを片方装着するだけですぐに通話が始められます。
イヤホンが見つからないときは「イヤホンを探す」機能で、ウォッチからイヤホンを鳴らして探すことができます。
HUAWEI WATCH Budsのペアリング方法をレビュー
HUAWEI WATCH Budsのペアリング方法を解説します。
まず、HUAWEI WATCH Budsのデモ機でペアリングするにはHUAWEI WATCH Budsを初期化する必要がありました。
初期化せずにペアリングしようとすると他の端末とペアリングされている旨のエラーを吐き出します(製品版は問題ないハズです)。
HUAWEI WATCH Budsのペアリングは複雑で、スマートウォッチとイヤホンをそれぞれペアリングする必要があります。
具体的には、スマートウォッチをスマートフォンと接続し、イヤホンをスマートウォッチとスマートフォンと接続する必要があります。
まずはじめに、スマートウォッチをスマートフォンとペアリングします。
スマートフォンとのペアリング完了後、イヤホンとのペアリングに移ります。
ウォッチ前面のボタン(ギザギザした部分)を押して、ウォッチの蓋を開け、イヤホンをウォッチとスマートフォンでペアリングします。
接続が完了すれば、接続済みと表示されます。
また、私の操作方法に問題があるのか、仕様なのかは定かでありませんが、ウォッチをペアリングしたデバイス以外にイヤホンを接続しようとするとエラーになります。
そのため、複数のデバイスでイヤホンをペアリングできない可能性があります(HUAWEIジャパンに確認予定です)。
(HUAWEI WATCH Buds(イヤホン)はマルチデバイス(最大2台)対応製品です。)
HUAWEI WATCH Budsの運動と健康管理機能をレビュー
HUAWEI WATCH Budsはリアルタイムに身体の状態をモニタリングし、専門的なデータを可視化してくれます。
ワークアウトで身体を鍛える方だけでなく、健康目指している方にもオススメの機能です。
HUAWEI TruSleep™ 3.0技術を用いた睡眠モニタリングによるアドバイスで睡眠を調整することで、睡眠の質改善に生かせます。心拍数モニタリングは、予め設定した数値を超えるなど急激な変化を検出した場合、リアルタイムで通知してくれます。
HUAWEI TruSleep™ により、深い睡眠・浅い睡眠・レム睡眠・昼寝の4つの異なる睡眠状態を検出。
「深い睡眠」「浅い睡眠」「レム睡眠」「熟睡時間」「目が覚めた回数」「呼吸の質」などの睡眠課題を特定し、睡眠に関するアドバイスなどの情報を提供します。
また、血中酸素レベルの可視化により、一日中、血中酸素レベルの状態を確認できます
ストレスレベルが高くなると深呼吸、ストレス解消などを促す通知が行われ、ストレス状態も随時モニタリングしてくれます。
HUAWEI WATCH Budsには80種類以上のワークアウトモードを搭載。
HUAWEI Healthアプリと連携すれば、例えば、あなたに合ったランニングプランをカスタマイズできます。
ウォーキング、サイクリング、縄跳びなどにも対応しており、詳細なデータが取得できます。
ただ、100種類以上のワークアウトモードを搭載したHUAWEI WATCH GT3 Proと比較するとHUAWEI WATCH Budsの機能は限定的です。
HUAWEI WATCH GT3 Proで利用可能なスキー、スノーボードなどのウォータースポーツや、水深30mまで対応したダイビングモードは残念ながら非搭載です。
HUAWEI WATCH Budsのレビュー|まとめ
最後にHUAWEI WATCH GT 3 Proのレビューを行って気付いたメリット・デメリットをまとめます。
- イヤホンとスマートウォッチがセット
- 美しいケースボタンとリューズ
- コンパクトながら高性能なTWSイヤホン
- 心拍数・血中酸素濃度測定に対応
- 種類が豊富な健康管理機能搭載
- 80種類以上のスポーツモニタリング機能搭載
- AIによる通話時のノイズキャンセリング機能搭載
- 国際規格のQiに対応した充電器・スマホ等で充電可能
- ペアリングが面倒
- 厚みがあり、装着時の圧迫感がある
- 電池持ちが悪い
HUAWEI WATCH Budsをお得に買う方法
HUAWEI WATCH BudsはGREEN FUNDING(CCC(TSUTAYA)グループが運営)でのみ販売されています【終了しました】。
購入時期が早いほど安く購入できます(通常価格は71,280円)。
割引率 | 先着人数 | 価格 |
---|---|---|
20% | ー | 57,024円 |
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