イヤホン市場において、近年ますます注目を集めているのが「オープンイヤー型」や「イヤーカフ型」といった新しいスタイルのイヤホンです。
そんな中、人気オーディオブランドのSOUNDPEATS(サウンドピーツ)から登場したのが、「SOUNDPEATS UU イヤーカフ」。
本製品は、耳にかけたり、耳の穴をふさぐことなく、自然なフィット感と快適なリスニング体験を実現した次世代型のワイヤレスイヤホンです。
片耳わずか約5gという驚異的な軽さに加え、マルチポイント接続対応、最大26時間のロングバッテリーと、実用性にも優れた仕様となっています。
この記事では、そんな「SOUNDPEATS UU イヤーカフ」を実際に使ってみた感想をもとに・・・
- デザイン・装着感
- 音質や通話性能
- 操作性やバッテリー持ち
など、徹底的に実機でレビューしていきます。
さらに、同じオープンイヤー型の人気モデルである「OpenRun」「OpenFit」、さらには同ブランドの「SOUNDPEATS CCイヤーカフ」、競合となる「HUAWEI FreeClip」との比較も交えながら、どんな人におすすめなのか、じっくり解説していきます。
SOUNDPEATS UU イヤーカフが気になっている方、購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。
2SOUNDPEATS UU イヤーカフの概要と特長

「SOUNDPEATS UU イヤーカフ」は、従来のカナル型イヤホンとも、骨伝導型とも異なる新しいオープンイヤースタイルを提案するワイヤレスイヤホンです。
耳に”はさむ”だけのイヤーカフ型デザインを採用することで、耳の穴を塞がず、自然な外音を取り込みながら音楽や通話を楽しむことができます。
ここでは、SOUNDPEATS UU イヤーカフの主な特長をまとめてご紹介します。
軽量イヤーカフ型デザイン
本製品最大の魅力は、片耳わずか約5gという超軽量設計。
長時間装着しても耳が痛くなりにくく、普段イヤホンに疲れを感じやすい人にもぴったりです。
また、従来の耳にひっかけるオープンイヤー型や、耳の中に入れるカナル型とは違い、
イヤーカフ型ならではのふわっと耳を挟むだけの自然なフィット感が特徴。
ランニングや通勤などのシーンでも、圧迫感ゼロで快適に使えます。
最大26時間再生&マルチポイント対応
SOUNDPEATS UU イヤーカフは、バッテリー性能にも優れています。
本体のみで最大6.5時間、充電ケース併用で最大26時間の再生が可能。
また、10分間の急速充電で約2時間再生できるので、忙しい朝の支度中にもサクッと充電できます。
さらに、ビジネスパーソンに嬉しいのがマルチポイント接続対応。
スマートフォンとPC、スマホ2台など、2台同時にペアリングしておけば、
通話や音楽再生をシームレスに切り替えることができ、ストレスフリーな作業環境を実現します。
音漏れを抑えたオープンイヤー設計
オープンイヤー型と聞くと、「音漏れが心配」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、SOUNDPEATS UU イヤーカフは独自の音響設計により、音の広がりを保ちながらも、
外への音漏れを最小限に抑える工夫がされています。
自宅やカフェ、オフィスなど、周囲の音を聞きながらも自分だけのリスニング空間をしっかり楽しめるのは大きな魅力です。
このように、装着感・バッテリー・実用性のバランスが高いレベルで整ったSOUNDPEATS UU イヤーカフ。
次章では、いよいよ実際に使って感じたリアルなレビューをお届けしていきます!

【実機レビュー】SOUNDPEATS UU イヤーカフを使ってみた

ここからは、実際にSOUNDPEATS UU イヤーカフを使って感じたポイントを詳しくレビューしていきます。
装着感、音質、通話性能、バッテリー持ち、操作性まで、リアルな体験に基づいてお伝えします。
デザイン・装着感|SOUNDPEATS UU イヤーカフは耳に優しい

まず手に取って驚くのは、その軽さ。片耳たったの約5gというだけあって、装着していることを忘れるほどです。
イヤーカフ型のため、耳の穴に入れる必要がなく、長時間つけていても圧迫感や痛みをほとんど感じません。
また、適度なバネ圧で耳にやさしくフィットし、軽く運動してもズレにくい安定感も好印象でした。
メガネをかけている方でも干渉しにくい設計になっている点もポイントです。
音質レビュー|SOUNDPEATS UU イヤーカフの音の実力
オープンイヤー型という特性上、密閉型イヤホンのような重厚な低音こそ期待できませんが、
中高音のクリアさには驚かされます。
ボーカルや楽器の細かい音も自然に響き、日常使いに最適な音作りだと感じました。
特にポッドキャストやYouTube視聴時には、ナチュラルで耳に優しいサウンドが心地よく、長時間リスニングでも疲れにくい印象です。
なお、音漏れに関してはボリュームを控えめにすれば問題なく、公共の場でも十分配慮できるレベルでした。
通話品質・マイク性能|SOUNDPEATS UU イヤーカフのクリアな通話体験
ビジネス用途でも重要な通話品質ですが、SOUNDPEATS UU イヤーカフは非常に優秀です。
通話相手から「声がクリアに聞こえる」と好評で、周囲のノイズも比較的うまくカットされていました。
マイクの集音性も高く、リモートワークやオンライン会議で使いたい人にも安心しておすすめできるレベルです。
操作性|物理ボタン搭載で直感的なコントロール
最近はタッチ式のイヤホンも多いですが、SOUNDPEATS UU イヤーカフは物理ボタンを搭載。
これが思いのほか使いやすく、確実な操作感を求める人には大きなメリットだと感じました。
- 音量調整
- 再生・停止
- 曲送り・曲戻し
- 通話応答・終話
すべての基本操作を直感的に行えるため、慣れると非常に快適です。
誤操作もほとんどなく、特に運動中や外出先で役立ちました。
バッテリー持ち|SOUNDPEATS UU イヤーカフの長時間使用レビュー
実際の使用感として、本体単体で6時間前後の連続再生は十分に達成できました。
こまめにケースへ戻す運用なら、丸1日のリスニングにも余裕で対応できます。
また、10分充電で約2時間再生できる急速充電対応も非常に便利。
「バッテリーが切れた!」という緊急時でも、短時間の充電で安心して使い続けられるのは大きな強みです。
マルチポイント接続|SOUNDPEATS UU イヤーカフの2台同時接続は便利?
実際にスマートフォンとノートPCの2台でマルチポイント接続を試しましたが、接続の安定性は良好でした。
音楽を聴きながら、着信があれば自動でスマホに切り替わる動作もスムーズで、ストレスを感じることはありません。
マルチポイント非対応のモデルでは得られない快適さがあり、特にビジネスパーソンには強くおすすめできるポイントです。
付属品|内容物はシンプルでその分安い

SOUNDPEATS UU イヤーカフの付属品は取扱説明書とSOUNDPEATSのオリジナルケースのみです。

このように、SOUNDPEATS UU イヤーカフは単なるオープンイヤーイヤホンではなく、
使い勝手や音質、通話性能までしっかり進化した完成度の高い一台であることが分かりました。

SOUNDPEATS UU イヤーカフのメリット・デメリット

ここでは、実際に使用して感じたSOUNDPEATS UU イヤーカフの「良い点」と「気になった点」をまとめます。
購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
メリット
- 耳に負担がかからない軽量設計
片耳約5gの軽さで、長時間使用しても耳が疲れにくい。イヤーカフ型特有のフィット感も心地よい。 - 外音を自然に取り込みながらリスニング可能
オープンイヤー設計により、周囲の音を遮断せずに音楽や通話を楽しめる。ランニングや散歩時にも安心。 - 高品質な通話性能
ノイズを抑えたマイク性能で、通話相手に声がクリアに伝わる。リモートワークやオンライン会議にも最適。 - 物理ボタンで直感的に操作できる
確実なフィードバックが得られる物理ボタン式を採用。誤操作が少なく、運動中でも快適に使える。 - マルチポイント接続対応
スマートフォンとPCなど、2台同時接続に対応しており、仕事とプライベートの切り替えがスムーズ。 - コストパフォーマンスが高い
このスペックで1万円未満という価格帯は、他ブランド製品と比較しても非常にコスパが良い。
デメリット
- 遮音性はほぼない
オープンイヤー型のため、周囲の騒音が大きい場所では音がかき消されやすい。静かな環境向き。 - 音漏れには注意が必要
音量を上げすぎると、周囲に音漏れする可能性がある。特に電車や静かなカフェではボリューム調整が必須。 - 耳の形によってはフィット感に個人差がある
万人向けに設計されているが、耳の形状によってはズレやすかったり、圧迫感を感じるケースもあり得る。 - 重低音の迫力は控えめ
カナル型イヤホンに比べると低音の迫力は弱め。重厚な低音を重視するリスナーには物足りなく感じる場合も。
このように、SOUNDPEATS UU イヤーカフは、「耳へのやさしさ」「自然な外音取り込み」「通話品質」といった点で非常に優れた一方、「遮音性」「音漏れ」などオープンイヤー型ならではの注意点も持ち合わせています。
次章では、どんな人にこのイヤホンが特におすすめできるか、具体的にご紹介します。

こんな人にSOUNDPEATS UU イヤーカフはおすすめ

SOUNDPEATS UU イヤーカフは、一般的なカナル型イヤホンとは全く異なる使用感を持っています。
そのため、向き・不向きがはっきりしている製品とも言えます。
ここでは、特におすすめしたいユーザー像を具体的にまとめました。
イヤホンの圧迫感が苦手な人
カナル型や耳栓タイプのイヤホンに「耳が痛くなる」「長時間つけていられない」と感じたことがある方には、SOUNDPEATS UU イヤーカフは非常に快適です。
耳に挟むだけのイヤーカフ型デザインは、ほぼ負担を感じず、開放感たっぷりにリスニングを楽しめます。
周囲の音を聞きながら音楽を楽しみたい人
通勤・通学中の安全確保や、仕事中に呼びかけを聞き逃したくない場面では、オープンイヤー設計が強みを発揮します。
SOUNDPEATS UU イヤーカフなら、周囲の環境音を自然に取り込みつつ、BGM感覚で音楽やポッドキャストを楽しめます。
リモートワークやオンライン会議を快適にしたい人
軽さ、長時間バッテリー、高品質なマイク性能を兼ね備えた本機は、リモートワークにも非常に相性が良いです。
耳をふさがないため、1日中つけっぱなしでもストレスがたまりにくく、長時間の会議にも耐えられます。
コストパフォーマンスを重視する人
1万円未満という手ごろな価格で、マルチポイント対応や急速充電まで備えているSOUNDPEATS UU イヤーカフは、非常にコスパに優れています。
高価なオープンイヤーイヤホンには手が出しづらいけれど、気軽に試してみたいという方にもぴったりの選択肢です。
軽い運動や日常使いメインでイヤホンを探している人
ランニングやウォーキング、家事をしながらのリスニングなど、日常使いでの快適性を重視するなら間違いなくおすすめです。
密閉感がないため、外でも室内でも自然体で使えるのが大きな魅力です。
このように、SOUNDPEATS UU イヤーカフは「軽快さ」と「開放感」を重視する人に最適なイヤホンです。
逆に、遮音性や重低音の迫力を求める方には、他のカナル型イヤホンの方が合うかもしれません。
次章では、さらに具体的に他モデルとの違いを比較していきます!

SOUNDPEATS UU イヤーカフ レビュー|他モデルとの違い比較

ここでは、SOUNDPEATS UU イヤーカフと他の人気オープンイヤー型イヤホンとの違いを比較していきます。
購入時に迷いやすいポイントを整理しながら、それぞれのモデルの特徴もあわせてご紹介します。
OpenRun、OpenFitとの違いは?
OpenRunは、AfterShokz(現Shokz)が展開する骨伝導イヤホンです。
骨を通して音を伝えるため、耳の穴を完全に開放しながら音楽を楽しめる設計が特徴ですが、骨伝導特有の音質のクセが気になるという声もあります。
一方、OpenFitは、耳にかけるスタイルのオープンイヤー型イヤホンで、空気伝導により自然な音を届けます。
ただし、フック型のため装着感には好みが分かれる点と、本体がやや大きく感じる場合もあります。
SOUNDPEATS UU イヤーカフは、これらとは異なり、耳に”はさむだけ”のイヤーカフ型。
骨伝導でもイヤーフックでもなく、軽快さと自然なフィット感を両立している点が大きな違いです。
耳への負担を極限まで減らしたい人には、SOUNDPEATS UU イヤーカフのほうが快適と感じるでしょう。
SOUNDPEATS CCイヤーカフとの違いは?

同じSOUNDPEATSから登場しているCCイヤーカフと比較すると、UUイヤーカフはさらに機能性が進化しています。
CCイヤーカフは、とにかくコンパクト・超軽量を追求したモデルで、オープンイヤー入門機として人気です。
一方、UUイヤーカフは・・・
- マルチポイント接続対応
- 通話マイク性能の向上
- 音質チューニングのバランス改善
と、より日常使いに耐える「完成度重視」のモデルに仕上がっています。
コンパクトさと軽快さを最優先するならCCイヤーカフ、普段使いを快適にするバランス型を求めるならUUイヤーカフがおすすめです。
HUAWEI FreeClipとの違いは?

HUAWEI FreeClipは、ハイエンド市場向けに展開されている高価格帯オープンイヤー型イヤホンです。
- AI通話ノイズキャンセリング搭載
- 急速充電、防水防塵設計あり
など、機能性は非常に高く、特に音質と通話性能には定評があります。

ただし、価格はSOUNDPEATS UU イヤーカフの約3倍以上。
また、SOUNDPEATS UU イヤーカフは本体サイズがやや大きいものの、フィット感はHUAWEI FreeClipより良好でした。
音質はHUAWEI FreeClipの方が綺麗に音を分離できており、良好です(価格差を感じる部分)。
コストを抑えつつ、気軽にオープンイヤー体験を楽しみたいなら、SOUNDPEATS UU イヤーカフは非常に魅力的な選択肢です。
ハイスペックや高音質を最重視する場合は、FreeClipを検討するのもよいでしょう。
最後に私が日頃から使用しているHUAWEI FreeClip、SOUNDPEATS CCイヤーカフとSOUNDPEATS UU イヤーカフを比較します。
音質 | 装着感 | 価格 | |
---|---|---|---|
SOUNDPEATS UU イヤーカフ | ★★★☆☆ やや音がぼやける | ★★★★★ 付けてるのを忘れる | ★★★★★ 非常に安い |
SOUNDPEATS CCイヤーカフ | ★★★★☆ 重低音も強い | ★★★☆☆ やや耳の圧迫感あり | ★★★★☆ 安い |
HUAWEI FreeClip | ★★★★☆ 音の分離感が凄い | ★★★★☆ 非常に快適 | ★★☆☆☆ 高い |
このように、SOUNDPEATS UU イヤーカフは、「軽さ・装着感・コスパ」をバランス良く求める方に最適な一台であり、他モデルにはない独自の快適さを提供してくれる製品だといえます。

まとめ|SOUNDPEATS UU イヤーカフは耳に優しい開放型イヤホンの決定版

SOUNDPEATS UU イヤーカフは、イヤホンに求められる「快適な装着感」と「自然な音の聞こえ方」を両立した、非常に完成度の高いオープンイヤー型イヤホンです。
耳の穴をふさがず、片耳わずか約5gという超軽量設計によって、長時間装着してもストレスを感じにくい点は大きな魅力です。
音質面では、オープンイヤー型らしい自然なサウンドを楽しめるうえ、通話品質やマルチポイント接続にも対応。
ビジネスシーンから日常のリスニングまで、幅広い用途に対応できる万能型イヤーカフとなっています。
もちろん、遮音性や重低音に関しては限界があるため、静かな環境向きではありますが、「耳を圧迫しない開放感」や「周囲の音を聞きながら使える安全性」を重視する人にとっては、間違いなく最適な選択肢です。
これからオープンイヤー型イヤホンを試してみたい方にも、カナル型が合わないと感じている方にも、SOUNDPEATS UU イヤーカフは自信をもっておすすめできる一台です。
気軽に取り入れて、ストレスフリーなリスニング体験をぜひ味わってみてください。

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