この記事では・・・
『nova lite 3+とnova lite 3の違いは何なの?』
『nova lite 3+のスペックはどれくらいなの?』
『nova lite 3+のカメラはどうなの?』
『nova lite 3+はどんな人におススメなの?』
といった疑問をお持ちの方向けの記事です。
5月29日(金)、HUAWEIからnovaシリーズの最新モデル「HUAWEI nova lite 3+」が発売しました。
「HUAWEI nova lite 3+」は2019年に発売し好評であった「HUAWEI nova lite 3」の後継機です。
「HUAWEI nova lite 3+」は、スマートフォンでの写真撮影、動画やゲームなどのエンターテイメントを満足に楽しみつつ、コストも抑えたい学生や社会人をターゲットに、充実したスペックを手ごろな価格で購入できるのが魅力のスマートフォンです。
HUAWEI nova lite 3+の開封の儀
シンプルな箱に入っています。
付属品は「ACアダプタ / USBケーブル / 保護ケース / イヤフォンマイク / クイックスタートガイド」などが入っています。
充電器やケースが付属されているのはうれしいですね。
付属の充電器は5V/2Aに対応しています。
保護ケースは柔らかい素材でできた透明のTPUケースです。
本体にはすでにフィルムが貼られています。嬉しいサービスですね。
HUAWEI nova lite 3+のディスプレイ・デザイン
ディスプレイは約6.21インチのFHD+フルビューディスプレイを搭載。
できる限りノッチ部分を小さくした「しずく型ノッチ」により、より見やすい画面で楽しむことができます。
ベゼル(縁)の幅が上下非対称で下部のベゼルが分厚いので気になるかたもいるかのしれません。
背面はシックでスタイリッシュなデザインで、2眼カメラと指紋センサーが搭載されています。
今回、筆者が購入したカラーは「オーロラブルー」です。
端末の上部はグリーン系、下部はブルー系のグラデーションになっています。
特別なNCVM+フラットスプレープロセスを採用することで、セラミックのような質感の仕上げがコンパクトかつ高級感あふれる3D湾曲ユニボディと見事に融合し、非常に快適な手触りや持ちやすさにつながっています。
ただ、背面はかなりすり傷がつ付きやすいので、ケースに入れて使用することをオススメします。
ディスプレイ面から見て右側には上から音量ボタン、電源ボタンが配置されています。
左側は何も配置されていません。
上部にはSIMカード、microSDカードが挿入可能です。
カードスロットは、2枚目のSIMカードスロットとmicroSDカードスロットが排他利用となるため、2枚カードを利用する場合は、nano SIMカード×2もしくはnano SIMカード+microSDカードの組み合わせとなります。
カードスロットはプラスチック製のため、滑りが悪く、引き出すのが大変です。
また、長いSIMピンがないと開けられないので、付属のSIMピンを持ち歩くことをオススメします。
筆者が普段持ち歩いているiPhone用のSIMピンでは開けられませんでした。
HUAWEI nova lite 3+とnova lite 3のスペックの違い
今回紹介するnova lite3+は、2019年に発売したnova lite3のマイナーチェンジモデルのため、外観・性能が一部強化されました。
nova lite3+はメモリが3GB⇒4GB、内蔵ストレージが32GB⇒128GBにスペックアップした一方、サブ(前面)カメラが1300万画素⇒800万画素にスペックダウンしました。
インカメラのスペックダウンだけが非常に残念です。
HUAWEI nove lite 3+ |
HUAWEI nove lite 3 |
|
キャリア | SIMフリー | |
発売日 | 2020年5月29日 | 2019年2月1日 |
OS | Android™ 9 / EMUI 9.1 | Android™ 9 / EMUI 9.0 |
SoC | Kirin 710 | |
サイズ | 155.36×73.55×8.2 mm | 155.2×73.4×7.95 mm |
重量 | 163g | 160g |
ディスプレイ | 6.21インチ、TFT、2340 x 1080 | |
メモリ | 4GB | 3GB |
ストレージ | 128GB | 32GB |
バッテリー | 3,400mAh | |
カメラ (背面) |
1300万画素+200万画素 | |
カメラ (前面) |
800万画素 | 1300万画素 |
カラー | オーロラブルー ミッドナイトブラック |
オーロラブルー コーラルレッド ミッドナイトブラック |
生体認証 | 指紋認証、顔認証 | |
micro SD | ○ | ○ |
FeliCa | × |
商品の詳しい情報は『HUAWEI nova lite 3+』の 製品ページをご覧ください。
HUAWEI nova lite 3+のスペック
CPUにはHUAWEI Kirin 710オクタコアCPUを搭載し、メモリが3GBから4GBに増量されたことによって複数のアプリを同時に立ち上げてもサクサク感が持続する快適な使用感を実現しています。
性能を調べるため、スマートフォンのスペック・性能を数値化してくれる測定アプリ「AnTuTuベンチマーク」で3回連続で測定を行ってみました。左から1回目、2回目、3回目の結果です。
HUAWEI nova lite 3+のAnTuTuベンチマークは約160,000点でした。
スコアから判断すると、iPhoneでいうとiPhone 6s程度の性能しかないため、ゲームなど端末に負荷がかかる処理は厳しいでしょう。
そのため、HUAWEI nova lite 3+はWebブラウジング、メール、LINE程度しかしない方にオススメできるスマートフォンです。
また、「HUAWEI nova lite 3+」は前機種の「HUAWEI nova lite 3」から、内蔵ストレージを32GBから128GBに大幅増量したので、アプリや動画、写真をたくさん保存できるようになりました。
実際にユーザーが自由に利用できるのは、115GB程度です。
「HUAWEI nova lite 3+」のカラーバリエーションはオーロラブルー、ミッドナイトブラックの2色しか用意されていないのであまり選択肢がありません。
ホワイトなど女性でも使いやすいカラーがないのは残念です。
HUAWEI nova lite 3+のバッテリー持ち
先ほど紹介したで3回連続で行った「AnTuTuベンチマーク」テストでは、電池残量が100%⇒96%でした。
通常のスマートフォンは90%程度まで減少することを考えるとHUAWEI nova lite 3+の電池持ちはかなり良いと言えます。
HUAWEI nova lite 3+の発熱のしやすさ
こちらも「AnTuTuベンチマーク」の結果を用いました。
HUAWEI nova lite 3+のテスト中の最高温度は約38.0℃で一般的なスマートフォンと同程度です。
HUAWEI nova lite 3+とnova lite 3の対応周波数の違い
nova lite 3+とnova lite3の対応周波数は基本的には同じで、5Gは非対応となっています。
nova lite 3+とnova lite3の対応周波数の違いはdocomo、au、Softbankといった主要キャリアやその回線を利用している格安SIMでは基本的には問題なく利用できますが、両機種ともFOMA SIMカード(3G通信のみのSIM)には対応していないので注意が必要です。
楽天モバイル(MNO)で使用できるかは検証が必要です。
また、両機種ともキャリアアグリゲーション、auVoLTE(*2)に対応しています。
世代 | 規格 | Band | HUAWEI nove lite 3+ |
HUAWEI nove lite 3 |
対応キャリア |
4G | FDD-LTE | 1 | ○ | docomo au Softbank | |
2 | ○ |
||||
3 | ○ | docomo Softbank
Rakuten |
|||
8 | ○ | ||||
11 | au Softbank | ||||
17 | ○ | ||||
18/26 | ○ | au Softbank | |||
19 | ○ | docomo | |||
21 | docomo | ||||
28 | docomo au Softbank | ||||
TDD-LTE
(AXGP含む) |
41 | 〇(*1) | ○ | ||
42 | docomo au Softbank | ||||
3G | W-CDMA | Ⅰ | ○ | docomo Softbank | |
Ⅴ | ○ |
||||
Ⅵ/XIX | ○ | docomo | |||
Ⅷ | ○ | Softbank |
(*1) 2545 ~ 2655 MHz対応
(*2)HUAWEI nova lite 3はソフトウェア更新が必要です。
Bandが対応している場合でも周波数が対応していない場合は利用できません。ネットワークでの利用について動作保証を行うものではありません。必ず購入される前にご自身でご確認ください。
nova lite 3+で使えるSIMカード
SIM | 通信 | 通話 | VoLTE |
au (LTE NET) |
○(*1) | ○ | ○ |
au (5G NET) |
〇(*1) | 〇 | 〇 |
UQ mobile | 〇 | 〇 | 〇 |
ビッグローブ (au回線) |
〇 | 〇 | 〇 |
ワイモバイル (n141) |
〇(*1) | 〇 | 〇 |
楽天モバイル (自社回線) |
〇 | 〇 | 〇 |
楽天モバイル (ドコモ回線) |
〇 | 〇 | 〇 |
(*1)APNの登録が必要です。
HUAWEI nova lite3+のカメラ性能
HUAWEI nova lite 3+のアウトカメラ
HUAWEI nova lite 3+のアウトカメラは約1,300万画素+約200万画素被写界深度カメラの2眼カメラが搭載されています。
AIによって補正される「AIカメラ」機能が利用できるのも特長で、AIがシーンに適したパラメーターを自動設定します。
「AIカメラ」はカメラアプリの「AI」ボタンで簡単に通常の「カメラモード」と切り替えることができます。
「AIカメラ」を用いることが色鮮やかな写真に仕上がりますが、「AIカメラ」ではズーム機能が使えないので注意が必要です。
「AIカメラ」と通常の「カメラモード」の違いは作例を用いて比較していきます。
今回は、HUAWEI nova lite 3+よりも1段階スペックの高く価格も約1万円高額なOPPO Reno Aでも撮影してみました。
作例はnova lite 3+の「AIカメラ」で撮影した写真⇒nova lite 3+の「カメラモード」で撮影した写真⇒Reno Aで撮影した写真の順で紹介します。
はじめに青空を紹介します。
nova lite 3+で撮影した写真はReno Aと比べると、全体的に暗くなっています。
また、nova lite 3+の「AIカメラ」で撮影した写真は少し不自然です。
続いてスイーツです。
nova lite 3+の写真は「AIカメラモード」と「カメラモード」ではあまり違いがありませんでした。
AIが撮影シーンを認識できないとどちらのモードを使ってもほぼ同じ写真に仕上がります。
nova lite 3+のカメラは価格なりと言えそうです。
HUAWEI nova lite 3+には、今まで紹介してきた「写真モード」以外にも、さまざまなモードが搭載されており、「ビデオ」「ポートレート」「夜景」「アパーチャ」機能に加えて下記のモードが搭載されています。
ここでは印象に残ったモードを紹介します。
「ポートレートモード」では、人を被写体にするときに背景をぼかすことができます。
人以外で、ポートレートモードは使用できません。
[st-kaiwa2]オレはロボットだからさすがに無理か(´;ω;`)[/st-kaiwa2]
設定画面の右上の顔マークから顔色を変更することもできます。
「コマ抜きモード」では早送りのようなビデオを撮影できます。
雲やゆっくり動く昆虫で試すと良さそうです。
HUAWEI nova lite 3+のインカメラ
HUAWEI nova lite 3+のインカメラは約800万画素で、インカメラでも「AIカメラ」が利用できます。
インカメラでは、アウトカメラで利用できる「夜景モード」、「アパーチャ機能」、「ズーム機能」が利用できないので注意が必要です。
HUAWEI nova lite 3+の項目別評価
HUAWEI nova lite 3+はエントリーモデルで性能が低いので、あまり使わない方向けです。
デザイン | 4.5 |
携帯性 | 4.5 |
レスポンス | 2.0 |
ディスプレイ | 3.0 |
バッテリー | 5.0 |
カメラ | 2.0 |
生体認証 | 4.5 |
音質 | 3.5 |
発熱のしにくさ | 4.0 |
総合 | 3.5 |
※評価は0.5刻みで5.0点満点です。
HUAWEI nova lite3+の特徴
nova lite3+のメリット・良い点
- デザイン
- バッテリー持ち
nova lite3+のデメリット・悪い点
- nova lite3からあまり進化していない
- 接続端子がいまだにmicro USB
- カメラの画質がイマイチ
HUAWEI nova lite 3+をオススメできる人
HUAWEI nova lite 3+をオススメできるのはこんな方です。
- はじめてスマートフォンを購入する方
- 使用用途がWebブラウジング、動画視聴、メール、LINE程度でゲームをしない方
- とにかくコストを抑えたい方
HUAWEI nova lite 3+をオススメできない人
HUAWEI nova lite 3+をオススメできないのはこんな方です。
- ゲームをする方
- カメラ性能を求める方
- 急速充電機能を求める方
- おサイフケータイを求める方
HUAWEI nova lite 3+の取り扱い店舗・販売価格
ファーウェイ 楽天市場店、ファーウェイ PayPayモール店ほか、下記のMVNO、家電量販店、ECサイトなどで販売されます。
HUAWEI公式ストア
店舗名 | 販売価格 | ポイント還元率 | |
楽天市場店 | 単体 | 27,280円 | 6%~ |
Band 4付き | 28,402円 | 6%~ | |
PayPayモール店 | 単体 | 27,280円 | 6%~ |
Band 4付き | 28,402円 | 6%~ |
MVNO
IIJmio | イオンモバイル | エキサイトモバイル | QT mobile |
NifMo | Fiimo | LINEモバイル |
家電量販店
販売店 | 価格 | ポイント |
エディオン | 27,280円 | 1% |
ケーズデンキ | ー | ー |
上新電機 | 26,800円 | 1% |
ノジマ | ー | ー |
ビックカメラ | 27,280円 | 10% |
ヤマダ電機 | ー | ー |
ヨドバシカメラ | 27,280円 | 10% |
ECサイト
販売店 | 価格 | ポイント | |
---|---|---|---|
Amazon | 単体 | 24,800円 | 1% |
Band 4付き | 27,300円 | ー | |
e-TREND | |||
ムラウチドットコム | 27,280円 | 5% |
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