この記事では、最新の高音質世界に浸れる折り畳み可能なワイヤレスヘッドホン『SOUNDPEATS Space』をレビューします。
SOUNDPEATSはイヤホン一筋14年の専門ブランドで、Amazonなど各ECサイトでコスパの良いイヤホン・ヘッドフォンを販売するメーカーとして認知されています。ぜひ、各ECサイトで製品の評価をご覧ください。
SOUNDPEATS Spaceの特長
SOUNDPEATS Space の特長をまとめました。
- 大口径40mmドライバーを採用し、低音域から高音域まで幅広く緻密な音質を再現
- 最大-35dBのハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能搭載、騒音が気になる環境でも快適に音楽を楽しめる
- 人間工学に基づいた軽量デザインや、プロテインレザーと低反発素材の組み合わせにより、心地よくフィットし、側圧も軽くて、長時間でも快適に使える
- マルチポイント対応やENC通話ノイズキャンセリング、低遅延ゲームモードなど必要な機能はしっかり搭載
- 連続再生時間が最大123時間で、移動や外出中でも安心して使用可能
- 定価が6,980円のヘッドフォン
SOUNDPEATS 専用設計の大口径40mmドライバーを採用することで、高音質とノイズキャンセリングの両立を実現しています。
低価格でありながら、楽曲の奥に眠っている繊細な音や響きを感じることができます。
イヤホン専用のアプリ「SOUNDPEATS」を導入することで、プリセットのサウンドモードの変更や音のカスタマイズが可能で、楽曲のジャンルや視聴環境にあった音を楽しむことが可能です。
SOUNDPEATS Spaceには、アクティブノイズキャンセリングを採用し、最大35dBのノイズ低減効果を実現しています。
飛行機などの騒音環境下はもちろんのこと、街中やカフェの中など人の声が多い環境でも、より静寂の中で音楽に没入できます。トランスペアレントモード(Transparency)も搭載し、上質なサウンドを維持しつつも、周囲の雑音を自然にフィルタリング、周りの状況に気を配りながらリスニングできます。
SOUNDPEATS Spaceはデザインや機能性を損なうことなく、軽量化にも取り組んでいます。
オーバーイヤー型のカップと柔らかい低反撥ウレタン素材を採用することで、柔軟性や通気性に優れています。装着感も良好で、耳への圧迫感やベタつきなどによる不快感も少なくなっています。
ヘッドホンのサイズはバンドの長さを調整することにより、利用者の頭の形に合わせて、快適なフィット感を体験することができます。
SOUNDPEATS Space は約264gと軽量なだけでなく、折りたたみ式を採用しているため、持ち運びに便利です。出張や旅行の際のお供にも最適です。
SOUNDPEATS Spaceには1000mAh大容量のバッテリーを内蔵し、省電力設計により1回のフル充電で最大123時間の連続使用が可能です。
一回の充電で音楽なら約1500曲以上聴することが可能です。仮に1日4時間使用した場合、最大1ヶ月も電池が持ちます。
また、付属の 3.5 mm オーディオ ケーブルを使用して、Bluetooth 機能を持たないデバイスとも接続が可能です。
また、基本的な性能は以下の通りです。
サイズ | 165×187×85mm |
---|---|
本体重量 | 264g |
パッケージ重量 | 565g |
バッテリー容量 | 1000mAh |
最大再生時間 | 約123時間 |
イヤホン本体充電時間 | 約2時間 |
充電ポート | Type-C |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
対応プロフル | A2DP,AVCTP,AVDTP,AVRCP,HFP,HID |
対応コーデック | AAC,SBC |
通信範囲 | 10m |
SOUNDPEATS Space のレビュー
SOUNDPEATS Spaceのレビューを項目別に行います。
梱包・付属品
白を基調としたデザインのパッケージです。
スポンジに固定された状態で収納されています。
SOUNDPEATS Spaceの付属品は以下の通りです。
- SOUNDPEATS Spaceイヤホン
- 充電ケーブル
- AUXケーブル
- アプリマニュアル
- 取扱説明書
収納ポーチが入ってると嬉しかったな・・・
ただ、ケーブル類は残念ながらチープ感が拒めません。ケーブル本体の汚れも確認できました。
デザイン
非常にシンプルなデザインでありがらな、かっこよさにも目が光ります。
カラーはブラック・イエロー・ホワイトの3色展開です。
ヘッドフォンの左右は本体の内側を見れば一目瞭然です。
トップ部分はクッション素材となっており、長時間の利用でも疲れにくいです。
バンドの長さ調整も非常に簡単です。
ヘッドフォンの左右両方とも約90度折り曲げることができるので、コンパクトにして持ち運びすることができます。
普段ワイヤレスイヤホン(TWS)を使用している筆者がワイヤレスヘッドフォンのSOUNDPEATS Spaceを新幹線に持ち込みましたが、思ったよりもかさばらないと感じました。
ボタン操作
SOUNDPEATS Spaceの操作はボタン3つで行います。
左ボタン | 右ボタン | |||
---|---|---|---|---|
ANCボタン | 電源ボタン | +ボタン | -ボタン | |
1クリック | モード切替 ANC/外音取り込み/ノーマル | 再生/停止 | 音量UP | 音量DOWN |
2クリック | ー | 音声アシスタント | ー | ー |
3クリック | ー | ゲームモード | ー | ー |
長押し | ー | 電源ON(3秒) ペアリングモード(5秒)* 電源OFF(5秒) | 曲送り(1秒) | 曲戻し(1秒) |
操作方法を覚えるまでは大変ですが、覚えてしまえば便利に感じます。
接続方法
SOUNDPEATS Spaceの接続は無線接続(Bluetooth)の他に有線接続にも対応しており、非常に利便性が良いと感じます。
無線接続を使用する場合、電源オフの状態で電源ボタンを約5秒長押しすることでペアリングすることができます。
有線接続する場合は付属のAUXケーブルとスマートフォン等のデバイスを直接接続します。
ただし、イヤホンジャック非搭載のスマートフォンは変換アダプター等を使用する必要があります(画像参照)。
音質
SOUNDPEATS専用設計の大口径40mmドライバーを採用することで高音質なサウンドを提供してくれます。
音の傾向は比較的フラットで万人受けが良い音に仕上がっていると言えます。逆に言うとあまり特徴がありません。
また、イヤホン専用のアプリ「SOUNDPEATS」を導入することで、イコライザー(EQ)などを設定することができます。
SOUNDPEATSアプリは会員登録が必要なのが少し残念ですが、入れておいて損はありません。
SOUNDPEATSアプリでは以下の設定が可能です。
- 音量調整
- イコライザー(EQ)
- モード切り替え(ANC/通常/外音取り込み)
- ゲームポイント
- マルチポイント
また、イコライザーにより自由に音をカスタマイズ可能です。
アクティブノイズイコライザーは、様々な周波数による聴力テストを行い、ユーザーに最適なイコライザーを提供してくれます。
私用のおすすめのイコライザーは画像の通りになりました。
面倒な方はプリセットのイコライザー9種類から選択することもできます。
ご自身で自由にイコライザー(EQ)をカスタマイズすることもできます。
続いてモードの紹介です。新幹線で実際に使用して検証しました。
周辺の騒音や雑音を軽減してくれるアクティブノイズキャンセリング (ANC)機能の評価は4.0です。
新幹線内の激しい騒音は比較的軽減してくれ快適に利用できますが、ヘッドフォン型である以上、ある程度は隙間から音を拾ってしまう印象です。
また、外音取り込み機能の評価は4.5です。非常にリアルに近い音量・音質で音を拾ってくれるため、ヘッドフォンを着用した状態でも周囲に配慮することができます。
新幹線を利用した日は早朝でメガネを装着していたこともあり、メガネがヘッドフォンで押されてしまい圧迫感を感じました。眼鏡利用の方は少し注意が必要です。
マルチポイントにも対応しているため、複数の端末に同時に接続することができます。
例えば、スマートフォンで音楽視聴しているときに、タブレットで動画視聴を始めるとスマホの音楽が自動で停止し、タブレットの動画が流れます。
SOUNDPEATS Space のレビュー | まとめ
最後にSOUNDPEATS Space のレビューをまとめました。欠点らしい欠点がなく、非常にオススメできる製品です。
- 40mmドライバーを採用、低音域から高音域までが高音質
- 実用的なANCと超優秀な外音取り込み機能
- コンパクトで軽量でありながら、かっこよいデザイン
- マルチポイント、ENC通話ノイズキャンセリング、低遅延ゲームモードなど
- 最大123時間の長時間ロングバッテリー
- 音質の傾向がフラットで万人受けが良い
- 定価6,980円と非常にコスパが良い(セールでもっと安い)
- 付属のケーブルが安っぽい
- 収納ポーチが付属していない
- 公式アプリの利用にはアカウント登録が必要
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